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シータモルトのお話


0-挨拶


どうも、おすうしです。
皆さん、デュエプレやってます?
新弾が追加され、各々が自慢のデッキを作り上げ新環境の中戦っていると思います。
もちろん私もその1人なのですが、私が新弾で一番最初に使いたいなと思ったのは《龍覇グレンモルト》でした。

かっけえぜ

紙の頃からお世話になっており、ドラグハートのカードパワーを知っているからこそこいつと一緒に戦っていこうと思った訳ですね。

と言うことで今回は、この《龍覇グレンモルト》を自分なりに最大限活かしたデッキ、シータモルトについて解説していこうと思います。
一応マスター帯で9連勝したデッキなので、ある程度の自信はあります。だからと言って勝てなくても叩かないでネ。

1-デッキ解説

まず自分が使っていたリストはこんな感じ。

割と見飽きてるかも…

色々つっこみたいとこはあるでしょうが、とりあえず落ち着いて読んでもらえると幸いです。
では一枚一枚話していきます。

《霞み妖精ジャスミン》×4
《フェアリー・ライフ》×4
《ピクシー・ライフ》×1
言わずと知れた初動枠となります。
個人的に8じゃ少なくて10だと多く感じたのでこの配分。ここは好みが分かれるところなんで自分の納得がいく調整をしてください。

入れ替え候補として《ワカテキャロット》などの手札からマナに置く代わりに盤面にクリーチャーが残るタイプのカードがありますが、このデッキは手札の枚数と質が勝利に直結するため不採用です。実際3ターン目からビートダウンをしたいと思ったことは一度もありませんしね。

《終末の時計ザ・クロック》×4
言わずと知れた最強トリガー。
お互いに殴り合いになった時にこのカードが入っているか否かで大きく勝率が変わるので4確定。

相手の《母なる大地》で釣られると言う危険性こそありますが、それを考慮した上で入れた時のメリットの方が高すぎるので私は採用します。《母なる大地》がガッツリ4入ってるデッキなんてビマナ系統しか存在しないので、環境がビマナ一色になったとしたら抜きましょう。

《爆鏡ヒビキ》×3
コントロールや同型対面に広く刺さり、自身もクリーチャーであるため早期のビートプランを組む際にも役に立つ一枚。
実際ビマナ相手はヒビキを立てて盾を詰めれば概ね勝てるのでとても優秀。パワーライン3000もなかなかやりおる。
ただし後手だと強さが半減し、また後半に引いた時にえげつないくらい邪魔になるので3枚にとどめています。ここも環境次第でいじりたい枠の一つですね。
《ドンドン吸い込むナウ》×4
サーチも除去もできる万能トリガー。
大抵の場合は2コスブーストから繋げて《超次元リュウセイホール》を拾いに行きます。
ただし盤面にクリーチャーがいなかったり、すでに後続を手札に確保できてるなら後述する《フェアリー・シャワー》の方が強い場合が多いです。ここは状況に応じて打ち分けていきましょう。

《フェアリー・シャワー》×4
汎用リソース稼ぎ呪文。
2コスブーストから繋げた時が一番強く、先ほども述べた通り手札の質が勝利に直結するデッキなので4枚。あと色も強い。
ただし後半になればなるほど弱くなっていくカードでもあるので(リソースが細い時は別)、《ドンドン吸い込むナウ》よりは序盤においてプレイ優先度が高い。

《モエル鬼スナイパー》×3
主に同型や白単、黒単などをボコボコにできる一枚。
特に白単においてはこのカードをプレイするだけでその後のゲーム展開がだいぶ楽になる。逆に抜いてしまうと《剛厳の使徒シュライバー》に手も足も出なくなるので抜くことは正直お勧めしません。
ビマナこそあまり意味はないものの、それ以外の対面では基本腐らないのである程度の枚数とっても言うて邪魔しないですし、手札次第では一緒に盾を詰めてくれる仲間になるのでかなり信頼できる一枚だと思ってます。

《超次元リュウセイ・ホール》×4
言わずと知れた超強力呪文。スタン落ちギリギリなのにここまでの存在感はなってるのだいぶやばい気がする。
このデッキだと2点クリーチャー投げつけたり、ブーストを選択して《龍素記号srスペルサイクリカ》に繋げたりとあらゆる行動をより強化してくれるため流石に4枚必須。と言うかこのカードのためにシータにしたまである。
ちなみに《龍素記号srスペルサイクリカ》が絡むと凄い勢いでこのカードが回るため、結構簡単に《唯我独尊ガイアール・オレ・ドラゴン》が揃います。
《龍覇グレンモルト》とは別ベクトルで高いフィニッシュ性能をもつため、どっちでフィニッシュするのかは常に考えながらプレイしましょう。

《龍覇グレンモルト》×3
多分みんなが突っ込みたいのはここなんじゃないでしょうか。なんで3枚なんだよと。
これにはちゃんと理由がありまして、シンプルに4枚いらないからですね。
確かに《龍覇グレンモルト》は強力なカードです。
《銀河大剣ガイハート》を絡めた高いフィニッシュ性能はもちろん、《将龍剣ガイアール》で一度貯めるプランも強いです。
しかしシータモルトがここまで環境で暴れてる以上、他のデッキがシータモルトを対策していないわけがないんですね。つまり何が言いたいかと言うと、とっとと盤面作って《龍覇グレンモルト》を投げるだけじゃ勝てなくなってるわけです。それでいて同型対面は先行ゲーになりやすいですしね。
だったら無理にフィニッシュ狙いに行かずに一度相手の盤面を整理してから殴る方が勝率が高いのは言うまでもないでしょう。となると序盤は《龍覇グレンモルト》はお荷物になってしまうことが多いんですね。となるとそこの枠を割いて他のカードに回した方が合理的と言う判断をした次第です。
「サポート方面も強いだろ!!エアプか??」と言いたい気持ちもわかります。でも流石にサポート特化のカードには勝てないんですよ。彼はただの《龍覇グレンモルト》であって《最終龍覇モルト》じゃないんです。
まあそう言った理由で3枚に減らしました。正直周りのサポートが強すぎるので3枚でも大体引けるし、先述の《唯我独尊ガイアール・オレ・ドラゴン》や後述する《龍覇グレンリベット》などでフィニッシュすることも多々あるためこの枚数で満足しています。

《龍素記号srスペルサイクリカ》×3
新弾最強カードの一角。
このデッキでは強力な汎用呪文(主に《超次元リュウセイ・ホール》)を連打することでリソース勝負で大きく勝ちに行くだけでなく、盤面に残るwブレイカーと言う打点としての役割も持つスーパーカードです。
特に《超次元リュウセイ・ホール》と絡んだ時は本当にやばくて、盤面に4点分を残しながらリソース確保や除去を行えるだけでなく、先ほども述べた《唯我独尊ガイアール・オレ・ドラゴン》のプランもだいぶ現実味を帯びるため勝利がぐっと近づきます。流石にカードパワーが他と違いすぎる。

《ボルバルザーク・エクス》×1
《龍覇グレンモルト》と合わせると簡単に5点分を用意できる凄いカード。
一枚しか入れてない理由は、《龍覇グレンモルト》のところでも語った通りそこまで攻撃的にしても勝てないことが多いと言う単純な理由。あと7マナ時までこのカードと《龍覇グレンモルト》を頑張って抱える動きがどうしても強いと思えないんですよね。手札要求値の割にST一枚で止まってしまうし。
しかしやはりこれもロングゲーム(面の取り合い)になった時に突破口となってくれるカードであるため一枚のみ採用。このデッキは普通に山掘り能力は高い方なので欲しいと思ってサーチ札回していれば大体引けます。

《龍覇グレンリベット》×2
このカードの主な役割は《永遠のリュウセイ・カイザー》で詰まないようにすることです。
まあ回してる人ならわかると思うんですけど、このデッキめちゃくちゃ《永遠のリュウセイ・カイザー》が重いんです。構成によってはそのまま詰みます。
そこをカバーしてくれるのがこのカード。《将龍剣ガイアール》を装備することで楽々処理できます。
またそれだけにとどまらず、他クリーチャーで先に一点だけ刻んでおくことで他の2点クリーチャーと一緒にリーサルを組むことができるのも強いポイント。《龍覇グレンモルト》を上から踏めるのも偉いです。あと稀にマッドネス効果が火を吹きます。

《神光の龍槍ウルオヴェリア》×1
他の超次元カードは異論ないと思いますがこれだけ一応。
まあ役割としては単純で、敵がエクス+モルトで突っ込んできそうと判断した場合に装備して立てます。これだけで簡単にリーサルが止まるのでおすすめです。ただし《銀河大剣ガイハート》で普通に突っ込んだ方が強いことも多々あるのでここは臨機応変に装備しましょう。

2-終わりに

いかがだったでしょうか。
自分のリストは他の人から見ると異質だと思うのであまり理解はされない気もしますがどうか参考になれば幸いです。
反響が多ければ各対面におけるプレイの話もしたいと思います。あと不採用カードなどについてももしかしたら話すかも。
それではここまで読んでくださりありがとうございました。

EX.あまりに地獄のような環境(10/4追記)

なんやかんやでこの記事を見てくださっている方が少しはいるらしいので、追記していく形で語っていきたいと思います。本当にありがとう。
これからも無料ノートとして最大限頑張っていきたいと思っているのでどうか読んでいただけると嬉しいです。
まあ雑談はこのくらいにして。
とりあえず、今の《シータモルト》が生き抜くにはどうしたらいいかを考えるために、現環境のおさらいから始めます(環境の流れがあまりにも早すぎるので明日にはもう変わってる可能性あり)。

新弾発売から数日。環境は一切固まらず常に荒れている状態です。まさに地獄ですね。
その中でも新弾によって新たに生まれたデッキタイプ、《大地サイクリカ》と《シータモルト》は発売日からずっとトップを走り続けています。
《シータモルト》は高い火力を内包しながらもある程度のロングゲームにも付き合っていける戦闘継続能力が武器で、小型を放置すれば《龍覇グレンモルト》によるワンショットが、こまめに処理すれば《超次元リュウセイ・ホール》+《龍素記号srスペルサイクリカ》によって大きくリソース差をつけられそのまま押し切られるという強力な2択を迫れるデッキタイプとなっています。
一方、《大地サイクリカ》はいわゆるコントロールデッキになっており、一定以上のST率を保ちながら《龍素記号srスペルサイクリカ》+《母なる大地》+《偽りの王ヴィルヘルム》が揃うと毎ターンマナとバトルゾーンが吹き飛んでいくという擬似的なロックが完成してしまうという強力なデッキで、シンプルに一枚一枚のカードパワーが高いためパワーの押し付け合いにも勝ちやすいという強みもあります。

さて、この2強によって環境は固まっていくと思われていたデュエプレですが、そこに打倒2強を掲げ名乗りを挙げた“無法者”がやってきました。
その名は《墓地ソース》。
初動の多さによる安定性とつきにくい手札による戦闘継続能力、そして現環境への刺さりが良い《暴走龍5000GT》の存在などによって、まず《シータモルト》はぐちゃぐちゃにされます。
私も最近よく当たるようになったのですが、本当に勝てない。盤面を立てながらとっとと走り切ろうとしても《疾封怒濤キューブリック》によってついでのように阻まれますし、除去によるコントロールをしようとすると普通にSA集団に殴り飛ばされ死亡します。
また《大地サイクリカ》も不利とは言わないものの絶対に有利かと言えばそうではなく、基本的には5分の対面を強いられます。というかこういうコントロールデッキは大体殴るデッキ全ての対面においてトリガーを引くか引かないかなので、これは《墓地ソース》だから5分というわけではないです。デュエプレの速攻デッキ、みんな全然リソース尽きないインチキデッキだし。
まあそう言った形で《墓地ソース》は環境トップに降臨し、10/4時点ではかなり母数の多いデッキになりました。また同時に《シータモルト》は大きく数を減らすことになります。私にとってこの環境は、自分の構築が同型対面を重く見ていた形だったのもあいまってかなりしんどかったですね。
では今度は《大地サイクリカ》と《墓地ソース》の殴り合いになるかと言われるとそうではなく、今度は《墓地ソース》や《大地サイクリカ》にかなり刺さるメタクリーチャー、《制御の翼オリオティス》を一番強く使えるデッキである《白単アガピ》が数を増やしています(多分)。昨日の夜から今日の朝にかけて明らかに当たる量が増えていたためまあ復権と言っても差し支えないでしょう。
実は私も《墓地ソース》増加につき《シータモルト》が全く勝てなくなったことから、上振れ次第で多くのデッキに有利が取れる《青単ジャバジャック》に切り替えており、実際それでレートは盛れたんですが《白単アガピ》だけはどうしても勝てなくて大きく盛れることはなかったんですね。
私以外に《青単ジャバジャック》を使っている人と当たらなかったのでこのデッキが環境にいるかと言われると怪しいですが、まあ当たりよりのデッキであったことは間違いないはずです。実際ある程度は勝てたしね。
つまり何が言いたいかというと《墓地ソース》と《青単ジャバジャック》に有利が取れる《白単アガピ》はこれからもっと数を伸ばすことが予想されるわけです。また《大地サイクリカ》も超次元ゾーンに《制御の翼オリオティス》が刺さらずに盤面を処理することができる《ブーストグレンオー》の採用が必須になると思います。また《剛厳の使徒シュライバー》もかなりしんどいので《霞み妖精ジャスミン》を残しておくプレイや、《シータモルト》対面にも強い《モエル鬼スナイパー》を採用するのも悪くないかもしれません。
こうして《白単アガピ》が増えてくると、ここに有利が取れる《シータモルト》が帰ってくるわけです。あとはこれの繰り返し。
ここまで読んでくれた皆さんはなんとなく気づいているでしょうが、そうです。この環境明確な勝ちデッキが存在しません。なので連勝して一気にポイントを稼ぐってことができないんですね。ぶっちゃけ過去1しんどい環境な気がします。まあお互い頑張っていきましょう。

EX2.《シータモルト》の明日はどっちだ(10/4追記)

じゃあ結局《シータモルト》はどうやって生きていけば良いのという話になるんですが、これに関してはぶっちゃけどの対面を拾いにいきどの対面を捨てにいくかで大きく分かれます。
今一度《シータモルト》の相性をまとめますと

有利
・白単(《モエル鬼スナイパー》採用前提)
・ドラゴン系統
・刃鬼
・前寄せのモルト系統
5分
・同型
微不利
・大地サイクリカ
・青単ジャバジャック
不利
・墓地ソース
こんな感じかなと思います(筆者の主観が大きく入ってるので間違ってても叩かないでね)。
ただ正直《シータモルト》というデッキタイプは、《龍覇グレンモルト》という単独で完結したフィニッシャーを持つため環境によっていくらでも枠を変えられるのが強みなので、構築によってこの相性表は簡単に変わります。
ここからは人によると思いますが、私の意見としてはとりあえず《墓地ソース》は捨てるべきな気がします。いくら相手次第で構築を変えられると言っても、不利を有利に持っていくのは多大な労力を消費するので、ここは捨てた方がいいのかなとは思っています。
それでいて他のデッキを見ていきましょう。
まずなんとかしたいのは人気アーキタイプである《大地サイクリカ》と同型対面。ここは本当にずっと当たるので対策しないとけちょんけちょんにされるのは目に見えています。
しかしここを突破するのはなかなかしんどく、《大地サイクリカ》なら《超次元シューティング・ホール》+《レッド・ABYTHEN・カイザー》や《ボルバルザーク・エクス》の増量、同型なら《終末の時計ザ・クロック》や《モエル鬼スナイパー》の増量などが対策として挙げられますが、見たら分かる通り《大地サイクリカ》に刺さるカードは《シータモルト》に刺さりづらく、《シータモルト》に刺さるカードは《大地サイクリカ》に刺さりにくいんですよ。《熱血龍バトリベンジ》なんかは両方に刺さる数少ないカードですが、その分デッキパワーは大きく落ちますし、逆に他のデッキには一切刺さりません。
つまるところどっちも完全に対策する、なんていうのは鼻から無理な話というわけですね。まあだからこその2強だったわけなんですけど。
ここから先は完全に好みなので人によると思うんですけど、先ほど述べた《シータモルト》に対するメタカードたちってまあその他のクリーチャー並べて殴るみたいなデッキ(他のモルト系列とか、青単ジャバジャックとか、白単とか)にもよく刺さるんですよね。
だったら《大地サイクリカ》も捨てて(少しは対策するけどガッツリはしない)、同型や他の有象無象を倒しに行ける方がいいなと思い、自分は最初に出したような同型絶対倒す《シータモルト》を作った次第ということです。
まあ正直これは好みの話ですし、ランク帯によっても当たる相手って全然違うと思うので、あなたのいる環境に合わせてチューニングしましょう。
一応《大地サイクリカ》絶対殺すデッキとして《シータモルト》を作るなら、みたいなリストも貼っとくので参考程度に。

剣ガイアール削ってアンタッチャブルでもいい気がする

では今回はこの辺で。また新しいデッキタイプが生まれたり環境に変化ができたらどんどん追記していこうと思うので、よかったら拡散お願いします。
ここまで読んでくださりありがとうございました。

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