ディープな島根・鳥取⑤粟嶋神社
2024年8月15日
粟嶋(あわしま)神社
(鳥取県米子市彦名町1404)
主祭神 少彦名命(すくなひこなのみこと)
急にタイトル変更。今まで「ディープな島根」だったのに「ディープな島根・鳥取」にしたのは、いうまでもなく、最後に訪れたのが鳥取県米子市だから。初めから神話を訪ねるとかにすればよかったのだけど、何も考えずに書いているから。はい、ごめんなさい。
私がスクナヒコさんのファンだということを知っている友人が、連れてきてくれた。
スクナヒコさんは、大国主さんとともに国づくりに携わり、医療や薬などを広めた大変優秀なお方。手に乗るほど小さく、おとぎ話「一寸法師」のモデルとして有名。
初めて会ったとき、大国主さんが「誰?」と尋ねているのに、知らん顔していた様子を思い浮かべると、いつも笑えてしまう。たぶん横を向いて、すんとしていたんじゃないかな。
あとで調べていて分かったのだが、ここはスクナヒコさんが舟で上陸した最初の場所。そして境内からすぐのところに小さい岩が祀られていて、2人が出会った場所ともいわれていると書いてある。なんだってー。すごい場所じゃありませんか。
鳥居の前の狛犬さん。
階段が何段あるのかな。(あとで調べたら187段らしい)
下から拝めるよう、遥拝のお賽銭箱がある。
拝殿に到着。
こちらの狛犬さんは新しいね。
スコナヒコさんにご挨拶。
いつもありがとうございます。
良い眺め。
「伯耆(ほうき)風土記」によると、スクナヒコさんが粟の穂にはじかれて、“常世の国”に渡ったことから「粟島」と名付けたとある。
ここの地名が彦名なのもスクナヒコさんからきている。
ここから天に帰って行ったスクナヒコさん。
「また国づくりが始まります。帰って来てくださったらうれしいのですが」と、控えめに伝えてみた。
さぁ、帰りますか。
上がる前に社務所でお願いしていた御朱印を受け取った。
美しい字。神職さんが草刈りをしていたんだけど、手を止めて書いてくださった。ありがとうございます。
大好きなスクナヒコさんは、最初に粟嶋に来て、最後は粟嶋から去って行った。そんなゆかりのある場所を訪ねることができた。
ディープな島根(一部鳥取)の旅はこれで終わり。
友人にもお父さんにも大変お世話になりました。ありがとうございました。