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2020 3rd SEASON 超駒大解剖

こんにちは、『逆転オセロニア』広報担当のこりんです。

本日2020年9月1日(火)、いよいよ 2020 3rd SEASONが始まりました!!

今回は、新スキル『変身』とともに、その幕開けを飾る3体の新超駒「ミューズ」「閻魔大王」「ケツァルコアトル」の秘密を大解剖しちゃいます。

この2020 3rd SEASONの開幕を記念して、今回は”新超駒の生みの親たち”と言っても過言ではない

・超駒のスキルや性能を考える バトルチーム
・キャラクターの設定を考える シナリオチーム
・キャラクターデザインを作る アートチーム

の豪華3チームへのインタビューでお送りいたします!

自己紹介2

1. 新スキルは、半年以上前から準備が始まる

超駒の企画ってどうやって始まるのですか?

バトルチーム「かなり前ですね……。新スキルの『変身』は、3月~4月には決まっていたので、その前から開発はスタートしています。」

なるほど、超駒はスキルから決まるのですね!

バ「必ずというわけではないですが、今回は『変身』がまず最初にきまりました。以前から、新年やゴールデンウィークに超駒を3体同時にリリースすることはありました。その時から大きくコンセプトから外れていないのですが、シーズン制になってからは特に、”新しい体験をお届けする”という目標があり、シーズンを象徴するような新超駒を生み出せるように考えています。」

新スキルの登場は、新たなシーズンが開幕する時の象徴になっていますね!

バ「バトルの幅を広げることで、オセロニアの対戦をより奥深くしていきたいなと……。『変身』ではないもう一つのスキルは、今の対戦環境のなかでも、しっかり使えるスキルにしたいと考えています。」

そもそも、新スキルってどうやって発想するのですか?

バ「僕の場合は、たとえばですがRPGとか他ゲームの特技一覧がまとまってるwikiなんかをみて、この特技をオセロニアで実装するとどうなるかな?と考えたり、”忍術”、”稲妻”とか、ワードのイメージから入ることが多いです。

新スキルを考える会議では、いろんな参加者ごとに着想することが違うので楽しいです。とにかく広げて発散して考えるのはめちゃくちゃ楽しいですが、ちゃんと着地させるために集約するのは悩ましい仕事です(笑)」

今回の新スキル『変身』のポイントは?

バ「これはバトルチーム担当じゃないのですが、見た目が変わるところが一番のポイントですね!シナリオ・アートチームがめちゃくちゃ頑張ってくれてます。

スキル・コンボともに性能が変わります、ターン経過で変化するので、変身前・変身後ともに使いこなそうと考えるとかなりテクニカルです。でも、うまくハマると今までのオセロニアに無い楽しみ方ができると思っています。

あえて、変身前・変身後のどちらかの性能を捨ててしまうような、割り切った使い方をすることもできますし、オセロニアンの皆さんの新戦略を楽しみにしています。」

2. キャラクターの設定を考える

シナリオチーム「新シーズン開幕時に登場する超駒は、めちゃくちゃ力をいれて考えます。」

おお……頼もしい!
シナリオチームへの依頼は『変身』スキルが決まってからだったのですか?

シ「そうです。新シーズンの超駒は、新スキルが登場するので先に決まっていることが多いですね。特に今回は『変身』ということで、いつもの進化・闘化に加え『変身』するんだから変身後の姿があって、いつもの倍ほど頭を使いました。」

たしかに『変身』っていうからには姿もかわらなきゃいけないし、設定もイラストも1枚増えちゃいますよね。

アートチーム「初めて、『変身』というスキルでイラストが増えるときいた時、素直に『やべぇ……大変だ』と思いました(笑)

枚数が増えるのはもちろんのこと、『変身』がオセロニアにとって新しい概念なので、絵師さんに依頼するときに『今回、変身するんですよ。』と言ってもちゃんと伝わるのかなと不安でした。普段の何倍ものコミュニケーション量で進めました。」

3. 音楽の女神「ミューズ」

まずは、神の新超駒である「ミューズ」から教えて下さい。

▼ミューズ

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シ「オセロニアには、いろいろな国(エリア)があるのですが、ギリシャ神話をもとにした『オリュンポス』の音楽の女神です。

音楽がモチーフなので、歌っている姿をどんどん変化させることで『変身』にふさわしいキャラになるとおもってすんなりきまりました。実は、今回の超駒の開発前から存在自体は考えていたんです。」

ということは、待望の実装ですね!

シ「すでにネタが仕込んであったのです。」

ネタというと?

シ「ヘカトンケイルのボイスが、ミューズの声優さんと同じです!ヘカトンケイルのフレーバーテキストにも書いてあるのですが、開発したヘパイストスが、ミューズに頼み込んで”声優”として声を吹き込んでくれているのです。

ミューズは、そんな人のお願いを引き受けてくれる、人当たりの良い、優しい女性です。」

おお!たしかに図鑑で確認すると書いてありました!

シ「でも、音楽のことになるとちょっとヲタク気質というか、周りが見えなくなっちゃうようなキャラクターです。

進化前から進化後、闘化、変身後とどんどん奏でる音楽が激しくなっているというのをアートチームには表現してもらいました。クラシックから、ガールズバンド、そして最後にはデスメタルまで……(笑)」

ア「逆転オセロニアらしい逆転要素のある設定だなと思いました。おしとやかなのが、性格もかわって派手になる。

キャラクターとしては、ちゃんとそれぞれに統一のコンセプトというか面影を残したかったので、工夫しました。」

どんな工夫なのですか?

ア「実は進化前の状態で、すでに進化後の服を下に着ているんですよね。

ライブでもあるじゃないですか、羽織っているものを脱いでいって衣装が変化していくのって。それをキャラクターイラストで再現しました。おしとやかな白から、どんどんアグレッシブな黒と赤のモチーフに変化していく。髪の毛も青からピンクに変化しています。」

確かに、進化前から変身後の赤黒のミニスカートが見えてますね!

ア「ポーズは、感情の変化と、何をモチーフにして歌っているのかを表現しました。パイプオルガンから、ライブステージへと変化していっています。

ミューズの能力として、自分が音楽として表現したいものを投影できるんです。だから、楽器やステージも実際そこにあるのではなく、ミューズの感情が表現され投影されたものなのです。いつでも好きなライブをし放題です!」

シ「自分のオーラで大楽団も作れます(笑)」

ア「変身後のイラストですが、実はキャラクターがいつもよりめちゃくちゃ大きいんです。どうしてもミューズのライブの興奮を表現するために大きくアピールしているように見せたかった。
だから、オブジェクト(スピーカー)を置いて、足がはみでてしまうのをカモフラージュしたり、工夫しました!」

▼[疾走する激奏]ミューズ(変身後の姿)

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激しいライブの様子が表現されてますね!

4. 黄泉の国・閻魔宮の支配者「閻魔大王」

▼閻魔大王

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シ「女性にしようと提案したのは、シナリオチームからです。」

キャリアウーマン風のとても美人なお姉さんですね……。

シ「超駒は、有名な神様や伝承をモチーフにしている事が多いのですが、ぼちぼち選定が難しくなってきました……特に竜……(笑)

閻魔大王は日本人なら誰もが知る有名人ですね。イメージも固定されていて赤く怖い顔のおっさんが多いのですが、オセロニアならではの味を出したいためにも、女性にしました。

烈火の如く怒られるなら、とびきり美人なお姉さんに!そんな需要も必ずあるはずだと!」

うう……熱弁されてしまいました。

シ「オセロニア界の黄泉の国にある閻魔宮の支配者です。黄泉の国を統治しているのはイザナミなのですが、全幅の信頼を置かれています。個人的なつながりは特に…なさそうですが。信頼=できる女=バリバリのキャリアウーマンです。

そしてこだわりは声優さん。姉御肌キャラといえば”三石琴乃”さん。他の候補は全く考えられなくて、実現できてよかったです。ボイス収録後の素材を聞いて、めちゃくちゃイメージどおりで最高でした!」

ア「どのように怒った女性を表現するか、とてもこだわりました。

男性キャラの怒りを表現するときによくある力をアピールしたり、暴れたり、睨みつけたり……という方法ではなく、あくまで女性的なラインがすごくキレイになるよう描いてもらっています。」

逆に怖いですよね。この感じは(笑)

ア「進化前から変身後になるまで、閻魔大王の仕事である裁定をしている様子を一連で表現しました。ずっと登場している幽霊がいるのですが、この幽霊が裁かれる前から罪状を確認し、裁かれるまでのストーリーがキャラクターイラストとして展開されています。

この幽霊、見た目は可愛いですが生前は極悪人なんですよね(笑)

閻魔大王が手に持っているボード”閻魔帳”で、生前の行いを確認したら、でるわでるわ悪行の限りということで、最後の化け物のような姿にまで変化してしまってます。

この幽霊は、まぁ地獄行きでしょうね……。」

▼[断罪の女帝]閻魔大王(変身後の姿)

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『変身』のおかげで描く枚数が増えたので、表現できる幅が広がりましたね!

ア「『やべぇ……大変だ。』とは思いましたが、新しいチャレンジができたことは、仕上がりの達成感も相まって良かったかなと(笑)」

5. 吟遊詩人「ケツァルコアトル」

▼ケツァルコアトル

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シ「竜は、ほんとうにモチーフが枯渇していて……、そんな中でも変身前と変身後を表現できるものはないかと、調べたり考えぬいた結果ケツァルコアトルにすることにしました。

ゲームや伝承好きの方にとっては知名度がある、蛇のような竜のカタチをした古代メソアメリカの神様です。

ミューズや閻魔大王の『変身』とちがって、完全に人の姿から竜に変身させられると思ったのですが、前例がなかったのでその変化ってアリなんだっけ?とアートチームに相談しました。二つ返事でOKでてよかったです(笑)」

かなり大胆な『変身』ですよね。しかし変身前はイケメンさんだ……。

シ「イケメンの上に、人の時も、竜のときも、すごく穏やかな人なんです。白と黒の大地に別れた世界で、いつでも中立の立場の人。いる場所も固定ではなく、吟遊詩人のように旅から旅へと放浪しているという設定です。」

ア「男性キャラを描くのはめちゃくちゃ難しいのですよね。特にカッコよく描くのは……。

さらに今回は『変身』の前後で完全に姿が変わってしまいますが、同じキャラクターとして成立させるための工夫にこだわりました。

全体的な色のトーンは赤で統一していますし、人の時の衣装には竜の時の姿を彷彿とさせる炎や蛇などの”曲線美”をふんだんに取り入れています。」

▼[調停の焔]ケツァルコアトル(変身後の姿)

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天使ではないですが、翼の印象も強いですね。

ア「伝承の設定を取り入れました。白から虹色にかわる翼もポイントですね。

あと、超駒である強大な力をもった竜のキャラクターには、おなじみの青い角”ノーブルホーン”。進化前から変身後まで、変わらない意匠を取り入れることでキャラクターの統一性をもたせています。」

6. 2020 3rd SEASON を皆さんに楽しんでほしい!

長期に渡る準備期間を経て、いよいよリリースされた超駒ですが、みなさんはどんな気持ちでこのリリース日を迎えていますか?

バ「ほんとうに待ち遠しかったです。どのようにこのキャラクターや新スキルを楽しんでいただけるか!」

シ「プレイヤーさんの反応はやはり気になります!」

ア「Twitterとかで、反応をまずはチェックしちゃいますよね。キャラクターのビジュアルは刺さっているかな……とか。」

キャラクターを愛してもらえるか、”新しい体験”をちゃんと提供できてるか、不安は色々ありますが……リリースされてプレイヤーさんが使ってくれて初めてオセロニアのキャラクターとして命がふきこまれますもんね。


ちなみに、超駒パレードは引きますか?ゲットするまでチャレンジしますか?

バ「バトルチームの中では、自分が担当したキャラクターは出ないというジンクスがある……怖い。そして、星のかけらが1個しかなくなったが頑張ります!(インタビューした日は、強駒のリリース日だったのです。)」


私も新シーズンの開幕時はいつも、湧き出るアドレナリンの放出が止まらなくなり、朝まで眠れません……。実際に準備していた施策の公開確認(リリースチェック)をはじめ、貯めてきた星のかけらをぶっ放して超駒パレードを回したり、手に入れた新駒を使って対戦したりなど、バタバタなのです。

期待も不安もありつつ、オセロニアンの皆さんの反応を想像すると楽しみで仕方がありません。

それでは、新キャラクターたちとともに、2020 3rd SEASONの開幕をぜひお楽しみください!『変身』の体験は、逆転コインショップに追加された新キャラでもできますよ!

運営チーム 広報担当 こりん

〈次回の配信予定日:2020年9月10日(木)〉


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