ガチグマ採用カビゴンLO【136人参加自主大会優勝】
こんにちは。おとです。
今回は、新弾のクリムゾンヘイズで登場した「ガチグマex」を採用したカビゴンLOについて解説します。
2/23に開催された136人参加の自主大会「くろいまなざし杯」でも優勝することができた、自信のある構築です。
ぜひ最後までご覧ください。
自己紹介
はじめに簡単な自己紹介から。
ポケモンカード自体は8年前のコレクションムーンから始め、ウルトラシャイニー辺りから本格的に競技的な大会に参加するようになりました。
当時は学生でお金が無く、なるべく安く済ませるためにオリジナルのデッキやマイナーなデッキを使うことが多かったのですが、そのおかげで今は構築力を武器に戦えています。
最近は登場するパッケージポケモンが軒並み強く、目新しいデッキで結果を残すことに苦戦していましたが、久しぶりにこの新弾直後という環境で、新しいカードを用いて結果を残すことができました。
環境考察
新弾1週間前までのシティリーグを元にしたTier表が以下の通りです。
ここに加えて「ガチグマex」「テツノイバラex」「ゲッコウガex」「アンフェアスタンプ」「サバイブギプス」辺りが影響を与えると考えました。
とはいっても環境初週のためさほど大きな変化は無いと踏み、シティリーグでも使用して慣れていたカビゴンLOを使用することにしました。
カビゴンLOは環境上位のリザードンex、ロストバレットに強く、前環境に引き続き環境での立ち位置が良いデッキです。
もともと一ヶ月程前にTwitterのタイムラインでカビゴンLOについての議論が活発に行われていた時、友達と「みんなで自主大会にカビゴン持ち込んだら面白そう」みたいな話になったという経緯もあります(最低)。
ガチグマを採用するメリット
まずは今回の構築で最も特徴的な部分である、ガチグマexの採用について。
カビゴンLOにおける、ガチグマexを採用するメリットを2つ紹介します。
◯縛るポケモンを必ずしも用意する必要が無くなった
これまではカビゴンの特性【とおせんぼ】で、マナフィやかがやくゲッコウガ、キュワワーのようなワザが乏しいポケモンを逃げられなくして、番始めのドローで山札切れを狙う勝ち方が主流だったため、スタートポケモンや「エリカの招待」でこれらのポケモンが場に出てくる必要がありました。
ただ、ガチグマexの登場でサイドを取りきって(たね切れで)勝つ手段を得たため、縛るポケモンを用意できなくても勝つことができるようになりました。
特に対ロストバレットは顕著で、今までは基本的にトドロクツキex1体でサイドを進められていたところを、ガチグマexでトドロクツキexを倒すだけで簡単に勝てるようになりました。
ガチグマexを使うまでの段階でミラージュゲート、すごいつりざおをビワ、野盗三姉妹でトラッシュできているため、後続のアタッカーを用意することは困難になっています。
リソースを削って後続を絶ってからガチグマexを使えるという点で、コントロールデッキとガチグマexは非常に噛み合っています。
◯時間切れのリスク低減
これは先ほどの話にも繋がるのですが、サイドを取りきって勝つ手段を得たため、時間切れによる負けのリスクが低減されました。
決勝トーナメントのルールでは特に重要で、ガチグマexで攻める手段を得たことで試合決着までの時間を短縮できたため、コントロールデッキにとって不利な「時間切れの場合の勝敗決着」を免れやすくなりました。
対戦レポート
実際に自主大会に出場した際の対戦レポートを紹介します。
ロストバレット戦は前述の通り、ガチグマexでアタッカーを突破してそのままサイドを取りきって勝利。
未来バレット戦はミュウexが採用されていたためミミッキュでミライドンをおびき出すことができず、以前までならエリカの招待で何かしら縛れるポケモンを出せないと負けていましたが、ガチグマexを採用していたおかげで勝つことができました。
ガチグマexは、想定された使い方以外にも様々なイレギュラーで活躍するという点で非常に強力なカードだと感じました。
これから考察が進んでいけば、また新しい使い方が開拓されていきそうな予感がしています。
以降は有料部分です。
・これからカビゴンLOを触ってみようという方
・カビゴンLOの理解を深めたい方
・カビゴンLOに絶対勝ちたい!という方
におすすめの内容となっています。
宜しくお願い致します。
デッキ解説
まずは、実際に自主大会で使用した構築を載せます。
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