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能登半島地震復興応援チャリティーマッチ ~サッカーレジェンド15名が集結~

2024年4月20日、Jリーグ選手OB会(J-OB)に登録している元Jリーガーで元日本代表のレジェンド選手15名が金沢ゴーゴーカレースタジアムに集結。ツエーゲン金沢OB選手と合同で、被災地の子供たちとサッカーを楽しみ能登の子供たちに笑顔と思い出をプレゼントしてくれました。


■レジェンドが集結

 2024年4月20日、金沢ゴーゴーカレースタジアムに元日本代表選手、ツエーゲン金沢OB選手、そして被災地能登からたくさんの子供たちが集結しました。
・元Jリーガーで元日本代表選手15名(ブルーレジェンズ)
・ツエーゲン金沢OB選手(チームがんばろう石川)
・被災地能登の子供たち約300名(輪島・珠洲・穴水・志賀・七尾)

 スタンドでは能登復興チャリティに賛同してくれた多くのみなさんが観覧。入場者数は5232人。ツエーゲン金沢のサポータのみなさんがイベント開始前から被災地に向けた応援歌でスタジアムを盛り上げてくれました。

笑顔を届けるブルーレジェンズのみなさん

■オープニング

 イベントはブルーレジェンズの加地亮さん(元ガンバ大阪)による挨拶でスタート。続いて岡野雅行さん、佐藤寿人さん、久保竜彦さん他がリフティング、ヘディング、ボレーシュートをデモンストレーション。高い技術を披露してくれました。

オープニング

■ふれあいサッカー

 続いて元日本代表選手・ツエーゲン金沢OB選手と能登から参加した48名の子供たちによる「ふれあいサッカー」が行われ、複数のピッチに分かれてミニゲームを実施。子供たちは元日本代表選手などへ積極的にドリブルを仕掛けたりシュートしたりと思いきりサッカーを楽しみました。

ふれあいサッカー

■チャリティーマッチ

 後半は「ブルーレジェンズ VS チームがんばろう石川」のチャリティーマッチ。前後半各20分、元日本代表選手とツエーゲン金沢OBが対戦。久保竜彦さんは現役当時、日本代表とツエーゲン金沢の両方で活躍したことから前半と後半でユニフォームを着替えて両チームの選手として出場。試合は接戦となり最後は4ー3でブルーレジェンズが勝利。両チームの選手たちは現役当時を思い出させる技術でスタジアムを盛り上げ、被災地能登のみなさんへの想いが伝わるプレーで元気をプレゼントしてくれました。

【ゴール前の競り合い】ブルーレジェンズ久保竜彦さんとツエーゲン金沢OB諸江健太さん
【ボレーシュート】ブルーレジェンズ佐藤寿人さん

■被災地に笑顔を!

 今回のイベントで感じたのは「笑顔と歓声」。地震以降、思いきり運動できなかった能登の子供たちが大きな歓声を上げ全力でサッカーを楽しむ姿が嬉しく感じました。能登の復興につながる元気をもらえたイベントでした。

ふれあいサッカーの参加した子供たちとツエーゲン金沢OBのみなさん

■イベントを支えてくれたみなさん

 今回のチャリティマッチ開催には多くのみなさんの支えがありました。
チャリティーマッチをスタジアムに実況中継してくれた解説者。試合をコントロールしてくれた審判員のみなさん。被災地応援歌でスタジアムを盛り上げてくれたツエーゲン金沢サポーターのみなさん。そして元日本代表とツエーゲン金沢OBのみなさん。チャリティーマッチ実行委員会など関係者のみなさん。たくさんの方の想いがつながって開催できたイベントでした。

実況解説はDAZNでおなじみの野村明弘さん
主審は元国際審判委員家本政明さん(副審と四審は石川県で活動する審判の三人)
ブルーレジェンズ田中隼磨さんとツエーゲン金沢サポーターのみなさん

■能登半島の復旧復興を!

 イベント終了後にブルーレジェンズのみなさんがインタビューに応じてくれました。共通していたのは「復旧復興には時間が掛かると思うが私たちは能登を忘れていないことを思い出して欲しい。勉強やスポーツを通して笑顔ですごしてください。」レジェンズの優しい言葉が印象的でした。

元日本代表、ツエーゲン金沢OB、実況解説や審判をしてくれたみなさん、能登から参加してくれた子供たち、記事では紹介できなかったがハーフタイムを盛り上げてくれた歌手の「伍代夏子」さんや「ほくりくアイドル部」他のみなさん、そしてチャリティーに協力してくれた観客のみなさんなど、スタジアムに集結したみなさんの想いが伝わるイベントでした。
(取材/大田 均)

■GOSPO 2024年月7号

GOSPO 2024年月7号
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