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ヨーロッパに関する本のレビュー集

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ヨーロッパの自然や文化に関する本のレビュー集です。すべて、私、弟切千隼が読んで書いたものです。
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#イギリス

妖精事典

妖精事典  『妖精事典』という題名の書籍は、いくつも出ていますが。  本書こそは、その決…

弟切千隼
1か月前
8

誰でもない王女さま

誰でもない王女さま  十九世紀の英国で出版された絵本を、日本語に翻訳したものです。  …

弟切千隼
7か月前
4

アルフレッド大王伝 (中公文庫)

アルフレッド大王伝 (中公文庫)  アルフレッド大王は、九世紀の後半に生きた、イギリスの王…

弟切千隼
8か月前
5

ラファエル前派―ヴィクトリア時代の幻視者たち

ラファエル前派―ヴィクトリア時代の幻視者たち  十九世紀、ヴィクトリア女王治世下のイギリ…

弟切千隼
8か月前
8

チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書 2088)

チョコレートの世界史―近代ヨーロッパが磨き上げた褐色の宝石 (中公新書 2088)  甘~いチョ…

弟切千隼
1年前
5

妖精 Who’s Who

妖精 Who’s Who  イギリスの妖精について、百一の項目が載っています。要するに、百一種の…

弟切千隼
1年前
4

アーサー王伝説

アーサー王伝説  英国のアーサー王伝説を紹介した本です。  アーサー王にまつわる伝説は、膨大にあります。細かいものまで拾っていたら、きりがありません。  本書は、有名な伝説ばかりを、まとめて紹介しています。アーサー王伝説の初心者に、優しい作りですね。  ただ、本書の論の展開には、強引なところがあります。すべて肯定できる論の立て方では、ありません。  例えば、本書は、「アーサー王実在説」を、強力に推しています。  けれども、誰もが納得できる証拠が挙げられている

妖精の国の住民

妖精の国の住民  イギリスの妖精について、解説した本です。  イギリスの妖精学の権威、キ…

弟切千隼
1年前
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世界の犬の民話

世界の犬の民話  題名のとおり、世界の犬の民話を集めた本です。  ざっと、96話ほども載…

弟切千隼
1年前
5

心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)

心霊の文化史---スピリチュアルな英国近代 (河出ブックス)  ヨーロッパの「心霊主義」につい…

弟切千隼
1年前
5

ドラゴン(アルケミスト双書)

ドラゴン(アルケミスト双書)  架空生物であるドラゴンについて、解説した本です。  薄い…

弟切千隼
1年前
5

チーズ図鑑

チーズ図鑑  日本語で読めるチーズの図鑑としては、二〇一一年の時点では、最高のものではな…

弟切千隼
1年前
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コーンウォール―妖精とアーサー王伝説の国

コーンウォール―妖精とアーサー王伝説の国  イギリスの中でも、日本人に馴染みのないコーン…

弟切千隼
1年前
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世界の魔女と幽霊 (世界民間文芸叢書 (別巻))

世界の魔女と幽霊 (世界民間文芸叢書 (別巻))  世界各国の、魔女や幽霊にまつわる話を集めた本です。  魔女や幽霊に限らず、吸血鬼、人狼、夢魔、食人鬼、鬼火、悪魔の猟犬なども載っています。要するに、妖怪の話を集めています。  それも道理です。本書は、同じ三弥井【みやい】書店から出ている『世界の妖怪たち』という本の続巻です。  本書を読んで、面白かったならば、『世界の妖怪たち』も、お勧めです(^^)  本書には、各国の妖怪話が、二百話以上も載っています。これほど