執着心を手放すための、具体的で簡単な方法

久しぶりの投稿になる。
ブログを始めてから、5日間も休んだのは初めてかもしれない。


ランニングも、一週間ほど走れていない。
そんな日々が続くと、再開するのにエネルギーがいる。
ブログのネタ帳にはいくつもタイトルが並んでいるのに、いざ書き出そうとすると億劫になる。


「アトピーの人はね、執着心が人よりも強いのよ。握りしめたものをなかなか手放せない」


いわゆる“見えないものが見える人”に、先日あった際、自分はアトピーなんだと伝えると、そんな風に返ってきた。時々、そういう人に出会うことがある。スピリチュアル系の人やネットワークビジネス系、ビーガンやマクロビ、コーチング関係の人からは、だいたい〇〇がよくない、と指摘されることがある。それを言われるたびに、自己嫌悪に陥る。あぁ、これがダメだったんだ、こんな部分がダメだったんだ。そして、こうすればいいとアドバイスを受け、商品を使うことやサービスを受けることで改善することをプレゼンされ、藁にもすがる購入してしまう。アトピーの人はいいカモになりやすい。


一時期は、その現状に腹が立ち、人の不幸を食い物にする人たちを憎んだこともあった。よかれと善意から伝えてくれているのもわかる。善意がゆえに、憎む気持ちの持っていき所がなくなり、自己嫌悪という、自分自身を傷つけることで、気持ちを消化していた。


でも、そんな人たちを憎んだって仕方ない、ということに気づいた。そんな人たちを引き寄せる、自分の心の持ち方に原因があることがわかったきたからだ。誰か助けてほしい、努力せずによくなりたい、そんな他人に対する依存心が自分でも気づかないうちに、エネルギーとして発していたのかもしれない。


だから、そういう話が舞い込んできたとき、結構警戒していた。今回も、どうかな、と思って様子を見てみたけど、押し売りみたいなものはなさそうだ。


「まずは、自分がネガティブな気持ちになった時、小さくでいいから紙に書いて破って捨ててみて。」



アトピーの人は、自分でも気づかない執着心を持っている。それは人それぞれだから、自分との対話で見つけなければわからない。それを聞いてから少しずつ実践してみると、無意識に自分の気持ちに蓋をしていたことに気が付いた。普段は気持ちに蓋をしているから、その気持ちに気が付かない。でも、体調を崩したり、落ち込んだりしたときに、フタから顔を出し、アトピーという形で気づかせようと体がサインを出す。


「ネガティブな気持ちは悪いものではないから、そんな気持ちを持ったことで自分を責めないでね」


よく、ネガティブはよくなくて、ポジティブがいい、という話を聞くけど、人間だれしも、年がら年中ハッピーなわけがない。その気持ちに対して罪悪感を持つことで、気持ちを流すこともできず、どんどん溜まって、ある時にドロドロになって抑えきれなくなる。ただの濁り水の間に、さっと流してしまえば、ヘドロにならずに済む。要は、自分の気持ちに日々丁寧に向き合えているのか、日常を大事にすること、日常をおろそかにせず、心地よい状態にしていくことを諦めないこと。


12月は自分の気持ちに向き合う機会が多かったな。年末ぎりぎりのタイミングで、また一つ、理想の生活を送るための気づきが得られた。



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