大人の遊び場「THE BATMAN-ザ・バットマン-」感想・ネタバレ






こんにちは⭐︎





あそびばです♪






観てきました。





「THE BATMAN-ザ・バットマン-」






って事で大いにネタバレしていきますので「まだ観てなくてネタバレやだ!」ってコはあそびばの別のお話し読んでね⭐︎







まあ結論から言うと






50点







でした。






もちろんこれはあそびば的評価ですし






特に人気のあるアメコミ系の実写版ハリウッド映画は





それだけで高クオリティですので





1800円出す価値はあると思います。





あそびばはハリウッド映画観過ぎているので





その辺のネジがバカになっていますんで聞き流す程度に見てってください。






じゃあ何が50点かと言うと






バットマンの魅力を活かしきれているかどうか。





これに尽きます。






実際バットマンは大人気ですし






あそびばも






「バットマンかっちょええ。」と






夜の街で強盗とかチンケな悪党をバットマンがぶん殴っているだけで





感じてしまいますので







アクションシーンさえあれば極端に言うとどんな脚本でも映えてしまうんですよね。






なのでバットマンを使うと脚本家や監督やプロデューサーは





目が眩んでしまいます。






そう





皆さんも体験したであろう





あの






ゲレンデマジックのように。






スノボウェア着てスイスイ滑ってたら






「え、あの人カッコいい。」みたいな






「え、あのコかわいくね?」みたいな






「あそびばさん文章うまくね?」みたいな






表面的な魅力で本質が見えていない盲目の状態になってしまうんです。







まあそれぐらい「バットマン」というアイコンは





絶大な魅力を持っているんですがね。
(「ですがね。」?)





ただしその魅力が強ければ強いほど






それを引き立たせる






対極の要素が必要になります。






それは






そう






弱さ






です。






塩がスイカの甘さを引き立てるように





苦味が香ばしさを引き立たせるように






悪が正義を引き立たせるように






闇が光を際立たせるように





あそびばがファンのみんなを明るく照らすように







バットマンの強さにはブルース・ウェイン(変身前のバットマン)の弱さが必要なんです。







しかし






今回のブルース・ウェイン






バットマンに変身した後もよわいです。








いやいやいやいや






ブルース・ウェインはかなり金持ちのおぼっちゃまなんで






頭も良くバットマンとして闘うため身体も鍛えているのですが






精神的には弱いんです。





しかしそこが人間くさく






あそびばやファンの皆様と同じように






悩み、傷つき、恐れ






そしてそれを克服していくと言う






人間的成長に共感を覚えるんです。






そんな精神的に弱く






苦労しているブルース・ウェインが






バットマンに変身した時には






超強い。






そこに「おお!」と





「かっけー!」











視聴者は胸を打たれるのですが






バットマン変身後も弱いて。






なんのための変身なんすか。






何のためのバットマンなんすか。






もう別にバットマンじゃなくても良くないすか。







と思ってしまうんです。






確かに敵はバンバン倒します。






倒すんですが







たまにやられるんです。






確かに今までのバットマンも敵にやられる事はありました。






しかしそれは圧倒的に強いバットマンを印象付けてからこその






敗戦






であり






逆に圧倒的に強くないヒーローが敵にやられたとて






「まあ、そんな事もあるよね。」






ぐらいの






大して面白くないフリ・オチになってしまいます。







時間の無駄です。






しかし前回の監督






クリストファー・ノーランのバットマンは






200点の魅力(バットマンの強さ)➖100点の魅力(変身前の弱さ)











100点







となり





「100点!すげー!」






となるわけです。






これがバットマンの魅力200点だけだと






「すげーけど凄すぎてなんかわからん。」






という






初めて食べた高級フレンチ





みたいな感じになってしまい







心に刺さりません。






考えてみてください。







同じクラスの友達が100点満点の数学のテストで






200点取ってたらどう思いますか?







「いや、200点て。気持ちわる。」






とか







「ありえねーよ。」







とか






「あそびばドーピングしてる?」






みたいな事になると思うんですよね。






確かに






「200点すげー!」と






大いに感動してくれる人もいると思うんですが






そんな人はごく一部であり





ごく一部であれば大衆に向けたエンタメとして正解とは言えません。






やはりより多くの人の心に刺さるには






100点前後に持っていくのが最も良いと思われます。
(あそびば的に)






しかし今回は







150点のバットマンの魅力➖100点のブルース・ウェイン(変身前)の弱さ












50点






とさせて頂きました。







とはいえバットマンの魅力は150点なのでたくさん魅力はあります。






そして








強いは強いんですが






カッコいいはカッコいいんですが






何にせよ変身前のブルース・ウェインの弱さが大きいので





200点➖100点=100点







ぐらいの






200点ぐらいの圧倒的な強さにしないと







150点➖100点=50点






では






めちゃめちゃ味がぼやけるんですよね。







それを2時間55分観させるのは







高クオリティなのはわかるんですが






味の薄い高級フレンチを







だらだらと何品も食べさせられているようで






めちゃめちゃ素晴らしい体験とは







あそびばがおすすめしたいモノとは






言えません。







もう少し言うと








最初のシーンで今回の敵リドラーが市長をこ◯す時







マスクを被ったリドラーの声が高く







「え、リドラーの正体って女性?」






と視聴者に無駄な推理をさせています。







リドラーの正体は男性なのでこの裏切りは






エンタメの中の良い裏切りとは言えません。






これまた時間の無駄です。







こんなふうに長い映画には無駄なシーンがたくさんある











残念ながらあそびばの考えが立証される事となりました。







しかしまあ







冒頭にも言いましたが







大作ハリウッド映画はそれだけでクオリティ高いですので






ブログ界のバットマンと呼ばれるあそびばはちょっと厳し過ぎるのかもしれません。






あそびばが自信を持っておすすめできるバットマンは






やはりご存じ







クリストファー・ノーラン監督のバットマンですので





3部作になっていますがどれもオススメです。















もしクリストファー・ノーラン監督のバットマンについて四の五の言ってるやつらがいたら「アソビバットマン」がしばきに行きますので遠慮なくお呼びつけ下さい。









ではまた明日♪






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