努力しません
私は努力しません。
頑張りません。
明日できる事は今日しません。
怪我をすると痛い、病気をするとつらい。どちらも苦痛である。
それは、血が出ていたり、体が病に犯されているのに、妙に気持ちよかったりして放置していると、自滅につながってしまうからだろう。
よって人は、苦痛をもたらす要因を排除しつつ生きていかねばならぬと思うのだ。
そして努力したり頑張ったりする事は、私にとって苦痛なのだ。
だから私は努力しません。
頑張りません。
以上のような完璧な理論、もしくは屁理屈によって、私は努力なぞしてはならぬ事と認識している者、もしくは単なる怠け者である。
ミュージシャンになりたくて、1日に16時間もベースを弾いていたり、
ガイドになりたくて、フィールドに入り、本を読み、資格をとるのに休日の全てを使っていたりしたのは、それが楽しくて楽しくて仕方がないからだ。
それを努力とは言わんだろう、と思う。
何かを成し遂げる為に、苦痛を伴う努力や頑張りが必要なら、
それは本当に自分がやりたいことではないのだな、と私は考える。
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