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【今夜は夢を見る】大原ゆい子ワンマンレポート

大原ゆい子さんのワンマンライブ「今夜は夢を見る」に参加した。私が大原ゆい子さん出演のイベントに参加するのはこれで3回目となる。ライブの一部始終を説明すると長くなるため、私が特に感動したシーンをダイジェスト的に紹介する。

今回のライブの注目ポイント

ステージで歌うゆい子さんはCD音源以上にソフトな声をしていた。現場のマイクが些細な発声の違いを拾い、CDでは伝わりにくいブレスまでも意識させた。

この記事ではライブで披露された全19曲のうち、私が心を強く動かされたシーンを曲別に紹介する。

登場シーン&時のミラージュ

バンドメンバーと大原ゆい子さんが静かに登場し、一夜限りのコンサートが幕を開けた。最初に披露されたのは「時のミラージュ」。

なんということだろう。ステージの照明が作り出した光と影によって、会場のスクリーンに木の枝と葉っぱ、空と雲が表現された。

主にアニメソングを手がけるゆい子さんだが、アニソンライブというよりむしろコンサートに近い空気を作り上げたかったようだ。

星が眠るまで踊ろうよ

「星が眠るまで踊ろうよ」は3曲目に披露された。

ハイステッパーやゼロセンチメートルのような有名曲とは違う、ジャズ色の強い作曲に唸った。現実離れした天上の世界に連れ出してくれるような安心感と心の高揚で胸が熱くなった。

曲のコードの使い方も巧みだ。「星が眠るまで踊ろうよ」にはブラックアダーコードと呼ばれるコードが使用されていると思われる。聴くだけで浮遊感を味わえる特殊なコードだ。

ゼロセンチメートル

ライブの後半となる15曲目には「ゼロセンチメートル」が披露された。

ゼロセンチメートルは、からかい上手の高木さん2のオープニングに採用された。ステージ上のスクリーンにはアニメのOP映像が映し出された。曲がサビに到達すると、昼寝している西片の横で高木さんがふーからのおはようをするシーンが流れた。アニメのOPの最大の見どころを改めてライブで見ることになった。

ゼロセンチメートルの編曲を担当したのは吉田穣さん。ゼロセンチメートルを生で聴いて、ますます吉田さんが優れた技量の持ち主だと感じた。よっ!ヒット曲製造機!と声を上げたくなったものだ。

君と光


君と光はアンコール前最後に披露された。

5分4秒ものあいだ、美しくも儚い「君と光」という曲を微動だにせずに聴いた。生音源という最高のハイレゾ音源をありがとう。

総括

大原ゆい子さんは「高木さん」や「はねバド!」などのアニソンを手がけるアーティスト。アニソンらしいポップさよりは、落ち着いた上品な曲を作るのが特徴だ。ワンマンライブに参加して、生で聴くソフトな声に思わずうっとりしてしまった。

やった!やった!俺たちは優勝だ!…帰宅後も寝る前もニヤニヤが止まらない私であった。

ライブ詳細とセットリスト


大原ゆい子ワンマンライブ「今夜は夢を見る」
2020年2月23日(日)第二部
恵比寿ザ・ガーデンホール

セットリストはこちら


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この記事は私のブログ「俺たちの現場」から転載したものです。大原ゆい子さんのリリイベやライブの感想を公開しています。

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