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大人の島留学日記#2 「オレ、ヨソモノ」


「どうも、ヨソモノの大江麦です。」


海士町に訪れていろいろな噂を聞く。噂を聞く中で明屋海岸は綺麗な   観光スポットなのだと自分自身は思い込んでいた。(もちろん綺麗なのよ)

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海岸にはゴミがヒョロヒョロ

「うわぁ汚いなぁ...」

とは思わなかった。

なんだか可愛いものばかり

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ハングル文字が印刷された真っ黄色のバンジュウ

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ハングル文字が印刷されたオレンジ色のブイ


「そうだ。隠岐島って朝鮮半島に意外に近いんだ。」


つい2ヶ月前まで横浜で生活していたころ、江ノ島によく行っていた。

その海岸で、よく見るゴミはただの汚いゴミが多かった。

地元民のポイ捨てのゴミ。観光客のポイ捨てのゴミ。

江ノ島は太平洋側なので、滅多に海外からの漂流物は見受けられない。

しかしこの海士町では「汚い!最悪!」という気持ちより

「うわぁ波に揺られて、遥々海外からモノが行き着いたんだな〜」と思うし

「おおぉ...すげぇ...世界...ロマン感じるわぁ...」

という気持ちになんとなく浸ることができた。

(地元住民はどう受け取っているかは分からないが。)

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海士町には色々な事柄があるなぁと思っている。

打ち寄せるような、凄まじいパワーの波と

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確固たる意志を持った、石(頑固者)たち

しかし彼らがいなければ、この島は生き残れては来れなかっただろう。

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色とりどりの彼ら。

毎晩自分や周りの考えていることが面白くて面白くて眠れないほどに   生き生きしている人たち

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まるで、ガラクタのように流れ着いた彼ら。

しかし、いろんな背景を持ち、いろんな価値観やアイデアを持ってきた彼ら。

一見、何にも化けられないような彼らは

これから

波や風に打たれ、頑固者に叱られ、発想豊かな環境に揉まれながら

ヨソモノは”何か”に化けてゆくのかもしれない。

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