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弟切千隼のレビュー集

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弟切千隼が読んだ本のレビューを集めてあります。ジャンルはばらばらですが、動植物関係と、神話・民話・伝説関係が多いです。
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#天狗

妖怪と怨霊の日本史

妖怪と怨霊の日本史  本書のタイトルと内容には、少し、齟齬【そご】があります。  『妖怪…

弟切千隼
7か月前
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アジア遊学 (No.71) アジアの怪

アジア遊学 (No.71) アジアの怪  勉誠出版から出ているムック『アジア遊学』シリーズの第7…

弟切千隼
7か月前
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へんな仏像: 由来も形も不思議な神仏たちの大図鑑!

へんな仏像: 由来も形も不思議な神仏たちの大図鑑!  仏像って、顔がいっぱいあったり、腕が…

弟切千隼
8か月前
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静岡県ふしぎ街道を行く

静岡県ふしぎ街道を行く  静岡県内の不思議な現象を、現地に探訪してみた、という本です。 …

弟切千隼
9か月前
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いわきの伝説ノート (歴春ふくしま文庫 (93))

いわきの伝説ノート (歴春ふくしま文庫 (93))  福島県いわき市に伝わる伝説や、昔話を集めた…

弟切千隼
1年前
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トケビ―韓国妖怪考 (歴博ブックレット (24))

トケビ―韓国妖怪考 (歴博ブックレット (24))  韓国の代表的な妖怪、トケビを紹介した本です…

弟切千隼
1年前
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天狗よ!―変革を仕掛けた魔妖

天狗よ!―変革を仕掛けた魔妖  天狗の本です。  天狗が、日本史の中で、どのように活躍してきたのか、解説されています。  本書は、まず、日本人が、どのように「異界」や「怨霊」を考えていたのか、そこから入ります。  異界や怨霊を抜きにして、天狗は語れないからです。  天狗と並んで有名な妖怪、「鬼」についても、触れられます。  これらの下準備を経て、いよいよ天狗の登場です。  日本の歴史で、「天狗」という言葉が最初に現れるのは、『日本書紀』の中です。  ただ

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集

鳥山石燕 画図百鬼夜行全画集  妖怪好きのあなた、そう、そこのあなたですよ。  黙って、…

弟切千隼
1年前
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幻想世界の住人たち4 日本編 (新紀元文庫)

幻想世界の住人たち4 日本編 (新紀元文庫)  日本の妖怪が、約一千種も載っている本です。 …

弟切千隼
1年前
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図説 日本妖怪大鑑 (講談社+アルファ文庫 H 4-3)

図説 日本妖怪大鑑 (講談社+アルファ文庫 H 4-3)  妖怪と言えば、水木しげる、水木しげると…

弟切千隼
1年前
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妖怪事典(村上 健司著、毎日新聞社刊)

妖怪事典(村上 健司著、毎日新聞社刊)  題名どおりの本です。日本全国津々浦々の妖怪を、…

弟切千隼
1年前
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富士山の謎と奇談

富士山の謎と奇談  題名のとおり、富士山に関する不思議な話を集めた本です。  濃い話を…

弟切千隼
1年前
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(英文版)外国人のための妖怪サバイバルガイド - Yokai Attack!: The Japanese Monst…

(英文版)外国人のための妖怪サバイバルガイド - Yokai Attack!: The Japanese Monster Survi…

弟切千隼
1年前
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えひめの伝説 妖怪編

えひめの伝説 妖怪編―すらすら読めて、すっきりわかる 妖怪・幽霊に姿を変えた愛媛の文化 伝説58編簡約 (アトラス地域文化新書 8)  愛媛県に伝わる民話や伝説から、妖怪が登場するものばかりを集めた本です。全部で、58編あります。  妖怪の資料として、貴重です(^^)  ただ、民話や伝説は、すべて、原形ではなく、要約だけが載っています。多くの伝承を、コンパクトにまとめるために、このような形を取ったのでしょう。  「要約だけ」という点に、やや不満が残りますね。