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大人の島留学日記#49 「命の恩人」

お久しぶりです。島でパンやお菓子を作っている山口です。今回は仕事の話から少し離れ、島での私生活で直面した問題について書きたいと思います。

元々自然が大好きで来た私にとってこの島での生活は本当に理想の環境です。しかし、一つだけ大きな問題がありました。

それは食料の調達です。

海士町にはコンビニやスーパーなどが無いので食料や日用品はいくつかの商店かネットで揃える事になります。日用品はまとめてネットで安く買うことができますが、食料となるとそうはいきません。

つい最近まで救援物資と呼んでいた親からの仕送りでなんとか繋いで来ましたが、ついにその物資が底をつき、自分で命を繋ぐ時がやって来ました。

しかし、仕事をしているとコレがなかなか上手くいきません。仕事終わりには商店が閉まっているし、休みの日にまとめ買いしても傷んでしまい、食品ロスが出てしまいます。

今まで当たり前に食料が家にあって、何も考えずに好きなものを好きなだけ食べれていたのは凄く幸せだったんだと身に沁みて感じました。

日々、余ったパンを食べて空腹を凌いでいましたが、体からもっとバランスよく栄養を摂ってくれと信号が出る様になりました。

もう限界だと思ったそんな時、命の恩人は現れたのです。

会社の先輩に相談していたところ、パンを教えていただいている師匠から『野菜ならうちの畑のを食べればいいよ』と野菜を食べきれない程の量を頂きました。一度だけでなく何度も。

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おかげ様でバランス良い食事ができる様になり、心なしか疲れにくくなった気がします。

島には街にある便利なものはありませんが、人との深い繋がりがあります。その繋がりを大切にして、お互いが助け合う事で足りないものを補い、生活するのがこの島での生き方なんだなと感じました。

まだ自分は施しを受けるだけで何も返せていないですが(笑)

いずれは何らかの形で島の人達に貢献したいなと思う山口でした。最後まで読んで頂きありがとうございます。また次回もお楽しみに。




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