見出し画像

エロ同人ゲームの考察003[ユーザーとの距離感]

作った作品を応援してくれるファンは大事。それはもちろんそうです。
販売したものを購入してくれて、遊んでくれる。感想をくれたり、広めてくれたり。それで私達は食べていけている。それを前提とした話です。

ゲーム制作には時間がかかるので、その間に進捗を公開すればそれを見ていいなと思ったユーザーが頑張ってと応援してくれたりもします。
最近ではエロ同人、同人にはCienという媒体をDLsiteが提供してくれたおかげもあって、昔より遥かに気軽にユーザーとの距離は縮まった傾向にありますね。もちろん、昔はブログもありましたがそれよりも同人界としてのソーシャル感が強くなったCienはブログよりも活気があるものと思っています。
やはり、記事のランキングなどそういうのが作者もやる気にさせるのでしょう。
もちろんCienのみならずSNSの時代です。X、YouTube、その他今ではメッセージのやり取りは多種多様。そういう意味でも作品を作る作者とユーザーの距離感というものもだいぶ違ってきたのではないでしょうか。

Cienではゲームの進捗やその他いろいろをお披露目するとコメントをしてくれるありがたいユーザーがいます。内容はともあれコメントがつくのは嬉しいものです。
しかし、中には誹謗中傷とまではいかないまでも批判的な意見や自覚のない相手を傷つける言葉を投げつける方もいます。
私のCienではそういう方は減りましたが、まだCienを開始し始めたころにはなかなか強めの方もいました。端的に言うとそっちの作品こっちは全部買ってんだぞ、◯◯××~~~!

金使ってるんだから何を言ってもいいと思っているのでしょうか。
あまりにもどうにもならなかったのでまだブロック機能もまともにない時に運営に言ってブロックしてもらった記憶があります。
しかしこれはまだ悪意あるものなので対処がしやすいです。
厄介なのは、攻撃ではなくコチラ側に入り込もうとしてくる方です。
経験上こっちのほうが厄介で、対応は難しくなります。
だって別に悪いことしてくるわけじゃないもの。

私も最初の頃は別に友達として仲良くなるのはいいことだと思っていました。しかし今でははっきりとそれが間違っていたと思っています。
ユーザーは対価を払ってゲームや作品を手に入れます。その内容の良し悪しはともかくとして、それにつけ込んでくるユーザーもいるのです。
Cienにはチップというものあるので、まだあまり売れてないサークルなどはチップで少ない金額だったとしても嬉しいものです。
そういう気持ちを上手くついて相手の時間を貪ろうとしてくる方が過去に実際いたんですね。

内容は省きますが、そういった時間は制作者には基本なんの意味も持ちません。本当に気が合ったりすればまた別ですが、そうでなければ基本無意味だと言えます。
なので、こればかりは作者側が気をつける必要があると言えます。
できないことははっきりと「NO」と言いましょう。
制作の時間は限られていますから。
私もある時からそういう風にしています。無碍にしたいわけではないのですけどね……

ゲーム作者ごときで何言ってんだ……って思われるかもしれませんが。けっこう重要な事だと思ったので書かせていただきました。
コミュニケーション、難しいですね。もういい歳なのにいまだによくわかりません。だからこんな事書いてしまうのかもしれません。
でもわかってほしい。制作者とユーザーには相容れない領域があることを。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?