日記を1年後の自分へ送る手紙風に書いてみる

「ーーー前述。
12月2日を過ごした1年後の私。
1年前の私は例のあれをやって過ごしていますよ」

話の切り出しはきっとこう。

最初は「拝啓」と始めようかと思いましたが、思いとどりまります。
私が送る私への手紙。
私から私へ送るのに、謙る必要があるのだろうか。
否、なかろうて。

未来へ過ごす自分は、いわば自分にとって新参者。
私が私に送る手紙なのに、その暦の短い私に何を謙る必要がありますか。

などと、実はそこまで深いことは考えていません。
ちょっとした違和感なんだと思います。

同種の理由として「〜例のあれをやって過ごしていますよ」
本当は「いかがお過ごしだろうか」と書いていればいかにもな感じがするが、きっとそれも違和感になり得るとして私は思いとどまりました。

じゃあ「前述」ってのはいいのか。

すまない、私にもいいのか悪いのかわかりません。


今日の帰り道はこんなことを考えながら帰路を歩いていました。
日記を書き続ける、それだけであれば特段こんなことをする必要はないのだけども。
私はどうにも飽き性らしい。
ちょっとした思いつきやひと工夫、それを試したくなるという気持ちをはらんでおります。
実行するかどうかはさておいて、ですけどね。


さて。

今宵も夜更かししてしまって、どうやら私は明日辛い一日を過ごしたがっているようだ。
そんな辛い日中を過ごしたくはないので、そろそろお暇させていただこう。

皆、おやすみなさい。
また明日。


#乙枝日誌  二十四頁目