3パターン!脳が話を処理するとき
あなたは、
ひとの話を聞いている時、
脳でどんな処理が行われているか考えたことはありますか?
そう、実は3つのパターンで
話の内容を勝手に処理し始めているんです。
その3つとは、
「分析」「暗号化」「批判」
です。
フィードバックの際、
この3つが「脳で勝手に処理されていること」を
知っているか、いないかで
お互いに投げかけ合える情報の幅が変わります。
スーパーバイザーの立場であれば、
学生さんの言葉を、自分のなかの情報で分析し、
好みのパターンで暗号化し、
知識構造の違いに対して批判的になります。
学生さんの立場なら、
バイザーの言葉を、文字情報として理解するために分析し、
知ってる情報で暗号化するも出来ないものを忘れていき、
自分の出来なさ加減に対して批判的(ネガティブな認識)
になります。
お互いにこのポイントをおさえていれば、
スーパーバイザーなら
学生さんが分析をしやすく……
知ってる言葉に置き換えて補助する。
暗号化のためのキーワードと関連イメージを提示。
学生さんの出来ているところを褒める。
学生さんはそれを受け止める為に……
分析する為の知識情報を増やし、
暗号化のために勉強以外のことを体験、
自分自身で出来たことに自信をもつ。
もし、あなたのフィードバック中に
お互い「?」マークが沢山出てしまうなら、
お試しあれ。
面白い発見につながるフィードバック体験が出来るかもしれませんよ。
作業療法塾 主宰 齋藤 信
臨床共育メンター(R)
「臨床共育」の研究と実践の資金になります。論文化、書籍化のあかつきには、優先的に講義をしに伺います! あなたの情熱にありがとう!