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停まれる駅を探して
最近は、ちょっとばかり多忙な日々が続いている。
時間がない、やりたいことができない、ともっともらしい愚痴を並べたくもなる。
でも、それは所詮、言い訳だ。
振り返ってみると、時間はあった。
それはスマホで漫画を読んでいる時間や、無意味な動画をただスワイプするだけの時間があるからだ。
一日はたったの24時間しかない。
そのうち睡眠に8時間、食事に2時間、身の回りのことに3時間はかかる。
そして仕事が8時間。
もう残りは、3時間しかない。
その3時間を、僕は漫画を読んだり、動画を見たり、ゲームすることでつぶしている。
まさに、暇つぶしだ。
でも、そんな自分の選択を正当化したい気持ちを分かってほしい。
本当に疲れているときは、立ち止まることさえ辛いのだ。
今の自分に必要なのは、空いた時間に自分と向き合い、今のことを整理したり、新しいことを創造するようなクリエイティブな時間だ。
でも、立ち止まって自分と向き合おうとするだけでも、めちゃくちゃに疲れる。どこからどう整理したらいいかもわからないし、全体を見渡すだけでも疲弊してしまう。
だから、何も考えずに漫画を読んだり、動画をスワイプする。
漫画を読むことや動画をスワイプすることは、僕にとっては脳を働かせておらず、ある意味では休憩だ。
だから、正確には時間がないのではなく、
その時間、脳を働かせるだけのエネルギーが枯渇しているんだ。
そして今、少しだけエネルギーを使って、今の自分を整理している。
立ち止まるための駅が、ようやく見つかったんだ。
では、またいつか。
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