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6月読書メモ

まなの本棚/芦田愛菜

芦田愛菜ちゃん主演の「星の子」をNetflixで視聴。
愛菜ちゃんの繊細な演技が凄い!
愛菜ちゃんのことがもっと知りたいなと思っていたところ、
Kindle Unlimitedにあったので読んでみることに。

読書家の愛菜ちゃんが本や読書について語っている本書。
愛菜ちゃんの書いていることが、
奇をてらったり、
背伸びしたりしてる感じがない。
思っていることを素直に表現している感じ。
愛菜ちゃんって、よい素質に加えて、
よい環境で、すくすく真っ直ぐ育っているんだなぁと感じます。

愛菜ちゃんみたいに読書を楽しみたい。
そう思わせてくれる1冊。

夫の扶養から抜けだしたい/ゆむい

モラハラ夫との決別的な話なのかな?と思っていましたが、
ちょっと違っていました。
夫がただただ悪なのではなく、
夫は夫でいっぱいいいっぱいになり生活をしていた。
それを知らずに夫(妻)の言動に、分かり合えなさに、
夫婦の溝がどんどん大きくなっていっていたという印象。
夫の妻への言動、色んな状況があったとはいえ、
全てをまるっと許せるというものではない。
多分、許す必要もない。
でも、相手の状況を知った上で言動の受け取りが変わるのであれば、
自分の受け取り方も変化していけばいいし、
また関係構築をできるのではないかと。

リエゾンーこどものこころ診療所ー  9巻/原作・漫画:ヨンチャン、原作:竹村 優作

希死念慮のある人との対応を通して感じたことをnoteに書いていた。

そんなタイミングでのこの漫画。
この漫画に出てくる、
児童精神科医・佐山先生でも
「死にたい」と思う患者さんとの向き合い方に迷いや苦悩があること、
「死にたい」の苦しみや意味を理解できるのかは「わからない」と思っていること。
それがリアル。

多分、それが完全にわかるようになることはない。
絶対的な正解があるわけではなく、
自分にできることなんて何もないのかもしれない。
それでも、何もできないと投げ出すのではなく、向き合う。
そういう心持ちが必要なんだろうな。

わからないもの、無気力さを感じながら、
それでも、何かできることがあるはずだと信じて、できることをする。

あと、「死にたい」と思う人は医療職やいわゆる支援者のみで救えるわけではないし、
支援者にしか救える役があるわけではな決してない。
漫画の中にも書いているように、
気持ちを、吐き出せる場が
医師出ないといけないわけではない。
医療職や支援者でなくても、自分の大切な人に手を差し伸べる術というものを
知っておくことが多くの人を助けることにつながるのだろうと思う。
そういう土壌をつくることが行政保健師の役目の1つのはず。

蟻の階段 警視庁殺人分析班/麻見和史

水晶の鼓動 警視庁殺人分析班/麻見和史

小説は10巻以上続いている本シリーズの中で、
映像化されている3作のうちの1作。

事件の大筋は原作と同じだけど、
原作と異なり、1作目「石の繭」の犯人「トレミー」を大事な役割を持たせて登場をさせている。
そのためか、原作の方が、ドラマよりも、
本作の事件の犯人である「OX(オックス)」について、
もう少し深掘りされているような、そんな印象。
不可解なことが多い事件だけど、
犯人についてある仮説を立てることで、
謎が解ける部分は小説でもドラマでも、面白いなと思いました。

この警視庁殺人分析班シリーズは、
タイトルが「○○の□□」っていう形で統一されています。
その事件とかを象徴的に表していて、
そのワードチョイスがすごい!好き!

カラフル/森絵都

なにわ男子の長尾くん主演で映像化されていたのを試聴して、読みたくなった。

「カラフル」というタイトルなのに、黄色一色の本だったのが気になって、手に取ったんだよなーと
中学時代を思い出す。

当時は、主人公に感情移入しながら読んでいたけれど、
今読むと、周りで見守る大人や親の感情を想像しながら読んじゃうな。
覚えていない部分も多くて、新鮮な気持ちで読めた。
本って期間あけて再読するのもいいもんですね。

ニッターズハイ!2巻/猫田ゆかり

仲間が増えたり、
先輩のバックグラウンドがわかったり、
また1つお話が深まっていってる感じがあります。
主人公が棒針で模様あみしているのをみて、
ちょっと興味が湧いてきた。
久々に何か作りたいなぁ。

美食探偵 明智五郎 9巻/東村アキコ

ドラマ化したのをきっかけに原作漫画を読んでいます。
美食×殺人事件という、
掛け合わせが新しい感じがする。
マリアがゴリゴリの犯罪者なんだけど、
不思議に惹きつけられる魅力がある人。
8巻は、その中で事件が完結したけれど、
今回は完結しなかったので続きが気になるところ。

メモ、備忘録的に記録。
仕事系の本も読むけど進まない(苦笑)
物語の気分だったらしい。
読書は趣味だ。
まず楽しもう。