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ゆとり世代がFIREを目指す~第2回FIREの種類と意義~

FIREといってもいくつか種類があるので、今回は自分が目指すFIREがどれか、そもそもFIREとは何かについて書いていきます。
また、最後にFIREを目指す意義についても触れていきたいと思います。

FIREとは「Financial Independence Retire Early」の略で、直訳すると経済的自立による早期退職になります。意訳すると、不労所得だけで生活していくことを意味します。

FIREの種類
①,②は完全にリタイアした状態のFIREに対し、③,④は労働は続けている点が大きく異なります。
①Fat FIRE
②Lean FIRE
③Coast FIRE
④Barista FIRE(Side FIRE)

①Fat FIRE
Fat FIREとは、運用収益のみでリタイア前と同レベルの生活ができるFIREを指します。
Fat FIREを実現するためにはかなりの資産を必要とするため、高年収エリート、起業で成功した人、お金持ちの家系でないとなかなか難しいと思われます。

②Lean FIRE
Lean FIREとは、生活費(支出)を最小限に抑えるFIREを指します。
Lean FIREを実現するために必要な資金は他のFIREと比べかなり少ないですが、ミニマリストや仙人レベルの生活を耐えられるかが問題ですね。。
少なくとも自分は無理ですし、家族がいれば自分だけの問題ではないのでかなり難しいでしょう。

③Coast FIRE
Coast FIREとは、①のFat Fireと同様、リタイア前の生活レベルが維持ができる資産がありますが、仕事は続けているFIREです。
運用益だけで生活はできるが、働いて社会の一員としていたい人向けのFIREになります。

④Barista FIRE(Side FIRE)
Barista FIREとは、運用収益+給料で生活費を賄うFIREになります。
ゆるい労働+運用益でのんびり生活していくスタイルです。

自分が目指すFIREと意義
自分が目指すFIREは③のCoast FIREです。
実現可能性から考えると、今の生活水準であれば確実に実現可能と考えています。
年間生活費180~200万で、運用収益率を3%と仮定した場合、約6500万円あれば十分だからです。
ただし、これは一生独身とする仮定なので、家族ができた時や子供の人数よって場合分けした詳細なシミュレーションは別途記事にしたいと思います。

Coast FIREを目指す意義ですが、経済的独立した状態で働きたいからです。
経済的独立した状態とは、給料がなくても生活ができるということです。つまり、嫌になったらいつでも仕事をやめれる状態です。
仕事を辞めたくなった時にやめることができるという精神的な余裕も得ることができます。
仕事が忙しくて、家庭を犠牲にしているなんて話はよく聞きますが、そんな仕事のせいで何かを犠牲にしないといけない生活からも逃れることができます。

例えが適切か分かりませんが、ある夫婦がいるが奥さんは夫との関係性が破綻しているので離婚したいと考えています。しかし、夫の収入に依存しているため、離婚後自分一人だけの収入では今の生活水準が保つことができません。なので、離婚できず、大きなストレスを抱えながら生活せざるを得ません。
しかし、奥さん自身が収入があれば離婚して、それなりの生活ができます。

経済的独立ができてないと、ストレス(大きな不満)があるのに縁を切れない(仕事をやめれない)のです。自分はそんな状態は嫌なので、仕事を辞めたくなった時にやめることができるという精神的な余裕が持てるCoast FIREを目指したいと考えています。


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