旅行の日程を作る上で覚えておきたいこと。

旅行の日程を作る上で覚えておきたいこと。
乗換案内アプリは、万能ではないということ。
もう紙の時刻表なんて買わないよねぇ~と思って、私もしばらく経つのですが、最近思うのは、紙の時刻表も買うべきだと思うのです。

それも、もし気軽な旅行ではなく、自分の中で一大イベント的な旅行をするのなら。

では、なぜそう思うようになったのかと言えば、
先ほども言いましたが、万能ではないから。

時刻表アプリは、各社似てはいますが同じではないのと。
全部の駅毎に、こまやかに乗換時間が考慮されている訳ではなく、ざっくりとこれぐらいで乗り換えられるだろうという設定になっているから。
有料版を使っている方なら、ナビ機能もあるので、有用かもしれませんが、無料版を使っていて、ざっくり乗換時間で、乗り換えられなかったら悲劇です。かと言って、のんびり設定にして、そもそも乗換可能な列車同士が表示されないのなら、何のために検索しているのかさえ分からなかくなってしまいます。

検索アプリででた結果でも、実際は走っていないこともあるし
逆にアプリの結果にはでていないけど、列車が走っているということも起きています。

検索アプリででた結果でも、実際は走っていないこともあるし
これは、コロナ禍という特殊な状況だけではなく
雪害などでの計画運休などは時刻表データには反映しません。

駅に行ったら走っていない。
なんていうこともSNS上で散見されていました。

例えば、乗換案内の結果には出ていないけど列車が走っている場合

ナビタイムWEB版より

この日は、臨時列車が運行されているので、小出11:26⇒15:46会津若松という列車が表示されてもよいのですが、どこのアプリで検索しても表示されません。

では、なぜ起こるのか?

検索アプリを提供している会社は、日々、鉄道会社から直接時刻表データを受け取っているのではなく、時刻表の出版社から月毎にデータを受け取って更新しているから、発生するタイムラグによって生じてしまうのです。

その他に不具合(いわゆるバグ)や仕様で表示されない場合もあります。

例えば ジョルダン
横川~軽井沢間にJRバスが走っているのですが、ナビタイムでは、様々なパターンでも正しく検索されました。
が、同じ区間をジョルダンの乗換案内で検索すると
時刻表は収録されてようなのですが、ある条件を入れると
時刻表が非対応になるようで、(時刻表未対応)となってしまっています。

ジョルダンWEB版より

これに気づければ、他の方法で探したりもすれば、悲劇を回避することもできますが、場合によっては、最終列車に接続できない場合や、目的地に予定通りに到着できない場合され起こりうることなのです。

この例はジョルダンで起きますが、ではナビタイムなら万全か?と言ったらそうではありません。例えば、ナビタイムでは、大宮から盛岡までを検索するとやまびこ号は、表示されません。
タブを切り替えたら表示されるかも知れませんが、人によっては全く見つからない列車にもなってしまうのです。
JR東日本パスで、全車指定席のはやぶさ・こまちを避けて、検索しようとすると、非常にやっかいです。
ナビタイムのアプリ版検索にJR東日本パスという条件指定が追加されたのも、そのような仕様を考慮してのものなのでしょう。※WEB版にはこの検索条件は追加されておりませんでした。

表示されない臨時列車などがあることを知っておけば、鉄道会社のホームページに発表されている時刻を参考にして旅程を立てることが可能になると思います。

アプリがさらなる進化をして、安心して使えるようになるといいですね。

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