企業広報Vtuberの話……(1)
youtubeにいるとVtuberの動画がおすすめによくあがるので、最近Vtuberと離れたい私はニコニコ動画にこもってよくわからん動画やボカロをあさっている。プレミアム会員ではないので広告が流れてくる。
ミズノ公式Vtuberのdeporuters-デポルターズ-さんのオリジナル曲「グラデーション」しか流れてこねえ!!!!
今までよく分からん資格とかニコ二広告だったのにどうした?ほんとにこれしか流れてこない…2回あったら1回はこれではレベルで流れてくる。曲覚えたわ。
なんだかんだちゃんと調べたdeporuters-デポルターズ-さんのこと
思わず調べた。案件じゃないです。
ミズノの公式Vtuberさんだそうで…スポーツを盛り上げるためにシュウ・テン・ダイヤの三人組があれこれするチャンネルだ。そして動画も少しみた。なんか見覚えあったのですが「わくV」(Vtuberのイベントの略称)にいましたね。私がちまちま追ってた男性Vtuberとコラボしてましたね……
今回ちゃんと存在を知ったのですが2020年の夏にデビュー。そして2022年3月31日に無期限活動休止(一端の活動休止)だそうで…悲しいですね……私はあまり知らないVtuberでも活動休止をきくとさみしくなります。
活動内容としては、うたってみた、ゲーム実況、動画の企画ものが多いとイメージを受けた。(集計ちゃんととってないので体感です。ご了承を。デポーターの方のほうが絶対知ってる)ゲーム実況もなかなか幅広くやってるイメージを受ける。
個人的には面白いなと思ったのは実写系の動画、ミズノ公式だけあってエクササイズ動画、スポーツ動画もあり、声優や俳優さんのコラボがあるのが特徴的かと思う。まじでこのチャンネル自由です。ほんとに公式か?となるレベル。公式広報でも呪術くんのウエハース開封とかガチャガチャの開封しないやろ。割り箸とか止め絵ではなく本人の3次元用高ポリゴンアバターを使った動画。
まじで自由。めっちゃ手が映る。
企業の広報Vのためキャラデザは某刀剣擬人化ゲームキャラデザで有名な方やSNSで話題になったシリーズイラストを描いている方でほんとにすごい。
キャラ設定もしっかりしている。一番驚いたのは、キャラ設定のところに他二人の印象もかいてあり、
「すげえ……関係性オタクが好きなのやつだ…」
となるオタク。二次創作ガイドライン、ファンレターを送る場所もしっかりしていて感動を覚えました。これできてるのがちで大きい事務所ですからね!!本当に。
そして企業の広報Vなだけあって資本がちゃんとあるから最初から3Dモデル、グッズもあり、ファンアートの公式タグがあったりほんとすごい。ファン獲得のために本当に幅広くやっているイメージ。各々のTwitterもあり、広報ちゃんとしてるのえらい。
ある動画で、どうやったら登録者1万人超えるんだろう作戦会議を行っていた。こんなに広報してもなかなか視聴者確保が難しいらしい。
企業の広報Vtuber…つよくいきてくれよ
昨年一番Vtuber界で賑わったのはキズナアイの無期限活動休止かと思いますが今回はそっちではない。(キズナアイの無期限活動休止でVtuberは終わりだ!!と騒がれていたがまあこれはまたそのうちに書きたいね)2021年、サントリー公式Vtuberの燦鳥ノムさんの定期的な活動の休止を発表した。2022年以降はたまに生配信を行うらしく、活動の休止の内容は不明。
私は燦鳥ノムさんが1番有名な企業の広報のVtuberだと思っている。
そのノムさんが定期的な活動の休止を発表したということは本当に企業の広報Vtuber大丈夫なのかと不安になる。
知名度もあり(youtubeのチャンネル登録者を1万とする。5000人以上にするとかなりの人数になりまとめることが困難なため。登録者ではなくTwitterのフォロー数だの、生配信の同接人数だのあるが今回はチャンネル登録でみていく。数字がすべてではないが今回は数字でみにいきます)
現在でも行っており企業の広報Vtuberは
虹河ラキ(山佐スローワールド/スロプラス)
根羽清ココロ/根羽清オト(ロート製薬)
ウェザーロイドAiri(ウェザーニュース)
大蔦エル(中京テレビ放送)
ポポナ(イドラ→PSO2NGS)
Vtuberのみのチャンネルであり尚且つ、今現在定期的に活動しているのはこのあたりかと思われる。(漏れがあったら申し訳ない)
専用チャンネルはもっていないが公式のVtuberとして確認できたVtuberは以下の通り。Vtuberと名乗っており複数の動画をあげていることを公式Vtuberとした(漏れがあったらごめんなさい)
N子(netflix)
茨ひより(茨城県公認Vtuber)
ロッポー法子(資格スクエア)
ぽいか(ポイ活モッピー)
春日部つくしは扱いが難しいところではあるが地方自治体が作成したVtuberではないので除く。(彼女は埼玉バーチャル観光大使である。詳しくは調べてくれ)企画でVtuberになったのも除く。
官公庁バーチャル職員の九州あおいもいるが、彼女は複数の人格をインストールすることができる。要するに魂が異なることがある。公式ページではVtuberを名乗っているが私が考えるVtuberの定義として外れるので今回は除く。
ローソンのからあげクンとあきこちゃん、サンリオのハローキティ、シスター・プリンセスのVtuber可憐、ホロライブの友人AなどのもとからのキャラクターをVtuberにしているのは除く。
書き出してみて分かったのだが専用Vtuberチャンネルはほとんど2018年に作られていること事が分かった。2018年はにじさんじが始動したり、今はなきupd8、ENTUMが開設したりと、企業がVtuberというアングラ感あるところに参入してきたイメージだ。にじさんじは当時にしては珍しい配信スタイルやLive2Dのモデル(かつては3Dしか認めないという風潮があった)でVtuberの年がかなり発展したのではないだろうか。詳しくはこちらのサイトをみてくれ。今でも人気最前線の子はだいたいこの時期生まれてる。
悲しい現実だが、Vtuberはブームが過ぎ去っため多くの視聴者を手にするのは難しいのかもしれない。一過性のものではなく文化となったのかもしれないがあのときのような賑わいはもう難しいのかもしれない。まあでもオワコンオワコン言われているうちは大丈夫だろうと思う。本気でやばいのは大手事務所撤退と話題にもされないことなので。
2019年には大手日清さんのUFOの広告や味噌のカップヌードル広告にVtuber起用したりアニメ声優起用の年だったりまあ飛躍しましたけど、ネット側ではファンとアンチが明確となってきた年でもないだろうか。
この年広報企業Vがほとんど参入しなくなってきた。そしてサイレント引退や卒業なども増えてきた。多分一般企業(Vtuber以外の企業)が見切りはじめたのもこのあたり。
「2019年大手事務所以外のライブやアニメあったやん!!」と思うが2018年の頃に勢いで企画したんだろうなと思うライブがあった年でもあるので個人的には賑わってはいないかなと思う。(この内容はまた後日)
その考えはなかったは池本模範堂(ムヒ作っているところ)の製品のデリケアエムズの股間戦士エムズーン
かれはほんとにすごい。
今回長くなりそうなので後半は次回。
2/26追記
後編できました
https://note.com/otaku_m/n/n1a003a437840
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