金木犀おばあちゃんと通帳おばあちゃん
朝、出勤するためにバスを待っていた。
バス停で目の前のベンチに座ってたおばあちゃんが、立ち上がって垣根まで歩いて、金木犀の匂い嗅いで、ベンチに戻った。私は心の中で「いい匂いだよね」と思った。
その後すぐに、その隣に通帳を眺めるおばあちゃんが座った。
しばらくすると、「もうなに!!!」「金木犀!!!」という2人のおばあちゃんの絶叫が聞こえて、私は驚いて2人の様子を見た。
すると通帳おばあちゃんは「もう!いらんことばっかり言わんといて!!!」と金木犀おばあちゃんにブチ切れ