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『ナカヤマ@構ってちゃんを焦らしてみた件』


【おとねぇ】
「ナカヤマさん、おはよう〜」

【ナカヤマ】
「おはようおと姉さん」

【おとねぇ】
「ナカヤマさん✨ナカヤマさん✨私、今日お化粧こだわって、ヘアアイロンで髪を巻いてみたよ?どう?」

【ナカヤマ】
「うん、朝から頑張っておしゃれしたんだね」

【おとねぇ】
「そうじゃなくて。可愛い?ナカヤマさんに『可愛い』ってほめてもらいたくて、かなり頑張ったんだよ?」

【ナカヤマ】
「髪巻いたり、化粧こだわらなくても、いつも通りのおと姉さんでいいよ」

【おとねぇ】
「む〜。そうかなぁ…。
そうだあのね!お菓子作ったんだよ。白黒チェックのクッキー!冷やし固めたり焼いたり、苦労したんだ〜✨ナカヤマさん、食べる?」

【ナカヤマ】
「うんありがとう。あとで食べるからそこ置いておいてね」

【おとねぇ】
「今すぐ焼きたてを食べて欲しいな🩷ナカヤマさん、あーん🩷」

【ナカヤマ】
「ちょっと今は忙しいからあとでね」

【おとねぇ】
「も〜!お互いにあーん🩷ってやりたかったのに〜。も〜」

【ナカヤマ】
「おと姉さん、仕方ないよ。リモートワーク中だからね。あと30分でリモート会議始まっちゃうから、向こう行って休んでてくれるかな?」

【おとねぇ】
「わかった。けど、向こう行く代わりに質問、2択!答えてください!」

【ナカヤマ】
「何?おと姉さん?」

【おとねぇ】
「今夜、本日のリモートワーク終わった後、夕飯にナカヤマさんの大好きなクリームシチューをお給仕します。
その時の私の衣装は、猫耳メイドさんと、網タイツバニーガールちゃん、どちらがいいか答えてください‼︎
それ答えてくれるまで、私ここを動きませんからね‼︎」

【ナカヤマ】
「…おと姉さん」

【おとねぇ】
「はい、なんですか?どちらを選びますか?決めてください、ナカヤマさん!」

【ナカヤマ】
「…おと姉さん、ちょっといい?」

(おでこで、おと姉さんのおでこの熱を計るナカヤマさん)

【おとねぇ】
「⁈ひゃっ‼︎ナカヤマさん…⁈お、おでこ…‼︎」

【ナカヤマ】
「…やっぱり、知恵熱出てるでしょ。おと姉さん。
おと姉さんは体調とか、メンタルダウンすると、やたらと見た目整えたり、ご奉仕しようとしたり、構ってちゃんになる傾向あんだから…。」

【おとねぇ】
「ふぇええ〜💦」

【ナカヤマ】
「これは僕からの命令だよ。調子悪い時は休んでください。ね?わかった?」

【おとねぇ】
「…うん、わかりました…。向こうで休みます…。構ってちゃんになってごめんね。ナカヤマさん、私のこと嫌いになってない?」

【ナカヤマ】
「嫌いになんてならないよ。しっかり休んで来てね。おと姉さん」

【おとねぇ】
「もうナカヤマさん✨ありがとうね✨大好きだぞ❤️」

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