見出し画像

逆算思考は日常生活でも養える

#ジブン株式会社マガジンの発案者の木下斉さんが口を酸っぱく話されているのは「逆算」です。お話の中では「逆算開発」が多いですね。建物を建てるとき、欲しい物や必要な機能をつめこめるだけ詰め込んだら費用は爆上がりしますよね。大体行政が建てるものはこうなりがちです。一方で民間では設備や施設は投資であり、投資が過大だと利益を得られません。そのためにも、目標からの逆算思考が大事になります。今回は日常での逆算思考について考えてみます。



◯逆算思考とは

逆算思考とは、目標を達成するために必要なプロセスやステップを、ゴールから逆算して考える思考法

つまり、まずは目標を定める必要があります。事業であれば利益率があたりますね。売上を目標にすると「実は利益が少なくて・・・」というただの苦行にしかなりません。イントロダクションで書いたような「予算が組めたから」といった感じでは、後々ランニングコストや改修時期に悲鳴をあげることになります。そうならないためにも、普段から逆算思考を意識して鍛える必要があります。

◯事業をしていなくても日常で「逆算思考」は経験できる。

逆算思考とはいっても、なかなか経験できない、と思われる方はいるかもしれません。事業もしているわけではないし、管理職でもないし、など。

でも、実は日常でも逆算思考は経験できます。
最も簡単に逆算思考を意識できるのは「移動」です。買い物、出張、旅行などの移動の際は目的地がありますよね?近所であれば歩いていくので考えたこともないということはあるかもしれませんが、旅行であれば、
<時間軸>
・目的地と到着したい時間を設定
・経由地を追加
・移動手段は何?
・スタートから経由地、目的地それぞれの間の所要時間は?
・結果、何時に出発しなければならないかを判断

<予算軸>
・今回出せる費用の上限はいくら?
・宿泊できるか、日帰りか?
・交通手段は?
・食事は?
・一人でいく?それとも複数?
・結果、行くor行かないorオプションの変更、場所の変更 など

という形で、軸を決めて逆算思考ができます。そうです、逆算思考は普段から皆さんがやっていることに意味付けをしたものなんですね。逆算思考は他にも、

日常生活:1日を有意義に過ごすために、やるべきことを逆算してスケジュールを立てる
仕事:目標達成のために、必要なタスクを逆算して優先順位をつける
勉強:試験合格のために、必要な学習内容を逆算して計画を立てる

などにも応用することができます。

◯まとめ

逆算思考の具体的なステップは、
1.目標を明確にする
2.目標を達成するための必要なプロセスやステップを洗い出す
3.プロセスやステップをスケジュール化する
4.実行し、必要に応じて修正する
この逆算思考を取り入れることで効率的かつ効果的に日常生活を送ることができますし、仕事でも自然と活用できるようになるでしょう。
ぜひ、みなさんも普段の生活でも意識されてはいかがですか?


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?