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ふきちゃん、というバラのお話。

**ベランダ記録2020**

梅雨時って、こんな雨の降り方でしたっけ?
おてんとさまに何日もお会いできないのはわかりますけどね。降ったり止んだり繰り返すのもわかりますけどね。降る時にはあんなにとことん降るって、もはや私の知っている梅雨ではありませんことよ。
わたくし地方もしこたま毎日雨が降って、避難勧告の出ているエリアもあります。
市街地は、江戸の昔から治水に力を入れてくれていたので(家康公ありがとう)そんなにびっくりするほどの水害は、、、無いわけではありませんが、そのたびに河川の工事が繰り返され、もはや原型をとどめていないのでは、と思うほどです。が、そんなわけで、わたくし地方は、なんとか持ちこたえております。
お願いですから、もう、日本列島丸ごと、豪雨は勘弁してください。

ベランダは、雨風にさらされて、うどんこ病すら洗い流されている気がします。不思議だ―
この梅雨前線の停滞が起こる前に、ほぼ、春からの開花が終了していたのが救いでした。

豪雨前、わが家の“ふきちゃん”という名前のバラも、しっかりと開花を迎えました。
ふきちゃんの出自についてはこちらの後半戦で書かせて頂いていますが、

ひとつの記事にしとこ、と思いましたので、少し振り返り。
まとめだけでなく、新記事もあります。

亡き伯母のお庭から引っ越してきた、種類のわからないバラ。伯母の名前と住んでいた場所から、ふきちゃんと愛称を付けました。
そのふきちゃん、まだ花芽がありません。

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後ろのアイスバーグの枝がすごくて、ふきちゃんにピントが来ない・・・
そんなふきちゃんですが、わが家にきて3回目の今季、初めてシュートが出ました。

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なんと可愛らしい、愛くるしい。眺めているだけで、なんだかうるうるしてきます。
伯母の庭から来た時には、ひょろひょろで、大丈夫かなと心配していました。ふきちゃんの兄弟は、地植えだったので(伯母のリクエストで、私がせこせこ植えましたわよ)、とっても立派に育っていたのですが、それを持ってくるわけにはいかず、鉢にぽつんと取り残されていたひよひよのこの樹だけ、引き取ってきたんです。
昨年は花も咲かせてくれて、今年は枝もなんだか自由に伸ばし始めていて、頼もしくなったなーと思っていたところにこのシュート。
バラは品種によってシュートの出やすいものあります。反対に先述のアイスバーグは、ほとんどシュート更新しないので、ある枝を大事にしてね、という品種です。
これはどうなのかな。少なくとも出やすい品種、とは思えないので、感動もひとしお。
バラを育てている方にはわかっていただけると思います・・・

それから

こちらの記事では、こんな姿に。

そして、伸び盛りのふきちゃん(愛称)。

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ベランダあるある。物干し竿にもたれております。お外が見たいのね、って感じになってます。
今季はまだ花芽無いなぁ、と思っていたら、気がつけばにょきにょき伸びて、つぼみが!花色が!となっており、間の写真が無い(泣)。
そして、わが家にやってきて初めて出たベーサルシュートも、負けずににょきにょきで、

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おぉ!つぼみがいっぱい。うどん粉病との闘いになりそうな予感がしますが。
このシュート、元の幹より太くなって、立派な姿にうるうるしております。
楽しみだわー、ほんと、楽しみ。

こんな感じでした。そしてその後、開花を迎え

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やっぱりお外を眺めてます。
元のお家のある方角をちょうど見ているのが、ちょっとツボだったりします。兄弟たちは連れてこれなかったからね・・・お庭に地植えされてましたから(あ、私がやったのだ、上記参照)。
この子だけは鉢植えのままで、正直連れてくるなら元気な地植えを掘り返したかったのですが、それも重労働。
当時は、伯母が一人で好き放題に住んでいた家を片付けるのに精いっぱいで、お庭の植物たちの行く末まで考えていれられませんでした。
最終の片づけは知り合いの業者さんに頼んだのですが、そこのおくさま(実質元締め)が「これどうする?」と最後に聞いてくださったんです。
ぜーんぶ中を片付けて、その本当に一番最後に。
なんか、タイミング的にもうまくカチッとはまった気がして、「連れていきます」とお返事をしてしまいました。

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伯母のお庭にあった時は、4本くらいまとめて植わっていたので、次から次へ咲いていた印象があります。
ふきちゃんは、今はひとりっこなので、ベーサルシュートのこの枝で開花はおしまいとなりました。
とはいえ、全部で6輪咲いたのだから、立派でしょ。

確か昨年は、二番花というか、秋季開花もあった気がするので、また楽しみにしています。
そろそろ、みなさんに追肥を差し上げなくては。しかしこうお天気が安定しないと、いくらベランダとはいえ作業ができません。
バラたちよ、おてんとさまに、ごはんくださーい!と叫んでみてくださいな。
そしたら、雨が止むかもしれない。是非、止ませてください。

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