「絶対アイドル辞めないで」のここが好き
=LOVEの新曲「絶対アイドル辞めないで」が公開された。
可愛い……もう既に可愛いのが分かる、さすがイコラブ。
今回もめちゃくちゃ可愛い。素晴らしい。
可愛いのはもちろんだし、指原さんが書く歌詞も好きで毎回楽しみにしている。
あまりにも前置きをダラダラと書きすぎたので本題まで飛んでください。
前置きという名のひとりごと
「絶対アイドル辞めないで」
アイドルを応援している人なら絶対思ったことがあるしこう思いながら応援していると思う。
そもそもそう願ってしまうのも、いつまでもキラキラ輝く姿を見ていたいのもあるけど、心のどこかでいつか卒業してしまう日が来る、ずっとが続くことはないって分かっているからだと思う。特に女の子のアイドルは何かあるたびに卒業という言葉が頭を過ってしまう。一生アイドルでいてくれる保証があるなら辞めないでなんて思うわけない。絶対アイドルでいてくれると思っていた人でさえその日は突然やって来る。誰にも分からない。絶対なんてない。
でもその「いつ」が分からないからこそステージに立つアイドルは儚くて美しいとも思う。複雑だ。
特に私はアイドルという存在がまず大好きで、アイドルなその子が好き。もっと言うとそのグループでアイドルをしているその子が好きだ。だからアイドルを辞めてしまったらそれ以降はどんなに好きだったとしても追いかけなくなるので、本当に叶うことなら一生アイドルでいてほしいと思ってしまっている。
少なくとも私はこう思っちゃう。
ただの願望とエゴだ。
そんな中でイコラブの新曲が「絶対アイドル辞めないで」とファンの気持ちをドストレートに歌っててびっくりした。
最初タイトル見たときに今回はオタクのお気持ち代弁ソングなのかと思うのと同時に、アイドル本人に絶対って歌わせてそれが本人たちのプレッシャーにならないかなって心配にもなった。
いや、アイドルは想像も出来ないくらいの覚悟を持って活動していると思うので何も心配する必要はないし心配すること自体が失礼に当たるかもしれないけど。
ただほんの少しだけ、絶対なんて存在しないアイドルが絶対と歌うことに違和感を抱いてしまった。
それもまた夢を見せてくれていると言われればそれはそう。
まあ、実際のところ本当のことなんて何にも分かんないですね。
「絶対アイドル辞めないで」のここが好き
今回の歌詞の内容全てに理解できる、分かるって首がもげるほど頷いた。
ただ、全部が全部自分に当てはまるわけではなくて、「分かる」の意味がそういう考えの人もいるよね、良いと思うって肯定する部分とまさにそう、私のことなのかって共感する部分の両方の分かるであった。
とにかくファンからアイドルに対する気持ちの解析度が高くて、指原さんだから書ける歌詞だなって思った。
ということで、全部良いんですがその中でも特に好きな歌詞の話がしたい。
心当たりありすぎてぶっ刺さった。
本当そうなんだよ、その通り。その通りすぎた。
個人的には恋愛に関しては見えなければ何でもいい、ファンには関係ないことだと思っている。
アイドルとしての仕事に関係ないことは知る必要もないし知らなくていいことだと思っている。
ずっとステージに立ってくれればいい、何も知らないまま見ていたい。
とにかくプライベートに関わることは一生隠し通してほしい。
我儘で申し訳ないけど、現実めいたことは隠して夢だけ見せてほしい。
頼むから内緒にしていてくれ。
将来どうなっているか分からないし、いつまでアイドルでいてくれるかも分からないし、この先何が起きるかは本当に分からない。
アイドルを応援しているとたまにそんな不安を抱えることもある。
卒業の二文字に怯えてオタクはしたくない。
アイドルに対する二大不安要素である将来と指輪は本当にどこかに隠してほしい。隠し通して一生見つからないところにお願いします神様。
そう、推しは星なのである。キラキラの星だ。
空はステージかな、何だろう…。
アイドルはステージで輝く人だから、絶対空(ステージ)にいてほしい。
たくさんの人混みの中で埋もれてしまうような人じゃない。アイドルにはアイドルが輝ける場所がある。ずっとずっとそこで輝いていてほしい。
あとここのパートの舞香ちゃん最高。顔面が強すぎるし舞香ちゃんのはっきり聞き取りやすい歌声が大好き。口から音源、歌が上手いのはもちろん。
一番のサビの時、空はステージを指しているのかと思っていたけどそうするとここの空の意味が合わないから違ったな。
空=日常とか自分の生活…どの表現がしっくりくるか分からないけどそんな感じのニュアンスで考えてみるとそういう見方もあるかもなと思った。
推しに出会う前の自分の日常は何もない毎日で、日常なんてこんなもんなんだってそれが普通なんだって思い込んでいたけど、推しに出会うことで自分の世界はこんなにもカラフルで明るかったんだって知るみたいな。
星の輝きによって、アイドルが見せてくれる輝きによって、自分の何でもなかった日常が色づいていくのが、推しメンと出会ったときの衝撃を表していると思った。
そう思うと、一番のサビの空もずっと自分の日常の中で輝き続けてほしい、ずっとその姿が応援できるところにいてほしい、私の生活の中にいてほしいって考えることも出来るのかなとか思った。
アイドルの努力とファンの愛で成り立つ関係。
アイドルがステージにいなくちゃファンは応援できない。そのステージに立つためにたくさんの努力をしてくれている。
ファン側からこう思うのは烏滸がましいのは重々承知だけど、見てくれる人がいなくちゃステージに立てない。ファンの応援がないと活動も充実しない、と思う。
アイドルとファンは決して同じになることはないけど、お互いを支え支えられながら一緒に同じ夢を見て歩んでいくんだと思う。
お互いを信頼しているその関係は誰にも邪魔できない強いものだけど、それと同時にほんの少しのきっかけで簡単に離れることも出来るその関係は脆すぎる。
アイドルがずっとファンでいてと願うのも、ファンがずっとアイドルでいてと願うのもそのどちらも強制は出来ない。
だからずっとの関係が続くようにパフォーマンスや言動で信頼関係を築くのかもしれない。そういう不思議な関係でもあるかもしれない。
大好きなアイドルにはずっとずっと一生幸せでいてほしいし、そう願わせてほしい。お願いするくらいしか出来ないから。
誰よりも幸せを願っている。
ここ!!!ここのフレーズ最高に好き。
最後のここに全てが詰まっていると思う。
そういうことなんだよ結局。
初めから期待なんてしていない…って言ったら嘘になるかもしれないけど、この関係に報われるという結末は存在しないと思っている。
だってアイドルはみんなが見ている同じ空の中で輝くたったひとつの星なんだから。手が届くことも触れることもない、遠くからその輝きを見つめるだけなんだから。
アイドルは魔法使いだ。
キラキラした見たことない景色を見せてくれる、アイドルを見れば嫌なことも乗り越えられてどんなことも頑張ろうと思える、アイドルに嬉しいことがあれば自分のことのように嬉しいしその顔を見れば疲れも吹っ飛ぶ、そんなことが出来るアイドルは本当にすごい存在だと思う。
ずっとそんな日々が続いてほしいと思ってしまう。
恋よりもっと好きだって歌詞見たとき、だからとての「恋より好きで愛より重く 表現できないよこの想い」を思い出した。
アイドルに抱く好きって色んな好きがあるけど、結局その好きを説明できる言葉はないのかもしれない。
あくまでもこれは私の解釈と考えなので、そんな人もいるんだな程度に読んでもらえたらと思います。
感じ方は人それぞれなのでそのどれも正解だと思っています。
絶対アイドル辞めないでほしいけど、私も絶対一生ファンでいられるか分からないから絶対なんて言えない。
正直何が起こるかは誰にも分からない。
私も将来を神様に隠してもらいたい。
いつだってアイドルにはアイドルでいてほしいけどどうか無理はせず、美味しいもの食べて健康でたくさん笑っていてほしい。
ステージで輝く姿を一秒でも長く見られるように頑張るから。
アイドル好きな人には絶対ぶっ刺さる曲だから、すごい曲がやってきたなって気持ちだし、イコラブがもっともっとたくさんの人に知ってもらえたらいいなと思う。
王道アイドルのイコラブだから歌える曲。
いかりんぐのハモリあるの最高すぎる。
今回もMVがとても可愛い。毎秒可愛い全員ヒロインのイコラブちゃんなので。
特にひとりひとりお花舞っているところ可愛すぎる。お花操るイコラブちゃん魔法使いとかの変身シーンばりに可愛い。花とキラキラは多ければ多いほど可愛い。なんぼあってもいいですからねぇ。
相変わらずなめくじ文章書いてるのは反省してるけど、絶対なんて存在しないなかでもいつまでも夢を見ていたいし憧れでいてほしいから願っちゃうのは許してほしい。
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