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大人の島留学日記#36 「冬ダイヤ」

こんにちは、ロドです。

当たり前ですが、冬が来ました。今年はがっつり雪も降りますし(寒いけど、少し嬉しい…!)、コロナウイルスの感染拡大でいつもとは違う冬のようです。

隠岐に来て、島ならではの冬だなぁと思うことがあります。

それはフェリーのダイヤが変わることで感じます。

冬になると、隠岐汽船は通常の3便体制から2便へと減便します。フェリーの乗船時間も、便によっては5時間近く乗らないといけなくなり、本土と隠岐の移動が冬の時期はかなり不便になるのです。

隠岐と本土の心の距離を感じるこの冬の時期。荒れ狂う日本海の孤島に私はいるのだ…!と悲観しながらも、強く生きねば!という前向きな気持ちになる不思議な季節です。

そしてフェリーが通常ダイヤに戻る頃、聴き慣れた汽笛が、いつもの時間に聴こえると、春が近づいてきたなと心踊るのです。

船でしかどこにも外へ行けない、この島ならではの冬の感覚があるなと、寒い季節風吹きつけ、ガタガタと窓の揺れる音がする自宅で、ふと思うのでした。

あー寒い

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