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そのスカウトメールは、本当にその人を想っていますか?

こんにちは(こんばんは)。CASTER BIZ recruitingの便利屋さん澤田です。
ついこの前noteデビューしたと思ったらもう3本目です(ひまじゃないです)。
さて、今回は私が思うスカウトメールについてちょっと小言を言ってみようと思いました。もちろんこれから書くお話以外でうまく行っているケースもたくさんあると思っていて、こういう方法もあるよという一つの考えとしてご覧いただけたら嬉しいです。

※この記事は実績ありきでお伝えしている部分もありますが8割は個人の見解です
※媒体によって返信率への影響は前後いたしますのでご了承ください

よくあるスカウト文面

求人媒体でスカウトを送ろうと思ってデータベースを漁っていたら見つけたAさん。ものすごく欲しいスキルを持っていて、どうにかして会いたい!この人にスカウトを送ろう(返信来ますように…)。

こんなとき、きっと以下のような形で送付されている方が多いのではないでしょうか?というのは個人の見解ですが、割とよく見る形です。

はじめまして、突然のご連絡恐れ入ります。私株式会社●●で採用担当をしております●●と申します。この度、プロフィールを拝見し、これまでのご経験から弊社での●●のポジションでご活躍いただけるのでは無いかと思いご連絡をさせていただきました。
弊社は●●年に設立、△△△△をしている企業です。弊社の事業は〜〜〜〜です。
このポジションでは、□□□□□□をご担当いただきたいと思っております。
少しでもご興味をお持ちいただけましたら、ぜひ一度お会いさせていただけませんでしょうか?
▼返信フォーマット
 月 日 時 〜 時
 月 日 時 〜 時

株式会社●● 採用担当 ●●

文面はかなり割愛してしまいましたが、この文面が来た場合、私だったら最後まで読まずにそっと閉じます。なぜなら

- 全体的に文面が無駄に長い
- 事業についての話が長い
- 自分のスキルのなにが求められている部分に当てはまるのかわからない
- テンプレート感が強い

からです。

実際に返信率が12%上がったことのある例

1:文字数をトータル500文字以下にする
2:構成を変える
3:もっとその人に触れる

1:文字数を500以下にする

せわしなく過ぎていく日常の中で、1通のスカウトを長く熟読するケースは稀だと思っています。日本人が1秒で読める文字数がだいたい10文字(個人差あり)なので、500文字程度で1分以内。そのくらいであればサクッと読んでもらえるケースがあると感じています。

朝、通勤電車の中で、たまたま開いた見知らぬ企業からのスカウトが機械的に書かれた1000文字くらいの内容だったら、読もうと思いますか?
※ただし数値向上は、媒体によって前後します。

2:構成を変える

求人を見れば理解できる部分は基本的に本文から割愛します。
・はじめまして(30-50文字)
・こんなことをしている会社です(100字)
・これからこうしていきたい/アトラクト (150字)
・その中であなたのこのスキルが必要(150字)
・だから、会っていただけませんか?(50字)
ざっくりですがこんなイメージです。(文字数はこんなにうまくいきません)

3:もっとその人に触れる

先ほどのよくある文面の内容だとほとんど触れていません。媒体によっては、触れるほどの情報がない場合もあるので、仕方ないとは思いますが、触れられる情報量があればできるだけ入れてあげたいと思っています。
ただし、中途半端に触れるならそこまで返信率は変わりません。

中途半端例:●●社での●●のご経験を拝見し〜〜〜
しっかり目例:●●社での●●の事業の△△のご実績や、これから先□□□をされたいと記載されていたことから〜〜

など。ポジションやレイヤーによってかなり変わってきますが「ちゃんとみて、こう思ったから送ってるよ」って伝えたいですね。
※こちらも数値向上は媒体によって前後します。

求人媒体のデータベースは有限です

採用担当の方がダイレクトリクルーティングに時間を割くことが難しいのも日々たくさんの方にお会いする中で実感しています。そして、もちろん方法の一つとして、大量送付をして全員に会うというやり方もあります。
弊社のボスもよく言いますが、データベースは有限です。無限に日々違う人が出てきて大量に送付できるものでもありません。

幅を広げた1000人に送って20-30人に会って1人も採用できない……
それなら、ピンポイントの100人に送って10人に会って1人採用できた!

そういうやり方をしてみても良いのではないでしょうか?


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