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タバコ以外にも応用できるかもしれない!タバコを辞めるのに一番必要なこと

2021年9月中頃にタバコをやめた。今はやめてから半年くらいたったところ。10年くらいずっと辞めたくて何度も失敗してやっと辞めれた。

最近になって、妹もすごく禁煙をしたいらしくてちょいちょいアドバイスを求めてくる。こないだ妹に話したことが禁煙本よりめっちゃ分かりやすいと言われたので、他の人にも役に立つかもしれないな〜と思って調子に乗ってnoteを書くことにした。

近況報告し合ってるときに「タバコやめてから記憶力良くなった気がする」と言ったら「もっとタバコやめて良かった系の話ほしい」と言われたので、それに応えた形。

私は、やめて良かった系の話は禁煙する上でなんの役にも立たないと分かっていたので、自分なりに禁煙するにあたり大事だと思うことを伝えてみた。
以下ほぼ原文。

やめてよかったことより、タバコはいかなることも解決しないというのを頭に叩き込む方が成功率高い気がする。

例えば、疲れたときや便秘のとき、タバコを吸えば気が紛れたり、便が出るんじゃないかと思うじゃん?でもタバコがもたらす解決って一時的で、しかも、タバコによる不調をタバコによって鎮めてるだけなんだよね。
 
どんなにタバコが欲しくなっても、タバコが欲しくなるのはタバコのせいだから、タバコを吸っても根本的には何も解決しないと、理解して決別することだよ。

タバコをやめて一番よかったのは、タバコの支配から開放されたことだね。

健康面なら、粘膜という粘膜の健康回復かな。鼻、のど、目。肩や背中の吹き出物もすごーく減ってただれなくなった。あとは音域が回復した。

タバコ吸ってるとさ、タバコ吸えない時間が長くなったときタバコのことずっと考えてるじゃん?あの無駄なイライラタイムがなくなったのが一番価値があると思うね。

あと、すごく自信がつくよ。禁煙ってすごいことじゃん。やり遂げた自分カッコいいってなる。それもすごく良かったな。

最近はもう、辛いことがあってもタバコが思い浮かびすらしない。タバコがなくてもというより、ないほうがちゃんと現実の問題に向き合って行ける気もする。

あと、個人的には禁煙よりも卒煙という捉え方のほうが好きだな。禁止って押さえつけられてる感じがしてやなんだよね。これから永遠に押さえつけられて過ごすって考えたら心折れちゃわない?

卒業って、タバコと共に過ごした人生の過程を終えて、新たな道へ進む感じがすごく良いなと思った。タバコを吸ってた自分のことを否定せず、タバコに良い思い出をたくさんありがとう、と別れを告げて振り返らない。卒業したらもう戻るという選択肢はないから。前を向いて進むだけ。

やみくもに我慢するんではなくて、自分に合う考え方やコンセプトを見つけてやるのもすごく大事だと思う。

つまり

1) タバコはいかなる問題も解決しない
2) タバコの本質をちゃんと理解する(タバコに頼りたくなるのはタバコのせい)
3) 自分に合う前向きな捉え方を見つける

ということ。

あと、上には書いてないけど、始めるタイミングも禁煙を後押ししてくれる一つの要素だと思う。

私は禁煙しようとしたとき、入院を伴う手術を二ヶ月後に予定していた。

ただでさえストレスな環境でタバコまで我慢しなきゃいけないなんてすごく辛そうだったので、タバコを事前に辞めておけばかなりマシになるのではないかと思ったのだ。

タイミングは多分一生に何度と来ないから、来たら絶対掴んだほうがいい!!これもすごく大事だと思う。


禁煙を始める前に失敗した原因を追求してみよう

手術を控えていた私は、絶対に禁煙に失敗したくなかったので、今まで失敗したときの原因を追求してみた。失敗の原因は大きく2つあった。

1) 禁止の窮屈さに耐えられない
2) 自分にはタバコが必要だという思い込みを捨てられていない

そしてそれぞれに対策を考えた。

1) に対する対策

私は何に関してもやりたいことを禁止されるのが耐えられないタイプだ。だから“禁”煙という捉え方では、何度やってもうまく行かないと思った。

加えて私は、カッコよくて強い自分が好きだ。そして見栄っ張りでもある。見栄のためならちょっとくらい我慢できる。色々な○煙を考えた結果、タバコから卒業するという意味の“卒”煙が一番かっこいいので、そう捉えることにした。

卒業した場所に未練タラタラで入り浸るのは私的にはめちゃくちゃダサい。捉え方を変えたことで、再びタバコを吸うことは私の中でクソダサいことになってしまった。この時点でもうほぼ優勝した。

禁煙に失敗したとき、どんな動機で吸ったか?
・どんなことをする(される)のが嫌いか?
・どんな自分でありたいか?

などの問いを立ててみたらいいと思う。

2) に対する対策

これは辛いことや悲しいことがあったとき、タバコを吸いたい気持ちに負けないようにするために、心に刻んでおいたほうがいい。

「自分にはもうタバコは必要ない」
「タバコがなくても前に進める」
「タバコは何も解決しない」

と心から信じること。

吸いたくなったときに他人事にするのもいい。
「私は、こういうときに吸いたくなるんだなー。ふーん。へー。」という感じ。
吸いたい気持ちを解決しようとしないことも大事。代替品に新たに依存してしまっては意味がない。

まとめ

禁煙する上で一番大事なのは、

自分自身とタバコをちゃんと理解することだよ!

という話でした。禁煙に限らず、新しいムーブメントを始めるときは自己理解ってすごく大事だと思います。

禁煙がんばれ!

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