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人生の目標

今年も何事もなく年を越え、2024年になった。
2023年はGOAL-Bのキャリスピで設定したゴールに向かって、とにかく行動する年だった。
目標達成については、仕事ではチーム体制が変わって当初の目標通りにはいかず、むしろ自分でコントロールできる範囲が狭まってしまい、「最高のチームを作る」ことは組織の再編というさらに難易度の高いものになった。
趣味では筋トレは継続しているしフットサルもグループランも家庭のタイミングさえ合えば参加できている。もう少し色んな人と合トレできると良いかな。人間関係では、SNS(X)を通じて研鑽している様々な人と繋がることはできた。作業療法士のキャリアを今後さらに発展していく人にも出会えた。でも職場の人間関係については大きな変化はなく、まだまだ共に成長し合える仲間の関係性構築には至っていない。家族では子どもが生まれ、育児に翻弄しているが概ねうまくいっている。社会貢献はボランティアに登録はしたものの、具体的な活動にはまだ至っていない。ファイナンスは…未達です。

そんな2023年でしたが、過去はあまり気にせず、今、これからをどうするか、どうしたいか。

大晦日の日に起きたことから、今後の人生の目標のヒントになることを感じたので、備忘録としてこのnoteを書いてます。





※書いている途中、石川県能登半島での最大震度7の地震と大津波警報が発令されました。被災に遭われた方に心よりお見舞い申し上げますと共に、今の自分にできる支援を今後の状況に応じて対応させて頂きます。





市内のとある鮮魚店
年末は混雑することで有名で、毎年周辺道路が渋滞したり店内もごった返している。そんな場所に、3歳の娘と買い物にきた。大晦日は手巻き寿司のリクエストがあったのだ。
お店の駐車場に入るまでが大変だとわかっていたので、少し離れた提携駐車場に車をとめる。ここまではスムーズ。
3歳の娘は少しうとうとしていたので、ベビーカーでお店まで行くことにした。
店内は予想通り、いや、予想を超える混雑ぶりだった。
ベビーカーを店外に置いて入ろうかと思い、娘に相談したが、娘は嫌だと言ったのでそのまま入った。

まぁ皆さんが想像する通りのことがおきるわけですよ。

「邪魔だよ」「ベビーカーは無いでしょ」

店内はほぼスペースはなく、渋滞中。後にも先にも進めない状態。
前からも後ろからも、我先にと自分が行きたい場所に向かおうとする人たち。
ベビーカーを跨ごうとする人、カゴが娘の顔すれすれにすれ違う人、ベビーカーのタイヤにぶつかった回数は数知れず


僕がここで主張したいのは、「ベビーカーでも誰でも店で買い物する権利があるだろう!」では無い。



店内には他にもベビーカーの人もいたし(1人だけだけど)、カートを押してる人もいる、杖を持った高齢者もいる、車椅子の人はさすがに居なかったけど。
混雑しているとわかってる場所に、わざわざベビーカーで来ることない、非常識だ、子連れだからってなんでも許してもらえると思うなよ。こんなことは100も承知である。

ここで言いたいのは、日本人は本当に心が貧しいんだなと感じたこと。
自分のことで精一杯、他人のことを考えている余裕が無いのだなと痛感しました。
GOAL-Bの村岡さん(現CEO)も言ってたけど、日本という国は物質的には豊かになったし、国民の生活レベルは他国に比べても依然高い。
インフラが整備されて、凶悪犯罪も少ない、最低限の生活も保証されている。食べ物に困ることはないし、電車に乗ればどこにだって行ける。どこでも働けるし、どこにだって住める。
一方で、心の貧困、貧しさを感じている人が多くなっている。国は本気で国民のことなんか考えてなく、働く世代の負担がどんどん増え、給与は上がらず会社はどんどんノルマを与えるし残業時間は減らせ、上司の顔を伺い相手の機嫌を取り、組織の中では根回しをしないと物事が進まず、働いても働いても報われない、体調を崩す人も増え、自分のやりたいこともわからず、転職もできず、このまま敷かれたレールの上を歩み続けることしか考えられない人々がごまんといる。
そんな日本(人)が、世代も違うどこの誰かもわからない、赤の他人の人生や背景、状況など考える余裕も無く、自分の”今”を生きることしか意識が向かない(持てない)のはこういった時代背景もあるのでしょう。

よく、戦後の昭和の時代は親戚、近所の人、会社の人が、家族同然で助け合い、支え合いながら生きてきた、なんて言うけど、その時代を生きてきてないので本当のところどうかはわからないけど。
人は1人で生きることなどできず、狩猟時代から人間は集団でコミュニケーションをとり、道具を用い、文明を発達させここまで生き延びてきているわけで、

”支え合い”の精神が本来は備わっているはずである。

自分自身、とても弱く能力なんてたかが知れてる。
超能力があるわけでもないし、人助けのスーパーマンでもなければ、
Big3 300kg弱の筋トレ初中級者であり、ただのサラリーマン作業療法士でしかない。自分一人でなんて、生きていけるはずがない。

コーチングを受ける中で、無意識でやっちゃってること、自身の強みとして、”システムを作る”、”規律(ルール)を作る・遵守する”ことが挙がった。たぶん、無意識的に、どんな能力・レベルの人間でも平等に、平均的にできること、に重きを置く傾向があるのだろう。誰か1人が100歩進むよりも、全員で1歩進めた方が気持ちが良い。なぜならば、自分が100歩も進めないと分かっているから。
ストレングスファインダーでも、上位3資質は「調和性」「分析思考」「公平性」であることから、僕の本質はここにあるのだと思う。


理想の社会、それは”人と人とが仲間であり、お互いに支え合い、補い合い、前向きでポジティブな状態でそれぞれの人生を歩んでいる”こと。それが僕にとっての”平和な世界”であり、どのコミュニティにおいても共通の価値観であることを認識することができました。

まだその理想の社会を実現するために、どのように自分が貢献できるかわかりませんが、自分ができることから行動に移していく、そんな人生の目標に36歳の今、気づけたのは大きな一歩だと思ってます。





OT_aku



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