見出し画像

AI画像生成始めて3ヶ月になりました ~3 months of generation !!!~

最初はかなり軽い気持ちで。


唐突な思いつきからAI画像生成を活用して夏コミで同人誌出したりして続きを引き続き書いてみたりしているわけですが、なんとなくPixAIで過去に生成した画像見てたらいつのまにやら最初に生成してから約3ヶ月が過ぎていたので、見つめ直す意味でもとりあえずこの画像生成にハマった3ヶ月をざーっと振り返ってみようかなと思います。

大好きなThe Willard の3yearsの歌詞っぽく3 months of generation !!!とか書いてはみたものの誰も気づいてくれなそうなので自分で言っておきます。
しくしく。

さて、そもそもは、AI生成使えば挿絵入れたラノベっぽい同人誌作れるなーという非常にシンプルなところからスタートしていたので、書き始めた一番最初はBingのImage Creatorとかを使ってキャッキャウフフしていたのですが、いろいろ試す中でPixAI と出会ってしまい、スマホから生成出来たり、放置して作業するとクレジットあんまり減らなかったり、PCに負荷かからないなど、自分向きなところにすっかりハマってしまいました。

とはいえ、最初は右も左もわからぬままだし、PixAI自体の進化スピードがものすごい勢いで変化していくので、そんな悪戦苦闘っぷりも思い出しながらメモ的に置いておきたいと思います。

ということで、自作同人誌しゃうととぅざとっぷの主人公である龍ケ崎あかねの画像生成をボツ画像なども交えながら書いていってみたいと思います。

キャラが安定するまで

PixAIで最初に作ったあかね

まだプロンプトとか人様のプロンプトを参考に見様見真似というかコピペ切り貼りで、とりあえず最初に生成したあかねがこちらです。なんとなくのキャラ感は昔作ってもらったものがあったので、それをベースにしつつみたいな感じであれこれ英和和英と格闘しながら作ってみました。

とはいえ、セーラー服出すのにserafukuで出たりもするので、その辺は本当にサイト見ながら良さそうなイラスト見て、プロンプトをメモにコピペしてなるほどなーと思いつつ

最初の頃は「おおーすげー、なんとなく雰囲気出てるー。」ってだけで大喜びしておりましたが、そこから本当に思い通りになるまではそこそこ時間がかかったのでした。そんな経過を以下でどうぞ。

なぜか袖が無い

いや、袖なしセーラー服とか無いだろ。あ、もしかして。艦これのぜかましの影響なんじゃね?とか思ったりも。

なんかひらひらしてる

AI画像生成の際には、基本的な絵柄を決めるモデルってのと、後は既存のキャラをぶちこんんで学習させるLoRAってのがありまして。
まあ、LoRA使って同人作るのは著作権的に結構グレーだよなあとも思ったのでそっちはそっち用途で楽しみつつ、今回はプロンプトだけで生成していこうとなりました。

で、一応一通り試してみたところ、ラノベの挿絵にするなら、whimsicalってモデルがいいのかなあと思い基本whimsicalで生成。
ただ、このモデル、変に日本好き(?)なところがあり、妙な和風要素を勝手に突っ込んできたりしやがります。

なにより、セーラー服のリボンを水色にしたいというのが中々通らず、何度もプロンプトを工夫しながらようやく生成してくれるプロンプトにたどり着いたのでした。

ショートだって言ってんだろ
お、この目の感じは好きかも

という感じで、まあかなり大まかではありますが、なんとなく決定稿に近いものにたどり着いたのでした。

さて、挿絵へ

とはいえ、なにせ小説なんて(小説と呼べるものになっているかどうかはさておき)初めて書くわけなので、挿絵の発注など当然したことはありません。そんな中で、うーんじゃあこの辺で一枚挿絵入れておくかーとか考えながらやっていくわけですが、なんせ思った通りには行かないもんで。

なんかすごいことになった
赤いドラゴンって書いたのに犬みたいになった
ついでにリボンも赤に戻る
無茶苦茶ですが、イメージには近いっていう

まあ、最初のプロローグんところで挿絵入れたいなーと思ったのですが、
『遅刻しそうな赤髪ショートの少女が叫ぶと背後に赤い龍が現れてそれを校門を閉めようとしていた週番の少女が目撃する』ってな挿絵が欲しかったわけですよ。でも、これ初心者がやるこっちゃねえなと気づき、一枚ずつ別々に出力してコマ割りするみたいな感じにしちゃえとなりまして、

最終的にはこんな感じに

かなり力技ではありますが、とりあえず最初の挿絵が出来たのでした。

このあたりになるとだいぶキャラがまとまってきたかなーと。
文章書く方としてはイメージつけやすくなってありがたい限りです。

傘が曲がってますよ

なんかすごくいい表情のヤツが生成出来たのですが、傘が曲がっていたので
途中で強風に吹かれて傘を曲げることにしました。
AI使って出来たものを文章に合わせていくのではなく、元の文章にフィードバックしていくというのは苦肉の策ではありましたが新しいなあと。AIと二人三脚してる感じで。

壁際から覗き込めなかった

「壁際からちょこんと顔を出してこちらを覗き込んでる」というのを出したかったのですが、なぜか変な干渉かかってキャラがブレるんですよ。
なんでじゃー(未だ不明)

誰だお前
ルパンVS複製人間のワンシーンのような(嘘)
ちょっとだけファンタジーっぽく

なんとなくファンタジーっぽい要素とか足して出力してみっかとやってみたらかっこよかったので、授業中少し寝て夢を見てもらいました。
止まらない未来を目指しそうでいいですね。

没ったけど結構お気に入り

この辺までで約一ヶ月。
この頃には
(基本のおまじない)masterpieceとか
(キャラの説明)1girl, school uniform, とか
(シーンの説明)classroomとか
(この絵でどんなことしてるか)standingとか
(その他必要なことあれば)good handsとか
のような自分なりの構文が出来てきました。
また、最初はsampling stepを減らしてクレジット使わずに様子見て
ある程度書けたのを確認してからsampling stepを増やすという
省クレジットなやり方も習得し、かなりイメージに近いものが生成出来るようになってきました。

その裏で

なんだかんだ、技術革新にはエロが大切という素直な研究心からLoRAを使っての生成も練習して、それぞれLoRAには特性や相性みたいなものがあり、ハマったときはすごいもの出来るけど、ハズれるとこれまたすごいことになるというようなことをちょこまかとやっておりました。その辺の成果はpixivとかにごにょごにょ。

それはさておき

ごはん


ごはん


ごはん

晩御飯のシーンを作りたかったのですが、なんかご飯がすごい量になることが多く、そうしたらちょっと大食いにしちゃえと後付で大食い設定を足したりしました。フィードバック奏法。

だまし絵みたいになったお風呂シーン

入浴シーンは大事だよなと思ったのですが、日本の一般家庭の風呂を生成するのが難しかったので(↑にも書いた通り余計な和風要素が強調されがちになる)残念ながらお風呂シーンは見送りに。

夜なんだよなー


増えた


すごく増えた

寝る子は増える。らしいです。

とりあえず

本文を形にして書き上げて画像を突っ込みながら、印刷所のマニュアルと格闘し、なんとか一冊目は形にすることが出来ました。
同人誌作るのも相当久しぶりだったので、pdf入稿なるものに初挑戦。
いやー、楽ちんなのね。とはいいつつもwordに対する呪詛をいくつも唱えながらひたすら作業。ページ数合わせなども含めて文章の最終の詰めなども行い、入稿するも印刷所からリテイクのご連絡。がーん。
しかしながら大変わかりやすく説明していただき(ねこのしっぽさんありがとう)印刷所とのやりとりを経て、指示通りにデータ修正したものを入稿したらOKとの連絡。わーい、早割最高。
ここで大体2ヶ月。

形になってみて

やはり形になってみるとイメージ通りな部分とそうでない部分がはっきりと見えてきたりするもので。
画質はもうちょい上げた方がいいなと思ったら、PixAIさん流石です。画質アップが簡単に出来るように。
あと、やはりポーズなどもいい感じにつけられるようにしたいなあとcontrol netの機能なども弄ったりしながら修練。

 

こんなことも出来る

商用可のモデルを活用してアクスタなんかを作ってみたりも。
買ってね

この辺になってくるとリアルな写真を一度イラストに起こして、それをSD化するというようなこともいろいろと試しております。
最初はアニメキャラからコスプレイヤーを錬成するというのをやっていたんですが、あれ?これ逆もいけるんじゃね?となりまして。

PixAIのすごいとこ

とりあえず3ヶ月ほどいじくって、なんとなくこういうものなのだなあということがわかってきた感じはしますが、まだまだ思い通りにはなかなかいかないものです。
とはいえ、3ヶ月あれこれと試していれば、プロンプト眺めていればなんとなくわかるようになるのも事実で。
ハイスペックPCである必要がなく、基本無料(どうやって稼いでいるんだろ?マジ謎)さらには外出先でスマホからの生成すら出来てしまうので、まだしばらくはこちらに入り浸る日々が続きそうな気がしています。

最近ではPixAIのサイトでのLoRAの学習も出来るようになったようなので、もうちょい画像溜まったらこの龍ケ崎あかねLoRAも作成してみようかなーなんて思ってます。

おたっきぃ佐々木









いいな!と思ったら投げ銭感覚でサポートお願いします。 サポートが増えるとやる気スイッチが入ります、多分。