おいてけぼり
貴方は私を置いていってしまった
どこか遠く?
もしかしたら近くにいるの?
貴方の声を聞いた時
それは私の真ん中を通り抜け
この気持ちは揺らぐことがないだろう
そう思った
ある日、貴方が死んだ
あれは今でも事故だったのだと
そう信じている。
貴方の声を思い出すと
とても辛くなるから
もう思い出さない様にしてる
私の頭の中で
急に貴方の声が鳴り響く
貴方の笑顔が浮かび上がる
私はハッとする
どうしようもないこの気持ち
あの初夏の蒸し暑さの中に
私はまだ居続けている
あの時の若さのままで
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