少し改善した過眠の現状について(睡眠不足が続くと抑うつと同じ症状が出るとのこと)
配信を引退してからというもの、仕事と勉強と依頼がある時以外の時間はほぼ眠っている状況が続いてしまっている。
当初はすぐに寛解すると甘く見ていたしぶっちゃけ引退した身ではあるのでテキトーにしとけばええやろ~程度に考えていたのだが、 さすがに長引き過ぎていて「どうなっているの?」と不安にさせてしまっているようなので 多少起きられる時間が増えてきたので情報共有と自覚も兼ねて記しておこうと思う。
Ⅰ.なぜそんなに眠っているのか
冒頭で綴っている通り、基本的に業務の時間以外は起きていられない日々が続いている。
過眠を症状とする病名は色々とあるのだが
自分としては昨年12月~2/15までほとんど睡眠時間が取れていなかった反動ではないかと考えている。
昨年12月以降、仕事・配信・相談などの依頼で平均して2~3時間睡眠程度の日々が続いており
おそらくその時の睡眠不足を補填する形で過眠が起きているのではないかと考えている。
(睡眠不足が抑うつ症状を引き起こすという研究もあり、2月上旬頃からtwitterでもかなり辛辣な投稿が増えているのでわかりやすいだろう)
現状ではバラツキはあるものの4~12時間ほど眠れているので おそらく時間が経てば寛解するのではないかと考えている 二ヶ月ほど経って多少起きていられる時間が増えてきており、体を休めるという方向性は間違っていなかったようだ。
『乙嫁語り』の森薫先生も原因不明の頭痛や眠気の症状で休養
熱心な取材と精細な筆致で知られる『エマ』の森薫先生も先日体調不良による回復を選択されたとのことです。
(公開するか悩んだこの記事を投稿したのも森薫先生のご体調の件があったからでした)
私は部外者なので森薫先生がどのような執筆生活をされていたのかは想像になってしまうのですが
下描きの時点での書き込みの美しさを見るに、とても丁寧なお仕事をされていて
きっと先生ご自身は「これくらいの仕事量は当たり前」という認識だったのではないかと思います。
そして、実際にこれまでやってこれてしまった。
天賦の才とそれを続けられる根気、そして体という資本で。
素晴らしい作品を(私のような凡夫から見れば)大変な中で頑張り続けて来られたのではないかと思います。
私は長い間「自分の好きなことに熱中できる才能と根気を持った人間に生まれたかった」と思ってきたくらい
自分のやっていることに執着がない人間なので、
自分が無理をしていると思ったら適当なところで区切りを付けたり
人に 押し付け 引き継いだりして安心できる自分の脳天気さが無かったら
自分も身体のどこかが壊れるまで頑張れてしまっていたのかな…と思います。
筋腫摘出手術の前後の間だけでも、森薫先生が少しでも御身体を休めていいと思える日々になってくださいますようにと
祈ってやみません。
Ⅱ.過眠が治ったら解決するのか
「過眠が戻れば配信者として復帰するのか」という点においてだが
正直なところ、少なくとも昨年12月~2/15までやっていたような
「連日数時間のゲーム配信」は不可能だと考えている。
外因的な理由として一番大きいのは
㋐コロナが実質収束し、職場への拘束状態と引き換えの特別扱いが許されにくくなっていくであろうこと
そして内因性の理由となるのが
㋑甘え隊自身が元々ゲームそのものを好きだったりするわけでないこと
㋒ニコ生で目標としていた無料会員への配信解放などを成し遂げてしまった(※たまたまで狂人の妄想です)こと
になるだろう。
ゲーム配信者を続けることの難しさ
長らく私の配信を見て来られた方は御存知だと思うが、私はゲームがヘタクソの部類である。
特に空間把握能力がないのか、3DのFPSゲームに於いては「自分が今どこにいるのか」すら把握できず
駆け引きも苦手なので人狼系のゲームでは味方陣営に「無能な味方がいる」という状況を作り出してしまう。
ただ「人に助けてもらえる」という点では昔からありがたく助けていただいてきた部分があり
良くも悪くも目立つことで客寄せパンダにはなるので
「自分を経由してゲームが上手い人同士が知り合ってくれればいいな」という設計思想で配信を続けてきた。
なので先日までのゲーム配信はあくまでも「御恩(あるいは要請)に報いる」という形であり
「自分がやりたいことをやっていた」とは少し異なっている、というのが実情だったりする。
後述するが「自分自身にやりたいことがあるかどうか」というのは
配信者や表現家を続けられるかにおいてとても大きい要素なのではないかと考えている。
その中でやはり「やりたいこと」という「核」のない自分には難しいのではないか
というのが正直なところだ。
ニコ生配信者として「やりきってしまった」
そしてもうひとつ、ニコ生配信者を270日+αを続けたことで
①ニコ生がこれ以上過疎らないように無料配信の間口を広げた(※偶然です)
②チキンキャノンという苦行クソゲーを頑張った人ほぼ全員にスポットを当てられた
③ゲームが上手い人同士で関係性を作ってくれた
と自分が目標にしていた願望がほぼすべて叶えられた結果となっており
地縛霊だったら満足して成仏しているレベルである。
(欲を言えば全ユーザーへの配信無制限解放がよかったが、徐々に緩和されていくやろうしママエアロ)
以上から私がまたゲーム配信者として復帰する意義があるかというと
おそらく見当たらないのではないかと思う。
Ⅲ.「自分のやりたいことがない」という難しさ
以上、長々と「やりたくないならやらないでいいんじゃね?」で終わる話を続けてきたのだが
おそらく大きな要因として「自分自身のやりたいことがない」が問題ではないか、と考えているからだ。
「誰かにとってプラスになる(と思える)かどうか」がおそらく自分の唯一の動機付けになるのではないかと思う。
(仕事も人命が掛かっているから続けて来れた面が大きく、これが自分の金銭的利益のためであれば即放棄していたと思う)
まさか発達障害であることを長年自覚してきて
自分のこだわりがないから苦しむなんて夢にも思ってなかったよ!
どうなってんだよ団長!
「自分のやりたいことがある」人は本当にすごいと思うし、
きっとそれはあなたにしか持てない掛け替えのないものだと思うから大切にしてほしい。
Ⅳ.念のため:拒絶宣言ではないことの念押し
今回の記事は自分の状況を書き出したい理由もあったもので
「誘うな」とかそういった意図はありません。
(↓のように読ませてしまう可能性があったので公開を躊躇ってた部分もあった)
ついでに言えば、これだけ状況を書けるということは
ある程度快復はしている(余裕もできはじめている)ということだと思います。
今の自分でもできる範囲で動いていて
(少なくとも誘っていただいている間は)完全に配信を止める訳でもないので
気長に考えていただければ幸いです。
無自覚にこういう状況を招くのは避けたいなあと思いつつ書きかけのまま投稿できていなかったのですが
新人配信者のデビューも近そう・起きていられる時間も長くなってきたので投稿してみることにしました。
ご迷惑をお掛けしている中で優しい言葉を掛けていただいたりと
過眠してしまう状況がどうなるのか先行症例の論文もあまり無く、不安な中でとてもありがたかったです。
プラス職場& 監禁 住み込み部屋が病院なのもあって(※コロナ対策)
部屋や衣類を清潔に保っていただいたり、あたたかい食事を用意していただけていたのも大きかったと思います。
人間、独りじゃ生きられねえんだなあ…というのをサイコパスなりに実感できた日々でした。
本当に感謝ですね