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アイデンティティ

自分の価値観を知る
自らの言動や行動を振り返ることによって、自らの価値観についても知ることができます。
どのような状況で感情が動くのか?
何に対して怒りを感じるのか?
何に対して喜びを感じるのか?
これらを振り返っていく中で自分が大切にしていることが見えてきます。
自分が大切にしたいこと、すなわち自らの価値観がわかることによって自分の今後の人としてのあり方や今後のふるまいが変わってくるかもしれません。

自分らしさとは何なのか?自分の生きがいは何なのか?など自分を確立して生きていくために考える時期が有り、理想的にはこの時期にアイデンティティの確立を行い、自分の人生の指針を見つけます。
アイデンティティの確立に失敗し、アイデンティティを確立できないままでいると、自信を失い、自己嫌悪感や無力感に陥り、自分自身で物事を主体的に選択することができなくなります。自分らしさや自己の確立ができないことをアイデンティティ危機状態といいます。
この時期が大きな分岐点となる理由としては、「今まで形成してきた自分」と「社会から期待されている、なるべき今後の自分」との和解が求められるからです。

エリクソンの8つの心理段階

発達段階

時期

心理社会的危機(段階別の発達課題)

発達段階1

乳児期(infancy)

信頼感 vs 不信感

発達段階3

幼児前期(early childhood)

自主性 vs 羞恥心

発達段階3

幼児後期(play age)

自発性 vs 罪悪感

発達段階4

学童期(school age)

勤勉性 vs 劣等感

発達段階5

思春期(adolescence)

アイデンティティ vs

アイデンティティの混乱

発達段階6

初期成人期(young adult)

親密性 vs 孤立・孤独

発達段階7

壮年期(adulthood)

生殖 vs 停滞感

発達段階8

老年期(mature age)

自己統合 vs 絶望

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