CHAIの解散ライブに行った話

2024.3.6恵比寿ガーデンホールにて。
CHAIの解散ライブに駆け込みで行ってきた。

過去のレポはこちらから。

なんやかんやで、6年ぶりのCHAI。
私が上京すれば、CHAIもゴリゴリにかっこよく、可愛く進化することは想像できたけど、解散しちゃうとは思わなかった。でも、その可能性は十分あるよな。

ハイハイ赤ちゃん、ボーイズセコメン、sound &stomachなど、6年前から今もブイブイ言わせてる曲もやってくれて、テンション上がったし、MATCHA、PINGPONG、ENDなど最近の曲までやってくれて、1日でCHAIの歴史を体感できた。

カーリーアドベンチャーがほんとにすごくて、圧倒された。世界の広さとか、可能性とか、希望なんかを久々に感じちゃって。
あんなに壮大でキラキラした空間にいたら、自分の悩みもちっぽけに思えて、空を眺めてる時と同じ感覚だったよ。CHAIは宇宙かもしれない。

着々と時間はすぎて、もうライブを見ることも、新しい曲を聞くこともできないんだと思うと、本当に辛くて、寂しかった。
でも、可愛くて、かっこよくて、幸せで。
解散ライブって、こんなに感情が忙しなく変わるんだなって思った。

最後がフューチャーだった。
思ってるよりもずっと私の世界は広い
って歌っているCHAIを見て、きっとすごく悩んだ末の前向きな決断で、今後の活動も応援しようと思った。

最後にみんな一言ずつ挨拶してくれた。
奇天烈な曲が多いけど、悲しい時も嬉しい時もどんな気分にも寄り添える曲を作ってきたつもり。
これからはCHAIの曲じゃなくて、あなたの曲になる。
今までCHAIと一緒に生きてくれてありがとう。
みたいなことを話してたのが印象に残ってる。

アンコールは、下北沢ベースメントバーで、初めてワンマンした時からずっと歌っている曲という入りから始まった、ほれちゃった。からの、sayonara complex。see you バイバイで、本当にお別れなんだ〜と泣いちゃった。終始泣いてたけど。

一貫して、ありのままが素敵だよと発信していくスタイルはかっこいいし、彼女たちが彼女自身を認め合って体現できているからこそ、説得力があって、最高にロックなんだなと思った。

洋楽っぽさに振り切りすぎず、日本ぽさもあって、無駄がないのに、ゴリゴリな骨太サウンド。グルーヴもピカイチ。
日本のガールズバンドではあんまり見られない音楽だったから、本当に名残惜しい。

あの日のあの時間、あそこはガーデンホールでも、東京でも、日本でもなく、間違いなくNEO KAWAIIだった。
これからもCHAIは私の人生のお守りです。

NEO KAWAII is Forever

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