≠ME『ヒロインとオオカミ』で描かれているのは推し活!?
どうも!先日発売されました≠ME『ヒロインとオオカミ』の生写真、買うことはできましたでしょうか…?販売開始から約1分で売り切れになったそうですね…なんとすさまじい人気なんだ…。ちなみに私はその闘いに敗れ砕け散りまして、この楽曲を聞いて推しメンのしおちゃん(永田詩央里ちゃん)に慰めてもらっていました…笑
さて、初めての試みですが、楽曲考察です!記念すべき1回目です!
推しメンのセンター楽曲ということで個人的に思い入れが強い、何よりコールも相まってライブで盛り上がること間違いなしの楽曲
『ヒロインとオオカミ』
について考察していきます!
1.オオカミさんについてちょいとおさらい
そもそも論なのですが、タイトルにも登場するオオカミさん。
MVでも歌詞でもオオカミ=嘘つきというイメージのもとで描かれていますね。そのルーツについて少し触れていきます。
1.イソップ物語「ひつじかいとおおかみ」
「アリとキリギリス」「北風と太陽」などの作品で知られるイソップ物語。その中に「ひつじかいとおおかみ」という物語があります。
とある村に羊飼いの少年が住んでいました。少年は「オオカミがきたぞ!」と村中に叫んで周ります。村人たちは心配し農具を持ち寄って少年のもとに駆け付けますが、オオカミはどこにもいません。そうです、この少年とんでもない嘘つきなんです。この嘘は何度も繰り返され、次第に村人は信用しなくなっていました。
そしてある日、本当にオオカミがやってきた時です。「オオカミがきたぞ!」と叫んでも村人は聞く耳持たず状態です。そのまま少年の飼っていた羊が喰い殺されてしまう(少年が喰われるという結末もあるんだとか。諸説あり)という結末を迎えます。
この嘘つきの少年のことを「オオカミ少年」と呼ぶようになって、そこから転じて「オオカミ=嘘つき」というイメージが定着したんだそうです。
2.「ひつじかいとおおかみ」以外のオオカミさん
イソップ物語において、オオカミさんはたくさん登場しているそうで。
そんなオオカミさんの表現の特徴をまとめると…
こんな風になるそうです。ガッチガチの文献を掘り出してみました。
MVに登場しているオオカミさんを見てみると、とてもとても本性からしての悪獣とは思えないですね笑
ずる賢さがあって、時折まぬけな一面が顔を出すといったところかなと。
てなわけで、オオカミさんについてはこの辺で終わりにして、ここから私の考察フェーズに入っていきます!
2.推しの「ヒロイン」としての一面と「オオカミ」としての一面
ジャン!と今回の考察の主題をいきなり載せてみたわけですが、『ヒロインとオオカミ』というタイトルの隠された意味はこういうことなんじゃないかって思ってます。アイドルグループを応援するという活動において欠かせないのが推しメンではないでしょうか。
冒頭にあったように私でいえば永田詩央里ちゃんなわけで、単推しだったり複数メンバーを推していたりと、その在り方は人それぞれです。
そんな推しの姿における二面性について表現している楽曲が、『ヒロインとオオカミ』だと思ってるんです!まだまだ続きますよ!
1.さっしーのすんばらしい歌詞を見てみよう!
イコノイジョイ楽曲の魅力、その一つに指原莉乃さんの書かれる素晴らしい歌詞があるのではないでしょうか。
ここでは、『ヒロインとオオカミ』の歌詞について、私が「ここが良い!」と感じたところについて解説&考察をしていきます!
~楽曲クレジット~
『ヒロインとオオカミ』
作詞:指原莉乃 作・編曲:Yuta Sakai
MVを見て分かる通り、オオカミの耳を生やしているのは可愛い可愛いメンバーの皆でもあるんです。この部分はライブやお話し会、その他いろんなシチュエーションで推しメンがファンに向かって「君が好きだ」って言ってるようにも思えます。
「浮かれた苺」は推しメンにときめくファンの様子を表したものでしょうか…「君が好きだ」という言葉に対して疑念を抱いている場面が思い浮かびますね。
多くのファンがいる様を「広い学校」と表現していると考えました。脱帽です。シンプルにすごいし、何より分かりやすい。
そりゃあ推しメンと出会えたことは運命、奇跡だと信じてほしいですもんね。なんなら私もそう思っております。はい次。
ライブ会場を考えてみてください。たとえば「しおちゃーーん!」「こっち見てええええ!」 こちらがどれだけ声を張っても、一生懸命推しメンへの愛を伝えても、時には届かないように感じることもあります。だって「広い学校」なんだもん。推しメンは「広い学校」で起こるすべてのことに反応できるわけではありません。もちろん限度があるってもんです。でもその時「もー!いじわる!」って感じることもあったりなかったり…
でも推しメンの不意の一言にファンはやられるんです。脆いもんです。私もそうです、簡単に落ちます。ほんっとに、ずるいですね。ここまでさらってきましたが、まじまじと推し活の様子が思い浮かんできたのではないでしょうか。さあ、サビです!
お話し会の時「好きだよ」って言ってくれたのに!
「〇〇だけだよ!」って言ってたのに!
他のファンにも言ってるーーー!!!
私以外のファンのみんながサヨナラしちゃう呪文を届けましょう…
私だけだよ!ね!ね!!?
私だけの推しなんだー!!!
推しになら騙されたっていいの!!
推しって世界一可愛い私にとってのヒロインと
私に嘘ついて他のファンにも愛嬌振りまいちゃうオオカミ
の掛け合わせみたいだなあ
的なシチュエーションが思い浮かびました。
解釈は人によって分かれることは承知の助なのですが、個人的にかなりしっくり来ています。この気持ちを抱いている方はかなり多くいると感じているのですが、どうでしょうか…
無理だと分かっていても、独り占めしたいもんはしたいんです。
そんな思いが描かれているのではないでしょうか。
さて、この勢いで全部書いていくととんでもない文量になる未来が目に見えているので抜粋していきます。
まさしくライブ会場そのものを表しているように感じます!
他のファンからのラブコールに振り向くことを「落石注意」と例えるかあ、と個人的にまたもや脱帽しましたね…
そして、1番では「サヨナラの呪文」だったものが、
ここでは「大好きの呪文」になっていますね。
かーーなり推しへの独占欲が強いお方となっております。
でもこれくらい熱いくらいがちょうど良かったり…?
あと「エクストラホットな愛」なんて初めて聞きました笑
言い換えるなら「過剰なまでの君への愛」ですかね…?他にも良い言い換えがあるかもですね…
この部分の振り付け※(みるてん列車としおちゃん列車に分かれる感じ)も相まって「乗り換えなし」というフレーズがぴったり合いますね。一途に推しだけを見ているからね!っていう言い聞かせのようにも感じました。
それと「定期購入」というワードが妙にリアルだなって思ったら、FCの月会費が思い浮かびました笑笑
まさに「定期購入」で幸せになっちゃってます…
楽曲冒頭の「君が好きだ」は推しがファンに向かって言っているのに対して、ここの「君が好きだ」はファンが推しに向かって言っていると考えました。そして、その言葉に対していじわるな推しは「本当かなあ?」と問うている、と考えました!
ここの解釈は迷いはしましたが、オオカミの持つずる賢さという言葉が決め手になりました。
さて、長い長い歌詞考察も終わりです。
本文もう少しだけ続きます。ほんっとにもう少しだけ。
どうかお付き合いください。。。
2.歌詞を解釈したうえでタイトルの意味を考える
長々と述べたように、『ヒロインとオオカミ』という言葉は1人のファンからみた推しの姿を例えた言葉だと考察しています。
歌って踊っている姿、配信や番組で見せるおまぬけさん(他にもいろいろあるけど)な姿、まさしく自分にとっての「ヒロイン」である推しの姿。
自分だけじゃなくて他のファンの子に向かって「好きだ」って言っている姿、ライブの時になかなかこっち向いてくれない姿、あたかも「オオカミ」のようでずる賢い推しの姿。
そんな意味を含めたタイトルがつけられているのではないでしょうか…
3.5周年コンサートがもう目と鼻の先
ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。いよいよ結びに入ります。考察を終えて改めて曲を聞くと、感じ方がかなり違いましたね。歌詞を聞くたびにいろんなシチュエーションが思い浮かぶんです。他の楽曲も考察してみたいもんです。
そして!5周年コンサートが!
もうすぐ行われます!!!!!
『ヒロインとオオカミ』、やってほしいなあと願っています。
皆さんもそれぞれの推しに向けて「大好きの呪文」
誰よりも大きな声で愛をこめて届けちゃいましょう!
きっときっと、推しに「エクストラホットな愛」が届くことと信じて…
それでは!またの機会に会いましょう~
ありがとうございました!
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