『塔』2023年9月号 掲載歌
永田紅選の題詠四季「糸」にてP.111に1首、前田康子選として、「若葉集」P.162に4首掲載していただきました。
題詠四季「糸」
糸魚川静岡構造線上にわがふるさとは鎮座しており
若葉集
漫才のような掛け合い終えたのち母は帰って広い食卓
カフェラテにシロップを足す いつからか定型文で生きられなくて
濃淡を愛でるのはヒトのみだろう海はひとつにつながっている
鈍感と言われるように振る舞って眠れぬままの明けの三日月
🔸追記🔸
後日、塔読むリスさんに3首目を引いていただきました。
大変励みになりました。また頑張ります。