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大人の島留学日記#15 「新しいことへの挑戦」

初めまして、私は他の島留学生とは少し違って島で滞在する期限を決めず、あわよくば永住するつもりで来ました。

海士町を知るきっかけになったのはある求人サイトです。

当時、自然との距離が近い環境で暮らし、自分の手で何かを生み出す仕事をしたいと考えて就職活動をしていました。

そんな中見つけたのが島で唯一のパン屋を事業継承して未来に今の当たり前を繋いでいく仕事です。

これだ!と感じて応募してからはあれよあれよと事は進み、二週間後にはもうこの島に来ていました。

パンについての知識はゼロからのスタート。日々新しいことを学んでは忘れて、失敗の繰り返しで目の前の作業に食らいついていくのが精一杯でした。

そんな時に支えになってくれたのが、島留学生のみんなでした。

『このパンが美味しかったよ』、『パンくん(私のあだ名)が作ったパンを買ったよ』

自分が製造に関わったパンを知人が買って食べる。その感想が直に伝わって来る。

人口約2300人の島という環境でパンを届けることの楽しさを感じると共に、いい加減なパンを届けるわけにはいかないという責任感を強く感じる瞬間でもあります。

気づけばもう三ヶ月の時が過ぎています。

自分の知らない事に挑戦することは凄くエネルギーを消費しますが、とても楽しく感じています。

まだまだパン作りのイロハのイも身についていない私ですが、この島だからこそ届けらるパンは何かを常に考えながら日々精進していきたいと思います。


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