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8月36日に寄せて
毎年8月31日になると、「辛かったら学校に行かなくてもいいんだよ」という旨の何やらエモーショナルなツイートがたくさん流れてくる。私はナウいJKだから知ってるんだけど、最近は8月最後の週ぐらいには学校が始まってるんだよ。おじさんたちテンポずれてるよ、大丈夫?
日本だと、多くの人間が6-3-3-4制の学校制度の中で生きている。大学での浪人留年はあるだろうが、それ以外は大体このレールに乗っている。そして高校大学を出たら就職するのが世間の流れだ。
もし、死ぬほどつらくて学校に行きたくなかったら行かなくてもいい。死んだら元も子もない。
でもひとつだけ考えて欲しいことは、世の中には世間のレールから外れて幸せになれる人と、幸せになれない人、2種類の人間がいるということだ。その違いは、一生懸命打ち込める好きなものがあるかどうかだと思う。
好きなもの、頑張れるもの、例えば電車でもポケモンでも音楽でもなんでもいいんだ。ひとつのものを理解しようとすると、他の分野の知識が絶対に必要になってくる。他の分野の知識と結びついてくると、知ることが楽しくなる。
例えば電車から地理に興味を持ち、ポケモンから生物に興味を持つ。知識と知識がつながることは楽しいのだ。
学校に行きたくないタイプの発達障害者(勝手に発達障害者を前提にしている)は、多分好きなことに一途になれるタイプだと思う。ゲームでも絵でも音楽でも何でもいいよ。なにかあるならきっと大丈夫。
ここまで読んで、もしそんなに好きなことないな、そんなに知りたいと思えることがないなと思うなら、できるだけ学校に行った方がいい。「学校に行かなくてもいいんだよ」という大人は、だいたい学校に行かなくなったあとの責任は取ってくれない。
世間のレールから外れるリスクは、チャンスが少なくなることだ。だからまだ好きなことがないなって思ったら、死なない範囲で世間のレールから外れずにいることをお勧めする。
今の日本だと、不登校や高校中退などで一度社会のレールから外れてしまうと、みんなと同じ生活に戻るのが非常に難しくなる。自信満々にレールから外れた人も失敗することがあるので、いつでもみんな復帰できるような制度になったらいいのになと思う。高校に22歳がいたら面白いよね、私は面白いと思うし、自分の高校生活にいてほしかったなと思う。
つらかったら学校に行かなくてもいい。でも学校に行かない時間で好きなことを探したほうがいい。そして好きなことに打ち込める自分を好きになって。学校に行っていない自分のことを自分で責めたりしないで。
わたし賢いから知ってるんだけどこんなnote現役の学生は読まない。こんなポエム、多分すぐ消す。
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