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自分を値付けする私の心

注)自分のためだけに書いた文章なので読みづらいです。

最近、値付けの難しさを感じる。というのは、自営業を始めたので。値付けとは、仕事の値段を決めること。自営業なので自分でやる

これまでは飲食業界とか誰でもやれるアルバイトみたいなものをやってきたので、もらう報酬に対してそこまでもらいづらさとか感じたことはなかった。鬱っぽいときはちょっと自己評価と報酬の格差から、給料もらいたくねえ〜って思うことはあったけど、それはさておき。いつもお給料分以上頑張ってしまい、給料に不満があることのほうが多かったかもしれない。

なんか、バイトーリーダーとかになって時給が5%上がっただけなのに責任と仕事量は50%増量になって不公平に感じてるのにちゃんとこなしちゃったり、私が手の抜き加減を分からず緻密に働きすぎちゃって無意識に見返りを求めちゃったり。思えばもらうお金の分ちょうどよく働くって今までも難しかった。仕事への納得感にはお金以外の報酬も総合的に含めてると思うけど。

でもアルバイトは時給を決めるのが自分じゃないから、不満はあれども、現在のように悩むことはなかった。

自営業を始めてからは苦手なこと(スケジュール管理とか営業)をやらなくてはいけないことも多くてめんどくさいし疲れるしぶん投げたくなるけど、何度となく経験した他人に決められる枠に収まること(時間の拘束と時給)が一番不快だと学習したのでもうフリーターやパートには戻りたくない。どんな手を使ってでも自営業をやる。(どんな手を使ってでもって言いたかっただけ)

苦手なことは回数やればどうにかなるけど、悩むのが「値付け」で、妥当なことはあっても正解はないから難しい。その日の気分ですごい揺れてしまう。ある程度基準は決めているのだけど、自信のなさや前の仕事失敗したときの挫折感みたいなのをそのまま値段に出してしまう。

まだ起業したてなので、ホントは材料費のみとかで安く施工させてもろて自信ついてから値段を上げたい気持ちなんだけど、なんせ住宅関係なので、そんなアマDIYに毛が生えたと自称してるヤバそうなヤツになんて誰も頼みたくないだろう。

セオリーではだいたい相見積もりの値段でみて上から2.3番目の人が一番選ばれる。口コミも大事だと思っていたが、女性のほうが男性よりも口コミを重視する傾向が強く、男性が多いこの業界では口コミは参考程度っぽい。そこそこ技術がありそうで予算内の人、がいいのだ。なので安すぎてもダメなのはわかっている。

私の場合は自信は追いついてないんだけど、だいたい思ってたより喜ばれるので、自信の程度を無視して自分以外の人の評価を信じてちょっとずつ値段を上げていってるところ。ハッタリとかではなく、相対性を優先してる。進次郎に言わせると「まあ、プロっていうのはアマチュアよりはプロですよね」ということ。

プロだから真っ当な値段をつけるんじゃなくて、私の心は真っ当な値段をつけることでプロになろうとしてる。客観的・相対的に見ればもうプロなんだけど、私の中ではまだ私をプロだと認めていないんだな〜。と思った。でもそんなことお客さんからしたらどうでもいいのだ。結果が、仕上がりが、すべて。

やるしかなくなったらなんとかできる自信はぶっちゃけ、ある。それでも安値を付けたり値引きしたくなるのは「安くしたんだからちょっとのことは許して」って逃げ道を確保して安心したいだけなんだと思った。

でも、果たして私の気持ちはそれでいいのか?そんなダセエ職人になりてえのか?と問うとやっぱり違う。自分で自分を褒めたいし、お客さんに高かったけど頼んでよかったって喜ばれたい。これが売上を追うことよりも大事で、これを手に入れるには結果的に売上を出すことになるのだ。

はやく心に追いついてもらって、安心してウン万円をサラッともらえるようになりたい。仕事が降ってきたら純粋に歓喜したい。

自分で、納得できる仕事をして稼いだ金で、いくら消費したかなんて考えずに、遊び散らかすんだァァァァーーーー!!!

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