MTG通販専門店うるざやがイベントに初出店した話

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○MTG通販専門店 うるざや
現在モダンを中心として様々なカードをWisdom最安レベルで追加中です。
周りのお友達にも紹介してもらえると嬉しいです(切実)

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不定期でMagic Onlineの配信をしてます。
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こんにちは、酒井です。久々のnote投稿です。
競技マジックに没頭しつつも、今年2月に通販サイト「MTG専門店うるざや」を立ち上げました。

先日縁あって、MTG通販専門店の大先輩であるいしかじさんにお誘いいただき、「ダブルマスターズ2022シールドイベント」のいしかじ杯にブース出店してきました。私はこれまでリアル出店を考慮せずに5か月ほど運営しており、すべての業務を一人で行っていました。そのため準備や当日の販売が間に合うのかを慎重に検討する必要があり、具体的に何をしたのかのまとめです。

同じような状況になる人はそういないと思いますが、私自身の今後の為にも記録として残しておくべく今回筆を執った次第です。

1.目的の明確化/イベント当日の内容洗い出し

目的は2つ
通販サイトの存在を知ってもらうこと。
捌き切れていない在庫をキャッシュに変えること。

目的達成のための当日の内容
・バインダーによるシングル販売

メインイベントはダブルマスターズ2022のシールド戦であり、来場される方のプレイフォーマットの絞り込みができなかった。そのためGPでありがちな珍しそうなFoilカードや再録禁止等の高額カード、SLDシリーズなどを持っていくことにした。「特に欲しいカード無さそうだけど、何か珍しいカードがあるしバインダー全部見てみよう」と感じさせてなるべく長時間お客さんに滞在していただくことも狙いの一つ。
当初はバインダー2冊を予定していたが、当日一人だったため防犯面や複数のお客さんへの対応を考えて1冊に。防犯対策として、バインダーを持ち上げないよう注意書きを用意したほか、バインダーを太めのゴムでテーブルに固定した。

・くじ

2000円×50口(ラストチャンス賞あり)にてくじを作成した。
当たり商品が1口の価格の4~5倍程度のものも入れているため、いわゆる"はずれ枠"の選定に時間を要した。売れ残ってる在庫をキャッシュに変えつつも、お客さんが損した気分にならないように慎重に検討する必要があった。特に通販運営のみのような形態だと、次にリアル出店する機会がいつになるか分からない。万が一酷評に終わったり、中途半端に売れ残るとなると信用を取り戻すことは困難である。
リスクは犯すべきではないので、今回はざっと計算して総額は115~125%となるようにした。当店価格や最安付近での見積もりだったため、実際にはもう少し得に感じてもらえたかもしれない。実際複数口購入くださったお客さんからは「(はずれがはずれじゃないけど)うるざやさん大丈夫?」といった嬉しいお声を頂けていたので本当に良かった。

・シングル販売(ストレージ編)

実はこれの準備を始めたのは開催の二日前。計画性~

通販サイトだと想定よりも売れていない商品がある。50~500円程度の"そこそこ使われる"商品だ。
これらを100円/200円/300円(とそれ以上)のストレージを用意し、家にある在庫の一部を詰めた。金額ごとにスリーブを色分けしようかと思ったが、たまたま家にカラフルなシールが沢山あったので、金額ごとにシールを、300円を超える商品については別途白シールに額を書いて張り付けた。
これが思った以上に作業に時間を要し、前日にバインダー整理に6時間+ストレージ作成に10時間くらいかかっていた所為で睡眠時間は2時間となったが、自分はショートスリーパーだと思い込むことで当日は耐えた。
売れ行きが想定以上かつ、お客さんの滞在時間も増えていたため良き方法であった。次回があるとしたら、この3~5倍くらいの量は用意したい。

・2X2のパック販売
1パックでも売れれば良いかなといった気持ちで、本戦に参加していないお客さんに対してのみ販売を行った。


2.当日までに行った準備

・支払い関係
今回は50~100人程度のお客さんの想定だったため、現金のみの対応とした。
銀行からおつりの確保をした際は、当日の手間を考えて10円単位の商品は避けたため、100/500/1000/5000で済んだ。領収書が必要なお客さんにいつでもお渡しできるよう準備もした。

バインダーによるシングル販売
そもそもバインダーを持って無かったので買った。基本はECサイトに登録している商品を引っ張り出し、少量は自分の手元にあるカードを持ち込んだ。リアル出店を考慮していない管理方法であったため、少なくともECサイト上で販売している商品かどうかだけは分類する必要があり、価格を掲載する付箋の色で識別することにした。お客さんから聞かれはしなかったものの、色が分かれた値札を付けることは状態を表すものと勘違いされてしまう可能性もあったため微妙かもしれない。が、現状これが一番効率良く登録する方法な気がしている。理想はバーコード管理だが、そこにコストは割けなかった。
「何」が「いくら」で売れたのかを明確に管理すべく、バインダーやストレージのカード全てを写真に収め、イベント終了後ECサイトから在庫を減らす形にした(この作業は5時間強かかった。)
SLDに関してはある程度在庫があったため、見栄えも考えて1枚ずつバインダーに差し込み、お客さんに希望カードを指し示していただく形で裏の在庫から商品を出していた。防犯面や管理上良さそうだったので今後も同じ形で良いと思っている。

・くじ
スプレッドシートで明確になるよう管理した。前々日くらいの相場で作成したので特に問題は起こらず、(私は)悪評を聞いていないので悪くなかったと感じている。
くじは2枚一組として用意し、50円+2000円のようなものや1000円+1200円のようなものなど色々用意したが、同じ組み合わせは2つまでとし、複数引かれても詰まらないと感じないようにした。あまり目の前で中身を確認しているお客さんは多くなかったので、こちらでも何が出たのか把握しきれていなかったが、それはそれで良かったと思った。

・シングル販売(ストレージ編)
上述のバインダー商品と同じく、在庫や手元のカードから見繕った。これは準備にもう少し時間を割く必要があったので反省点である。アホみたいな話だが、この商品も全て写真に収めて、イベント終了後に売れたカードを計算している。無難なのはECサイトに未登録の商品のみ持ち込むことだと思うが、在庫販売の機会損失は避けたかった。

・POP等
くじ、バインダー注意書き、シングル販売の注意書きなど、数枚を作った。
POPマスター、略してPOP STARになった。


3.イベント終了後の振り返り

振り返ると、1人で全てを行うにはそこそこタイトなスケジュールでした。トイレに行く際にスタッフさんにご協力いただき、店番をお願いしましたが、本当にスタッフの方が優しく気が利く方ばかりで感動しました。本当にありがとうございました。
それ以外はブースを常に自分が店番をすることで何とかなったように感じました。当日急に必要になったもの等は無く、うるざやブース的には滞りなく終えることができました。
唯一、クーポン券の配布を途中まで忘れてしまって、その後忘れたことに気付いたものの、お客さんに差が出てしまうことや用意している間に別の対応で結局また忘れてしまうだろうと考え、今回は配布を見送ることにしました。ごめんなさい。

私自身が競技志向が強いため、大きいイベントに参加して優勝したかったのも本音です(byeもあったし)が、今回はブース出店という本当に貴重な体験をさせていただきました。

また機会があれば出店してみたいし、自分でも何かイベントを開きたくなりました。今後も競技マジックに全力で取り組みつつ、自分に出来る範囲でMTG専門店うるざやを動かしていこうと思っています。


お誘いくださった主催のいしかじ様
カラハンタ様
vox様
ともにゃん様
スタッフの皆様
ご参加いただいた皆様
この場を借りて、改めて御礼申し上げます。ありがとうございました。


MTG専門店うるざや
代表 酒井


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