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元日本代表 佐藤寿人さんと全力プレー! ~J-OBフットボールクリニックinかほく~

2024年3月26日「J-OBフットボールクリニック inかほく」が石川県で開催された。
かほく市・輪島市・珠洲市で生活する5,6年生33名のサッカー選手が元日本代表でサンフレッチェ広島などで活躍した佐藤寿人さんと全力でサッカーを楽しんだ。


■J-OBフットボールクリニック

一般社団法人 Jリーグ選手OB会(J-OB)が主催する「J-OBフットボールクリニック」。今回は「ジョイアクロス(石川県かほく市)」でJ-OB会長:佐藤寿人さんがフットボールクリニックを開催。かほく市で活動している5年生6年生のサッカー選手と能登半島地震で大きな被害を受けた輪島・珠洲の選手が参加してサッカーを楽しんだ。

参加した子供たちと佐藤寿人さん

J-OBは全国各地でフットボールクリニックや地域・社会貢献活動、被災地復興支援などの活動を行っている(J-OBには約500名の元Jリーガーが登録)
[J-OBフットボールクリニックはtotoスポーツ振興くじの助成事業]

■沢山の笑顔と歓声!

 当日は雨模様。気温も低い中での開催となったが、会場は「大型室内人工芝コート」が整備されたジョイアクロス(かほく市)。全天候型施設で子供たちは思いっきりサッカーを楽しんだ。能登半島地震で大きな被害を受けた輪島や珠洲の子供たちも久しぶりに広いコートで汗を流した。

ジョイアクロス(石川県かほく市)

■楽しい時間!

 当日は、参加選手33名と保護者のみなさんを合わせた約60名が来場。運営は佐藤寿人さんとかほく市サッカー協会の5名が担当。
 最初は少し緊張気味だった選手たちもクリニックが進むにつれてリラックスした雰囲気になり笑顔と歓声が会場にあふれた。

楽しくコミュニケーション
徐々に盛り上がる会場

■練習と試合で盛り上がり!

 クリニックは、パスやシュート練習、ミニゲームなどの技術を学びながらも楽しめるメニューが準備されていた。
 クリニックの後半は「選手33名vs運営5名」での試合を実施。子供たちは本気モードでプレー。運営5名も負けじとプレー。点を取りあう試合となり観戦していた保護者のみなさんも大いに盛り上がった。

ミニゲームに臨む子供たち
選手33名vs運営5名で試合
佐藤寿人さんも本気でプレー!

■サイン会を実施!

 クリニックの最後に佐藤寿人さんから「地震で生活面などで不自由もあるでしょうが、サッカーを楽しみながら前を向いてすごしてください」と子供たちへのエールをいただいた。
 そのあと集合写真を撮ってサイン会を実施。子供たちは最高の思い出の時間をプレゼントしてもらった。

輪島・珠洲から参加した選手たちと佐藤寿人さん
佐藤寿人さんサイン会

クリニック後に佐藤寿人さんに聞くと「今回初めて子供たち30人以上との試合を行ったが、子供たちがとても盛り上がってくれて嬉しかった。被災地支援の一つとしてクリニックを開催させてもらったが、私も子供たちから力をもらいました。能登半島の復旧復興をお祈り申し上げます」と優しく語ってくれた。J-OB関係者などフットボールクリニック開催に尽力された皆様の優しさと地震からの復興への想いを感じた取材だった。(取材/大田 均)

J-OB会長 佐藤寿人さん

佐藤 寿人さん(さとう ひさと)
 日本代表やサンフレッチェ広島などで活躍した元Jリーガー。2012年にJリーグMVPとJリーグ得点王を獲得。J1リーグ通算161得点は歴代3位(カテゴリーを含めないJ1/J2/J3リーグ通算220得点は歴代1位)。 現在はサッカー番組や試合の解説などを通して日本サッカーの発展に尽力しながら、J-OB会長として全国各地で子供たちに向けたフットボールクリックなどを提供している。

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