治りたくないという真相心理
たまに、ご自身で口にされる方いらっしゃいます。
「良くなったら皆が相手にしてくれない。」
よくぞ言葉にしてくれましたと思いますが、
本人の言うとおり、
「病気の私でいるメリット」がある場合があります。
そういう人達に関しての治療は、
周囲の方との関係性や、
ご自身との向き合いができるような治療をします。
「言葉」がけっこう大切であったり
もちろん、作業や体へのアプローチもします。
自立などもキーワードになってきますが、
いきなりそこに焦点を当てると、反発が起きますので、
ゆっくり少しずつ、やれるところから、
「楽しみ」「安心」「心地よい」を感じてもらいながら治療を進めていきます。
※全ての人に当てはまるわけでは無いので、
扱いや、病気の捉え方には注意が必要です。
子供から大人まで、また疾患の有無に関わらず治療をさせていただきました。未だ、精神科作業療法は発展途上の分野だと思っています。自身の経験を活かし、皆さんにココロとカラダの健康についてシェアしていきたいと思います。