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敷金・礼金ゼロゼロ物件の落とし穴

こんにちは。

OTOGI不動産です。

こちらのnoteでは、私たちのYouTubeを字起こししたものを掲載しております。

本編とは多少異なる場合、本編では実際のお部屋を内覧する個所などがあり、noteで全てが表せているわけではありませんが、大まかな内容はお伝えできていると思います。もしよろしければ、InstagramやYouTubeをご覧いただければ幸いです。

動画を文字起こししているので多少フランクな言葉遣いはご了承を。

それでは、どうぞ。↓↓↓

こんにちは

OTOGI不動産です

今日は敷礼ゼロゼロ物件に関してです

まず、東京・埼玉・千葉・神奈川以外は不動産の風習とかが違うので
私たちOTOGI不動産が話をすることは全てそのエリアでのお話だと思ってください

さて、敷金礼金ゼロゼロってよくありますよね すごい簡単に言う9割がたは嘘です正確に言うと嘘ではないけれど、言葉の持つ意味としては間違いですっていうことです

説明としては色々あるんだけど、めっちゃ簡単に言うと、、

敷金は大家さんに支払って、お部屋を出るときにハウスクリーング代を引かれて戻ってくるもの礼金は大家さんに支払い、戻ってはこないもの

という感じです。ハウスクリーング代はいくらなのかっていうと、例えば普通の6畳の1Kで3万円くらいが平均かな

つまり、家賃6万円のお部屋で敷金を1か月支払ってたら、出るととき異常に汚くしてたりしなきゃ3万円くらい戻ってくるイメージですね

で、敷金礼金ゼロゼロはね、礼金はたしかにゼロなんだけど、契約の時に退去時のハウスクリーニング代として3~4万円くらい取られるわけね

つまり、言葉でいうと敷金も礼金もとられてないけど、ハウスクリーング代は取られるわけだから感覚的に言うと敷金0.7ヶ月、的なね

んで、礼金はゼロかというとそうはそうなんだけど、除菌防虫代金とか24時間安心サポートとかオプションで支払わなかったりしなきゃとか
保証会社利用料や鍵交換代金が普通より高いとかで結局普通に敷金1とか礼金1とかと総合的な金額は変わらないかなと言う気はするかな

これ見てて、ハウスクリーニング代金とか鍵交換代金は借主、つまり住む人は支払わなくてよくてオーナー側が支払わなきゃいけないんだから交渉すればいいじゃんって思ってる人は知識としてはいい線言ってるけど、そこが都内近郊のお部屋探しと他エリアの違い

つまりね、基本は住んでる人は支払う必要はないけど、特約で住んでる人が支払わなきゃいけないってなってるから支払い義務は生じるのよ。
で、そこで異論を唱えるなら管理会社は認めるわけないので単純に審査に落ちるだけなのよ

なぜかっていうと、別にそこまでしてその人と契約する必要が無いから。
地方なら大家さんとか管理会社はとにかくお客さんに契約してほしいとかあるかもだけど、東京は基本的にそこで変に交渉してくるような人を無理して入れてあとでトラブルメーカーになるよりも、
また次にすぐ住みたい人が見つかるから、別に無理する必要がない

例えば自分がメルカリに商品を出して、まぁまぁすぐに売れそうな状態だとした場合、評価がちょっと怪しげな人が値段交渉入れてきたら断るでしょ?そんな感じ

あとね、これは経験とあとは主観だから個人的な意見と思ってほしいんだけど、、敷礼ゼロゼロって書いてるお部屋があるマンションなりアパートって、住人の質が悪いケースが多い気はするかな、

なんか廊下らへん汚いとか、ゴミ捨て場の出し方が悪かったり、ちょっと建物の治安悪かったりする気はする。。
だからね、いいことばかりじゃないのよ

だって、普通の家賃で普通にしてたら東京なら住みたい人は来るはずなのに、わざわざゼロゼロにするっていうのは何かしら理由あるからね。

ちなみに家賃が高いお部屋のゼロゼロと、普通の家賃のゼロゼロだと理由は違うので、今は家賃6~7万より下のお部屋についてです。

でね、敷金礼金ゼロゼロを希望する人って、当たり前だけど最初にかかる契約金を安くしたいわけじゃん?

敷金礼金っていう名目はゼロだけど、他の名目でお金取られるなら意味ないし。

だから、不動産屋さんに契約金いくらで住みたいですって言った方が話は早い気はするけどな

家賃6万円ならざっくりいうと最初の契約金は30万円くらいなんだけど、敷礼ゼロゼロでっていう表現より、20万円しか払えないからその範囲で、、とかの方が不動産屋としてはやりやすい気はします。

そんなわけで、敷礼ゼロゼロっていうお部屋でね、普通に礼金があるお部屋より良いぜ!みたいなうまい話はあんまり東京にはないので

ご注意を。そんな甘い話はないって感じかな。とはいえ、よい管理会社のマンションでもたまによさげな条件で募集はあるから、100%あきらめなさいっていう意味ではないので
ご安心ください。

では、また


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