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島体験日記#9 「非日常」から「日常」へ

「非日常」は人それぞれである。

都会に住む人は、「農村での暮らし」に魅力を感じ、地方の人は「都会の暮らし」に憧れを抱く。いわば、「無いものねだり」である。

僕にとって、海士町での暮らしは全てが「非日常」だった。

コンビニもない、自動販売機も近くにない、格安ファミレスも存在しない。

しかし、この島の人は、何も不便そうに感じさせない。

逆に充実した生活を送っている。

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では、何が違うのか?

この町が好きなのか。住民が暖かいのか。この町を盛り上げたいのか。

おそらく、どれも正解だろう。

そして、模範解答などというものは存在しないのだろう。

これからも、町は姿を変え、住む人も変わっていく。

しかし、この充実した生活感は無くならないで欲しいと、
まだ、島に来て1ヶ月の若輩者が感じている。

3ヶ月後、今の生活が「非日常」のままなのか。「日常」になるのか。

今から、行先が楽しみである。

島体験生 長野 創


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