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【朗読会の効果を語る】

演出家脚本家52年目の大翔が語る
【朗読会の必要と効果】

大翔のオリジナルWORLDは
ミュージカルや舞台だけではなく
私と一緒になった2007年からは
それまで以上に特に 
音楽朗読劇の脚本や演出も精力的に
創作や公演を重ねてきました。

全盲6年目となった大翔は
いまは人の声を片耳で聴き
(右耳は突発性難聴で不自由)
皮膚で聴くのが
一番の楽しみでご馳走だと言う。

そう言えば、
大翔は出逢った時から言い続けている。

「人間は皮膚でしか聴けない音があるんだ。
 だから僕は生舞台にこだわるんだ。
 人間の心を耕して平和を実現するには
 皮膚を通して良い響きや話しを届けることが
 最も大切なことなんだよ。
 だからDVDにしたくないんだ。」

たしかに
皮膚の能力は生命進化において
脳が生まれる前から存在していたため
「0番目の脳」と言われていますね。

これまで大翔は沢山創作してきたけれど
私と一緒になってきてからも
このコロナ禍中の間にも
10〜20作ぐらいの物語や
作詞を手掛けてきている。

そして今年2月から
“KOTODAMA DE SHOW”と言う名前で
大翔の作品発表の朗読会や
朗読による自己表現のクラスや朗読ワークショップ
名刺代わりに渡す言の葉レターブックや物語創作など
力を入れている。

今宵、大翔と話しをしていたテーマは
“朗読会の効果”。

大翔は言う。

「ネット社会、メディア、
 簡単で便利な情報ツールのおかげで、
 自分の頭で考え無くても良くなったいま、
 想像と創造の力が弱くなったんじゃないかな。

 僕は、かえって見えないから
 視覚に依存することも期待することもない。

 むしろアナログで、声によって
 色々情報を察知する機会が増えたんだ。

 だからこそ、カラダにことだまの響きが
 否応なしに反応してしまうし
 声から視えるものがある。
 誤魔化しが効かない。

 僕自身、見えない目の中で、言の葉の音が
 映像を映し出してくるんだ。

 でも、これって、僕が特別なんじゃない。
 誰しもが想像する力を持って
 生まれてきてるんじゃないかな。

 想像するから創造出来るんだろ?

 ただ磨いたり発揮する機会がなくなってきただけ。
 だからこそ、その感性を育むには、僕はさ
 朗読会が必要だと思っている。

 読み手、聴き手になることは
 まさに大切な力が育まれる。

 朗読会は、忙しく時間に追われている生活で、
 ものすごい大切な事を置き忘れてる日常の中の
 ヒューマンな想いや気づきが自然に湧き上がる。

 顕在意識が働き過ぎている人は
 言の葉の響きや声の音だまの響きを浴びて
 眠ってしまうこともあるだろう。

 最近は、アニメや映画や流行りのYoutube なども
 ファンタジーや奇想天外が散りばめられた
 びっくりするような変化のある面白い話ばかりで

 自分たちの身近にある
 日常のたわいも無い話しやシーンで
 心がほっこりするような長閑で豊かになる話を
 つまらなく感じてなってしまう人も多いらしい。

 ちょっと非日常的なスタイルをとって、
 のどかな時間を過ごしてみることを勧めたいんだ。

 小さな時にお話を聞いた本を読んでもらった時、
 いろんなことを想像したり楽しんで聴いていたのを
 思い出し欲しい。

 大人達も、読むことで、そして聞くことで、
 眠っていた想像力や創造力が発動するんだ。

 目から入ってくる映像やビートの利いた音世界で、
 びっくりするような話の展開のある動画ではなく、

 人の生の声の響きを通じて、
 耳や肌からも感じる人間の持つ力を再び開く。

 そう、自分の声を使って朗読する。
 自身に聴かせる。
 そして人の声を聴くことで
 内側から湧いてくる感覚を味わうことが出来る。

 僕が行うのはアナログな朗読会。
 あえて古典的なスタイルで開催。

 物語を読む。
 物語を聴く。

 その人の声で紡がれる時間は
 愛おしい時間となる。

 あえて聞くだけで勝負する。

 それは何故か。
 いつの間にか映像世界が広がることで、
 人の話しや声を聴く力が薄れてしまい、
 想像する力が衰えてしまったから
 それを取りもどしたいのさ」

そう大翔は語っていました。

私は、朗読は読むも聴くも
様々な能力を開花させ
ココロもカラダも元気に
現実的にも人生を健幸に導く
ヴォイスアートウェルネスだと
疑っていません。

と言う事で
気軽に参加者が体験出来る
朗読を読んだり聴いたりする
朗読体験の会を開くことになりました。

朗読はヴォイスアートウェルネス
大翔の朗読WORLD 「朗読さんぽ✴︎」
体験会は 30分2,000円
1日三回の時間帯をご用意。

興味ある方はご連絡を。
コチラから


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