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「衣、食、住、DJ」 vol.9 外に出る

皆様こんにちは。ホンダイズミです。
オタイレコードの<note>企画「衣、食、住、D J」第9弾。
色々思うことがありまして、実はしばらくの間部屋でおとなしくしていました。
ナゴヤに戻って来てからはずっと遊び歩いていた私ですが、4月1日に自分の店(*間借り営業ですが…)をオープンしたのをキッカケに一旦自粛。引き篭もって某ネトフリアマプラ三昧。ベッドから動くことすらない生活を続けた結果、いったいどーなったか?
今回はその辺りのお話をしたいと思います。

では、スタートです!

昨年10月ナゴヤに帰省、部屋を借りて活動は主に自転車移動。一応自家用車も所有していますが、スーパーマーケットへの買い物以外は愛車の<PEUGEOT×BD-1>のスモールホイールを駆って市内どこへでも?いや、やはり遠くても今池エリアまでかな?覚王山本山星ヶ丘へはついついお車で(*ナゴヤローカル話ですみません)。

となると基本交通費はゼロですから掛かるのは食事代呑み代くらい。それでも当初は知人に紹介された飲食店を渡り歩いたり旧知の店を訪ねたりと毎晩遊び廻ってお金もしっかり遣いました。もちろん楽しくて仕方なかったし、十数年ぶりの地元の変化に戸惑いつつも、新しい店舗でいろんな人達と接することがとにかく新鮮で楽しかったワケです。
すっかり散財してから「ふ」と我に帰り、(ヤバい。そろそろ稼がねば!)とアルバイトを始めてからは「誘われれば断らず」程度に一旦クールダウン。音楽の好きな私は主にサウンドバーやクラブ界隈が主な行き先ですね。並行して、実家で発掘した数百枚の古いレコードを頼りに調子に乗ってDJ活動を再開。数少ない友達を主なオーディエンスにそれはそれは楽しく暮らしていました。

で、何を思ったか突然ハコを持つことになって、プラスアルバイトのシフトが深夜(早朝?)だった件も重なってなかなか遊びに行けなくなってしまい、並行してネガティヴ要因もいくつかあったのは事実。それらについてはまた別の機会にお伝えするとして、正直なところ気持ちが冷めたのは認めます。元々熱しやすく冷めやすい性格故、ナゴヤという街自体(行政含め)にガッカリしたのかもしれませんね。
そーなれば、この上ない怠け者体質であり動物占いはコアラの私がベッドから一歩も動かなくなるのは必然。<カフェ&サロン>と銘打つ自分のルールで作った遊び場で気のおける知人とひたすら語り合い、たった4時間のバイトのシフトを終えたらあとは部屋から一歩も出ず、簡単に言えば職場と家の往復というヤツです。
もちろんそれはそれで全然楽しい。(あー。こんな感じでずっと暮らして行けるならそれはそれで全然いいよなー)な〜んて思いつつただただ時間だけが過ぎていきます。平和と言ってしまえばこの上なく平和な日々。

それなのに。あー
それなのに、それなのに。

部屋にTVモニターがない私の場合ベッドに寝転がってパソコンとニラメッコ。映画ドラマのネタに尽きればたまにYouTubeもチェック。そーなればゼッタイに手を出してはならないジャンル。そう。私にとって第二の祖国タイの映像を見てしまうのでした。
そこにはやはり刺激的な内容が満載。私が長年タイをひと言で表現するのに使っていた<アメージングタイランド>なシーン目白押しなワケで、当然のごとく郷愁は募ります。そして、今回新たに発見した某ユーチューバーのキャッチコピー。
<beautiful chaos>。直訳すれば<美しき混沌>。なんと素晴らしい表現でしょうか!?この言葉と共に現地に於ける自分の知らない世界を見てしまった私は(あー。タイに戻りたい!)となってしまうのでした。ま、いわゆるホームシックというヤツですね。

理由は簡単。刺激であります。今までの人生に於いて常に刺激を求めて来た私にとってはやはり、安穏の暮らしが性に合わない。同じネトフリアマプラ三昧の生活でも一歩外に出れば刺激満載のタイとコンプライアンス最重要視のニッポンとはまるで違う。
ナゴヤに戻って外で飲み歩いて毎日楽しく過ごしていた頃も、ぶっちゃけてしまえば刺激なんてほぼほぼありませんでした。例えばニッポン女子との楽しい会話はそれなりに魅力的ではあるとしても、そこまで刺激的か?と問われればそーでもない。クラブでタイガールに逆ナンされつつその日の相手を吟味することと比べてしまうとどーしても隔たりが。

(いやいやいやそんなことはないぞ!ニッポン女子だって可愛いコたくさん居るし、求めさえすればおそらくもっともっと刺激があるのでは……)。

そう考えた私は再び外に出ます。

幸い季節は良く、昼間は暑くても夜はまだまだ涼しくて外を散歩すればサイコーに心地良いではありませんか。カフェ友達と茶をシバきつつ「あーでもないこーでもない」と談議に花を咲かせ、美味しいモノを食べて美味しいお酒を呑んで下ネタで盛り上がる。相手が自立したオトナの女子であればワリカンが成立し、そこまでサイフが痛むこともなく刺激だってまあなくはない。
特筆はしませんが色恋が絡めば尚更であって、空を見上げて月のカタチを語るロマンティックも含めニッポン女子との夜のお散歩はそれなりに満足感はあると言えますよね。←イマココ。

ま、そんな感じです。笑

何が言いたいか?よーするに「外に出る」ことの価値についての話。
家の中でじっとしていても決して何も起こらない。たしかにお金はかかるかもしれない。でも、間違いなくそこには意味がある。もちろん出掛ける相手や場所、タイミングは大切ですし、興味のない人と興味のないところに行く必要など1ナノもないです。そんなことは言ってません。
趣味や価値観が合う人を誘って一緒に何かをする。もしくはそんな人と出逢う為に興味がある物事を求めて街に出る。ただそれだけです。
タイに十数年住んで感覚が麻痺してしまった変態の私にとっての刺激はさておき、コンプライアンスの厳しいニッポンにだってまだまだあるはず。ドキドキすること。感動すること。泣けること。家の中で妄想するのも決して悪くはないけど、外に出てリアルで感じる方がより前向きではないですか?

少なくとも私は
そう思いますが。

ちょっと音楽からは離れた話になってしまいましたが、たまにはこーいうのも良いのではないか、と。

で、先日散歩がてら
LEBEN by OTAIRECORDさんの様子を見て来ました。店内はまだ整頓中とのことで写真は一部ですが、スペースはかなり広くなってオーディオルームや録音スタジオ、おまけになんとカフェ機能まであるとのことで、7月1日のグランドオープンが楽しみです(*記事は6月30日のものとなります)!

LEBENさんのウェブサイトです!
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それではまた次回お会いしましょう。

TEXT : ホンダイズミ(PLUS+ Talent Agent 代表)
*名古屋市中区松原にてカフェ&サロン「PLUS+」営業中。
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