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副代表安田が「漢」を語る。

押忍押忍!

前回は代表の今野がインタビューを受けてくれたぞ!

代表陣インタビューも残すは一人!
今日は副代表の安田にインタビューをしていくぞ!

お題は…「漢」!!

トークテーマ設定が下手故に毎回代表陣を困らせているけど、今回もたくさん話してもらえたぞ!ありがたい!では早速どうぞ!

オトコマツリ?

ー「男」祭りだけどキーワードを「漢」にしてみました。男祭り2021が新歓期に行った春叫びステージは女の人結構いたよな、と思って。

安田(以下安) 男じゃないとってこだわりはもともとないかも。春叫びは10人中4人、ほぼ半分が女子だったね

ー結構多いね

安)春叫びは新入生とか(コロナなどで)まだ早稲田を満喫できていない人たちに向けての企画だったんだけど。男祭りとしては「先入観を取っ払う」っていうもう一つの狙いもあって。その策の一つとして女子が多かったのもある。

ー確かに男祭りは字面も、今までのイメージからも、取っ付きにくい人は多そうだよね。

安)元来のイメージを変えたかったから、性別とか学年とかやってることとか関係なく、いろんな人に叫んでもらったよ。

ーいろんな人が叫ぶことで、「思いを言葉にする」ってことが印象に残るかも。男祭りのメインは「夢叫び」です!ってここでも伝えとこう。男女年齢関係なくみてほしいね。


"努力は歯磨き"って言ってて

ーこの人漢気あるな、と思う人はどんな人?

安)元応援部だった大久保さんかな。自分の言葉に嘘をつかない。この人マジなんだなと思わされるというか…言葉の説得力がすごい。

ー言葉の説得力、か

安)実績に基づく説得力とはまた別のなんかすごい力を感じる。風格?昔の人だったら切腹してそう。

ーへええええ!そんな大久保さんから影響受けたこととかある?

安)印象に残ってるのは「努力は歯磨き」って言葉。

大久保さん「毎日やるのが当たり前だし、やらないとむしろ気持ち悪い。努力を努力って思ってるうちはまだまだ。」

それ聞いて感銘を受けた…

ーすご…心に刻みます…

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武士道こそ

安)一般の漢気と俺の思う漢気って違うかもな

ーなるほど、どう違うの?

安)一般的にはお金を出すとか、器が大きいとかのイメージな気がするんだけど。自分の中での漢気は覚悟がすごいこと、なんだよね。

ーさっき出てきた「この人マジなんだな」は覚悟につながってたんだね。

安)そうそう。自分のケツは自分で拭く、みたいな感覚もある。武士道とか侍の時代だなあ。織田信長とか土方歳三が漢だなって思う。

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ー土方歳三って新撰組だっけ?

安)そう!土方歳三は最後の一人になっても戦い続けたんだよね。

ーかっこいいな。


やり切ったというか…

ー今まで安田的漢だったなエピソードを知りたいです

安)禁酒1ヶ月達成しました!!!!!

ーそうじゃんおめでとう!あと禁煙も1ヶ月以上続いてるよねすごい。

安)やるって言ったからにはちゃんとやりたいからね。筋トレも続いてる。

ー本番バキバキだね。今はストイックなイメージあるけど中高時代とかどうだった?なんかエピソードある?

安)中3の夏に、中学校単位で希望の高校を見学して部活体験もできる、大学でいうオープンキャンパスみたいなのがあったんだけど…(ちょっと長いので以下要約)

当時剣道をやっていた安田は剣道が強い高校を選択、同じ高校へ訪問する同級生50人の中で班長を務めることに。人数が多いこともあってちゃんとしなきゃな、と思う。当日部活体験の時間、防具を持っていって部活に参加していた安田。ガンガン厳しい稽古が進んでいく。稽古中盤に安田が左足で蹴り出そうとした瞬間、隣の人がぶつかってきた。足を踏まれてめちゃめちゃ痛い。痛いけど残りの稽古をやり切る。足がパンパン、靴履くのだけで大変。やばい。しかし安田は班長、中学に戻って報告しなくてはならない。高校から駅まで普通に歩いて徒歩20分、パンパンの足でしっかり重い防具一式を担いで歩く。パンパンの足で電車に乗り、中学まで再び歩く。職員室について報連相をする。ようやくパンパンの足で30分歩いて帰宅。

ーめちゃめちゃ痛いパンパンな足…放置する安田…嫌な予感がするな。

安)流石に痛すぎて普通の打撲と違うなと感じて病院を受診したんだけど。小指の付け根からくるぶしあたりの長い骨が真っ二つでした

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(多分第五中足骨幹らへん)

ーやり切ったというかバカというか…真っ二つでよく稽古2時間やってたくさん歩いて帰宅したな…班長の報告までちゃんとして…

安)最後までやり切ったな、って経験笑 当時はガムシャラだったな。バカと漢気で男祭りっぽい気もする。

〜後日談〜
足を犠牲に諸々やり切った安田、その代償は大きい。中3最後の一番楽しい体育大会を欠場。一番楽しい塾帰りみんなでチャリで帰る時間に一人足を引きずって歩く。剣道の段審査を辞退、次の審査がある冬まで部活が延びる。スピーチ大会の練習を片足で立って永遠にやらされる。などなど。それもまた一興ということで。


心臓となれ

漢は覚悟、ということで。夢叫びステージに向けた安田の覚悟は?

安)"自分の頑張ったエピソード"の中に男祭りが食い込むようにしたい。あと夢叫びは所詮学生の言葉だから薄っぺらいと思われるけど、その中でも重い言葉でありたいな。男祭り2021が団体として

ーほうほう

安)代表陣として、立ち上げメンバーとして、そういうチームを作る責任があると思うんだよね。さっきあげた土方歳三、鬼の副将って呼ばれていて組織を動かす大事な役割を担ってたんだけど。代表が組織の顔なら副代表は組織の心臓だと思ってる。そうなれるようにするぞ!

ー大事な役割だね。本番まであと2ヶ月、男祭りの心臓をお願いします。


終わり

押忍押忍!たった一つのキーワードから始まった代表陣インタビュー。ちょっとでも彼らのイメージが掴めてたら記者は嬉しいぞ!

ただ赤フンを履いている団体だと思われるけど、実はいろんな思いをもって活動してるんだ!これは本番ステージで叫ぶ演者はもちろん、演者をサポートしたり運営に参加している"クルー"も同じだ!

というわけで次回からは演者と一緒に男祭りの運営を行う"クルー"に迫る!お楽しみに!

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