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活動レポート

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おてらおやつクラブでは活動の中でひとり親家庭へ調査を実施したり、さまざまなイベントを実施したりしています。 ここでは、おてらおやつクラブの活動に関するレポートやイベントの案内、調…
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#インパクトレポート

おてらおやつクラブ活動10年。着実なDX推進とご縁のひろがりによって生まれた、新たな「おすそわけ」の可能性。

増え続けている生活困窮家庭からの支援要請  2023年度はおてらおやつクラブと直接的につながり、支援を受ける(以下、直接支援)生活困窮家庭は、ついに1万世帯の大台を超え11,153世帯(前年比130.5%)となりました。  この「直接支援」の活動は、2020年からのコロナ禍により行政や支援団体の支援制度につながることができないご家庭が急増したため、緊急的なくらしの支えとしてはじまりました。しかし2022年度には、私たちの想定を大幅に上回る支援要請が寄せられることとなった

増え続ける支援要請に「おてらおやつクラブ」は大ピンチ?!インパクトを損なわず、効率を高めることに試行錯誤の1年

増え続ける生活困窮家庭からの支援要請  2022年度も、おてらおやつクラブ事務局には新型コロナウイルスの感染拡大が起きるたびに、支援団体を介さない、直接的な支援(以下、直接支援)の要請が多く寄せられました。この傾向はコロナ禍が始まって以来繰り返されたものであり、私たちも対応力を高めるために、ヤマト運輸様とのDX推進をはじめ、事務局職員の採用強化、システム開発体制の組織化に取り組んできました。  しかし2022年夏に起きた”コロナ第7波”の影響力はすさまじく、私たちの想定を超