母になる。

私は もうすぐ母になる。

思い描いていた妊婦さんは
つわりがしんどそうなイメージはあったけど、
それ以外はふわふわ幸せそうなイメージしかなかった。
てっきり心穏やかにトツキトオカ、
我が子を抱けるその日を待つもんだと。


実際は

いつ終わるかわからないつわり

これから体調がどうなっていくかわからない不安

胎動を感じられるまでは毎日流産の心配。
本当にお腹の中で生きてる?

日々変わっていく体型について行かない気持ち

つわりが終わっても次々と起こる
マイナートラブル

命懸けの出産への漠然とした恐怖

色んな気持ちや身体の変化と闘いながら
10ヶ月を過ごすのだ。


いつかは子どもを産みたいという
思いはあったけど、
妊娠発覚した時一番に頭によぎったのは
" 嬉しい と どうしよう"
だった。
大好きな相手と結婚して、
望んでいた生命なのに
それでも戸惑った。
自分の身体の中でもう1つの命が作られていく
というのは何とも不思議であり、恐怖だった。



もちろん、何事にも代え難い
幸せな気持ちも沢山。

健診毎にどんどん人間の形が出来上がっていくお腹の子の成長

性別がわかると急に湧く実感

日々感じる胎動への何とも言えない愛おしさ

水通しした服の何とも可愛いこと

まだ会ったこともない君の事が
とっても愛おしくて、大好き。

どんなお顔をしてるかな。
目は、鼻は、耳は?
お父さん お母さんどっちに似てるかな?

お産は本当に命がけ。
怖いけど生きて会おうね。
一緒に頑張ろうね。

さて、どんなお産になるかな。
毎日ドキドキしながら"その時"を待つ。

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